スーパーサイエンスハイスクール

SSH研修会 Ⅲ期に向けた人材育成方針

2025年5月20日(火)SSH第Ⅲでめざすべき「人材像」「必要な力」「事業案」について、KJ法を用いて協働的に検討し、方向性について考える校内研修を実施しました。まず、校長の永井より、SSHの現状、Ⅲ期・Ⅳ期に向けて必要なこと、県外を含めた他校の実践事例の紹介が行われました。次いで科学教育部長より、Ⅱ期の概要について、本研修の目的であるⅢ期に向けてのアイデア出しについての説明を受けました。その後は、Ⅲ期の目標について各職員がアイデアを付箋に書き出し、班ごとに模造紙上で共有・分類・カテゴリ化していきました。和やかな雰囲気の中、お互いの意見を共有しながらカテゴリ化していく中で、新たなアイデアが浮かぶ班も多くみられました。最後は、各班で出たアイデアをパワーポイントのスライドにまとめることで、意見を全体で共有しました。各班からは、「原動力(エンジン)」、「人生の土台」、「テクニック → クリエイティブ → コミュニケーション」などと多様なアイデアがみられ、これらは職員全体で教科横断型の研修を行ったからこそ生まれるものだと感じました。最後は、各班が出したアイデアをもとに具体的に取り組む事業案を考えました。これについても班ごとにまとめ全体で共有する中で、「小中学校のへの生徒の出前授業」、「企業とのフィールドワーク」、「1~3年の縦割班での研究活動」など多様な事業案を考えることができました。研修の最後に科学教育部長より「一部の職員では思いつかない意見が出ました。これをもとに職員全体でⅢ期をつくっていきたい。」と話があったように、本校のSSH事業が学校全体の協力で行われていること、Ⅲ期にむけても全職員で考えて作り上げていくことを改めて実感する研修となりました。今後も、職員全体でⅡ期の取り組みの充実とⅢ期に向けての事業案の検討をしていきたいと考えています。