スーパーサイエンスハイスクール

KISARAZU開拓ラボ「実験を通して学ぶ確率」

 12月17日(火)にKISARAZU開拓ラボ“実験を通して学ぶ『確率』”が本校で行われました。当日は1年次29名の生徒が受講しました。

 「画鋲」,「さいころ」,「トランプ」,「将棋の駒」,「カラーボール」,「くじ」などのグッズを用いた実験,「じゃんけん」や「ビュッフォンの針」(楊枝を投げて平行線と交わった本数を調べる)を実際に行うなど,何人かのグループで楽しく多くの実験を行いました。数学の授業中ではなかなか体験できない『実験』という形式の試みに生徒諸君も「新鮮な気持ち」で取り組むことができ,数学Aの「場合の数と確率」で学習したこと(計算によって確率を求めて期待できる回数などを調べる)の理解を確認することもできました。さらに,データを集計して,実験で得た数値が理論値と近いかどうかを調べてみる予定です。

 今後の数学の学習へのモチベーションの向上にもつながることと思います。

<生徒の感想>
・シックスダイスが楽しかった。いろいろな役があり,いろいろな楽しみ方ができて良かったです。
・「ビュッフォンの針」の実験では,4人で投げる人の順番を変えて計20回分の確率を調べることができた。だいたい同じくらいの確率になって面白さを感じました。とても楽しかったです。
・ただ確率を数値としてとらえるのではなく,今回のように実験を行うことで確率を目で見てとらえることができた。これからの数学の学習を,よりイメージをもって取り組めるようにしていきたいと思います。
*いただいた感想の中に,「イメージ」という表現を用いた生徒が10人もいました。その他,「シミュレーション」,「予測」,「感覚」「印象」など表現もありました。