木高の日々の様子

2017年11月の記事一覧

弓道部、千葉県高校新人弓道大会

 平成29年11月11日(土)女子、12日(日)男子、千葉県高等学校新人弓道大会が行われ、1年生3名が出場しました。2年生は修学旅行のため、この大会に参加することはできませんでしたが、地区予選で出場権を得た1年生が頑張ってくれました。
 女子個人出場の中島涼子さん、池田華音さんは予選を4射1中で通過できませんでしたが、男子個人で園木貴裕くんが予選で4射皆中し、決勝に進出しました。結果は4射2中で惜しくも敗退しましたが、入学して7ヶ月ほどでの県大会出場は立派だと思います。
 弓道部は部員も多いため練習時間があまりとれませんが、少しでも多く矢数をかけ稽古して、春に行われる大会を目指して欲しいと思います。
 
     

修学旅行 4日目

  修学旅行最終日は、首里城公園と国際通りの散策です。現在、 首里城は漆の塗り直し工事を行なっており、雨足も強かったため、内部の展示中心の見学となりました。装飾品や漆芸品を見て、文化の違いの一端を感じ取ることができたようです。また、国際通りではお昼休憩を兼ねて、最後の自由行動を満喫しました。
  さて、2年生の皆さん。那覇空港で解団式を行い、後は気をつけて帰宅するだけです。結団式で年次主任より話のあった、修学旅行における3つの柱「平和学習」「テーマ別学習」「集団行動を学ぶ」は、皆さんそれぞれの中で達成できたでしょうか。お土産とお土産話を持って久しぶりの家に帰ったら、ぜひ振り返ってみてくださいね。

修学旅行 3日目

  3日目のテーマ別研修では、クラスの枠を取り払って編成した85の班が、各々の計画に沿ってタクシーで行動しました。カヌーに乗ってマングローブ観察をしたり、民家で沖縄の家庭料理づくりを体験したり、米軍基地を訪れて説明を受けたり…ここには全て書ききれませんが、インターネットで検索してもわからない、「現地だからこそ得ることが出来る学び、発見、感動」のある1日になったことと思います。
  ホテルに帰ってきてからは、目の前に広がるビーチで1時間程度の自由時間を取りました。残念ながら天候にはあまり恵まれませんでしたが、ここまで予定通りの行程を進めてくることができました。修学旅行もあと1日、気を引き締めて無事に帰ってきたいと思います。

修学旅行 2日目

  修学旅行2日目の前半は、昨日に引き続き平和学習を行いました。轟壕、山城本部壕、クラシンジョー、ヌヌマチ壕の4つのガマを2クラスずつに分かれて訪れ、実際に中に入る体験をしました。低い天井に気をつけてたどり着いたガマの奥は、懐中電灯の明かりを消すと本当に真っ暗で、沖縄戦当時に避難していた人々の追体験をすることができました。
  ガマ見学の後は読谷村に移動し、地域ガイドの比嘉涼子さんにご講演いただきました。チビチリガマとシムクガマ、住民の生死を分けたのは一体何だったのかを生徒たちと考えながら、「命どぅ宝」という考え方について力強い口調でお話しいただきました。旅行委員長の土屋さんからは「思わず目を背けたくなる事実から、目を逸らさないことが平和への第一歩だと思います」という言葉とともに、年次の生徒全員で作った千羽鶴をお渡ししました。
  風月楼本店でお腹を満たしてからは、美ら海水族館に向かいました。テレビで見たことのあるジンベイザメの展示を見て、お土産もたくさん買い、元気を充電していよいよ明日は班別テーマ学習です。

修学旅行 1日目

   待ちに待った修学旅行が始まりました。これまで、修学旅行委員を中心に事前学習や行程の検討を重ねてきましたが、その集大成となるような、実り多い4日間にしていきたいと思います。
  1日目の今日は、沖縄本島南部での平和学習です。始めに平和祈念公園を訪れ、ガイドさんに案内していただきながらクラスごとに公園内を散策しました。摩文仁の丘にある房総之塔に祈りを捧げた後、平和の礎、平和の広場を見学し、平和祈念資料館へと向かいました。生徒たちは実際の資料や生存者の証言を目の当たりにし、信じられないような沖縄戦の悲劇が、この地で起こった事実であることを痛感しているようでした。
  次に向かったのは、ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館です。こちらでもじっくりと熱心に展示を見学する生徒たちの姿が見られ、同じ年代で亡くなっていった少女たちに想いを馳せていました。
  見学の後は、宿泊地の南西観光ホテルで夕食をいただきました。ラフテーや沖縄そば、ジーマーミ豆腐などの沖縄料理も登場し、「沖縄に来た!」という実感がますます湧いてきたのではないでしょうか。