スーパーサイエンスハイスクール

丸沼日光野外実習(3日目)

8月19日(水)

 すべての荷物を整理し、朝9時30分からアサギマダラのマーキングを実施しました。2日目より短い時間でしたが、計100頭(雄84頭、雌16頭)のマーキングをすることができました。この3日間で計317頭(雄285頭、雌32頭)と、十分量マーキングすることができました。アサギマダラに興味をもつ一般の方が増え、現在では約50頭に1頭はいずれかの場所で再捕獲されるようになっているそうです。そのため、約6頭はどこかで再捕獲されるのではないでしょうか。

 宿舎に戻り、昼食等支度を済まして宿を出発しました。約1時間かけ、地理や地学の教科書にも写真が載っている「沼田の河岸段丘」を観察し、自然がおりなす地形の完成に感動しました。

 今回の野外実習は、3日間とも天候に恵まれ、すべての活動が予定通り実施できました。野外実習は天候に左右されてしまうことが多く、当日現地に行くまでどうなるかわからないことがあります。この3日間の活動内容は、夏休み明けの探究の授業でさらに洗練され、11月中旬頃、他の生徒や保護者の皆様へポスター形式で発表します。また、マーキングしたアサギマダラが再捕獲された場合、マーキングした生徒にお知らせしますので、ぜひ楽しみにしていてください(昨年度の最長移動情報は、90日かけて沖縄県本部町八重岳(直線距離約1560km)に到達しました)。

 

 

生徒の感想

・自分たちの実習班の研究テーマとなっている火山の岩石についての詳しい説明をたくさん話していただき、とても分かりやすかった。また、実物を見せてくださり、どのような構造になっているのかを話してくれて理解できた。環湖荘では夜にとてもたくさんの星を見れて、どの方角にどの星があるのかがわかった。

 

・今回の丸沼日光野外実習を通して、虫が苦手で人生で一度も虫取り網を持つということをしたことがなかったですが、初めて挑戦して無事アサギマダラを捕獲することができました。自分の手で虫を触ることに怖がりながらもマーキングできました。

 

・まず、私の班の研究テーマである華厳の滝の高さ測定で、今年の滝の水量が少ないことにより、ストップウォッチでの測定は不可能だと考えていましたが、「途中から湧き出る水量の多い一部分だけ測定してそれが全体の何%になるかを計算して導き出せばいい」という小泉先生の言葉を聞いて、色々な方法があるんだなと実感し、これからもしまた予定通りの測定、実験が出来なくとも他の方法を探してみる努力をしようと思いました。

 

・今回の実習での簡易的な発表を通して、自身の想像している探究と実際の探究の難しさの違いを自覚しました。それと同時に苦手な虫を若干克服することができるような良い合宿になったと思います。楽しいだけではない合宿になったのは講師の先生及び環湖荘の方々のおかげです。ありがとうございました。