スーパーサイエンスハイスクール

SSH生徒研究発表会

8月6日(火)~8日(木)

 神戸国際展示場でSSH生徒研究発表会が行われ、課題研究を行う「探究KISARAZU-SⅡ」、「探究KISARAZU-SⅢ」で2年間取り組んだ研究を理数科3年生4名が発表しました。テーマは「光によるメダカの性転換」で、ミナミメダカの受精卵に緑色、赤色の光を3ヶ月間当て、その後、遺伝子型および表現型による雌雄の判定を行い、両者が一致するかどうかを調べて、性転換したかどうかを確認しました。

 2日間にわたり、休憩時間の間もポスターの前には先生方や高校生がたくさん並んで、発表を聞いていただき、「性転換を観察することはできなかったが、興味深い研究で、今後に期待を持てる。」という感想をいただきました。特に大学の先生からは「きちんと課題研究に取り組んでいて、その姿勢は大学での研究につながる」というご意見をいただきました。

 後輩達が研究を引き継ぎ、「メダカの性転換」を発展させてくれることを期待します。

 

生徒の感想

・SSH生徒研究発表会に参加させて頂きました。研究内容を自分の学校だけでなく、全国の高校生に発表することは貴重な体験となりました。専門家や、審査員の方々にたくさんのアドバイスと賞賛の言葉を頂いたことで視野が広がり、自信につながりました。また、レベルの高い発表を見学できた経験は刺激となり、今後の学習に活かしていきたいです。木更津高校の代表として参加できたこと、とても誇りに思います。

・どの高校も非常に興味深い実験を行っていた。説明を補助するための小道具を使うなどの工夫がされており、初めて聞く人にも伝わりやすい発表がたくさんあった。全体会でのパワーポイントを使用した発表はどれもすばらしく、質問対応等も自信を持って行っており、高校生とは思えないような発表内容だった。

・ポスター発表において、審査員の方々や研究者からの質問やアドバイスにばかり対応してしまい、他の高校生や一般の方々への対応が疎かになってしまい、せっかく興味を持って足を運んでくださった方々にポスター発表が出来なかったのは残念だった。