スーパーサイエンスハイスクール

KISARAZU開拓ラボ「バイオインフォマティクス実習」

7月12日(金)、希望生徒20名(1年生17名、2年生1名、3年生2名)を対象に、「公益財団法人かずさDNA研究所」から3名の先生方を招いて、本校コンピュータ室で「バイオインフォマティクス実習」が行われました。

 生物の遺伝情報はゲノムと呼ばれ、DNAの中にA、T、G、Cの4種類の塩基配列の形で符号化されています。DNA塩基配列解析技術とともに発展してきたのが、膨大な生命科学データを解析するための「バイオインフォマティクス(生物情報科学)」です。

 実習では、パソコンとインターネットを活用して、SARS-CoV2(コロナウイルス)のゲノムをダウンロードし、遺伝子を探し、変異の広がりを追いました。また、配列のよく似たタンパク質を探し、アミノ酸配列の比較を行いました。

 

生徒の感想

・生物学に興味があって参加したけれど、自分が思っていた以上に楽しくて、新しい知識を得られるとすごく嬉しい気持ちになれた。もっといろいろなことを知りたいと思った。

・インターネット上で生物の遺伝子の研究ができることに驚きました。生物関係の大学に進んでみたいと考えているので、今回の内容はとても良い経験になりました。

・内容が難しかったけれど、生命の設計図について、人と、他の生物に共通する点があることや、以前から気になっていたDNAについての疑問が解決することがてきた、良い機会だった。

・インターネットを使って様々な生物のDNAの並び方、どれほどDNAが似ているのか、などを調べることが出来ることに驚きました。また、A,G,C,Tの並びが1つでも違うと性質が変わってくることも印象的でした。