スーパーサイエンスハイスクール

KISARAZU開拓ラボ「カレーを手で食べてみよう」

 令和6年12月14日(土)、校内にて開拓ラボを開催しました。テーマは「カレーを手で食べてみよう」、1年生18名が参加しました。
 午前中は、カレーの国インドを中心に、南アジア地域について、気候の特徴や宗教などを確認しました。他クラスの生徒と一緒に、グループに分かれての活動でしたが、それぞれが進んでコミュニケーションを取りながら学びを深めることができました。
 その後、調理室に移動し、いよいよお待ちかね!スパイスの香りに包まれながらカレーづくりの始まりです。粉末状ではないさまざまな香辛料を実際に見たり嗅いだりして、焦がさないように気を付けながらじっくり油に香りをつけていきます。具材を加えて煮込んでいる間、チャイでほっと一息。最後に味を整えたら完成!ご飯は南アジアの香り米バスマティライスと、各班が持ち寄ったジャポニカライスをそれぞれ炊いて食べ比べてみます。

 いざ実食。勇気を出して、指先でカレーとご飯を混ぜ合わせ、口に運びます。最初は抵抗があった人も、食べ進めていくうちにだんだんと慣れてきて、「料理を手でも味わう」という奥深さを体験することができました。
 午後は、メンバーで感想を共有してから、南アジアの歴史と世界の食文化について考えました。
 本講座に参加したメンバーが、これからも世界のいろいろな文化に興味を持ち、視野を広げていくことができたら良いなと思います。

カレーを手で食べてみよう