海外研修Ⅱ期(2023年度~)

海外研修の活動

令和6年8月5日(月)~8日(木)

8月5日(月)

 2班に分かれての実験となります。まずはどちらもタイ米を炊いて温度を冷まし、二ホンコウジカビを混ぜるところからの作業となります。昨年度の実験で扱ったグラム数などを参考に材料を混ぜていきます。発酵させる準備が整ったら、温度を一定に保つことができるインキュベーターの中に米を入れ、24時間後に取り出し様子をみます。これにより、タイ米由来の米麹が完成します。

 

8月6日(火)

二ホンコウジカビの定着と増殖を、肉眼と顕微鏡で確認したのち、一方の班は甘酒にするためにもう一度タイ米と混ぜ、甘酒メーカーに約半日入れ、完成を待ちました。もう一方の班は、出来上がった米麹を評価する段階となりました。

 

8月7日(水)

甘酒メーカーに入れたものを、市販の甘酒2種類と比較しました。その時の評価を、生徒たちは工夫しながらまとめ、翌日8日(木)に、今回の実験について班員で意見を出し合い、今後の展望を考えました。

 

 今回の実験では、実験の手順、材料、評価の方法等すべて自分たちで考え、実験を行いました。作業中はどうしても日本語を使いますが、この手順・結果・考察は、英語でまとめ、夏休みの最後に発表する予定になっています。さらに、9月中旬ごろに大学教授に発表することにもなっています。ぜひ、自分の言葉で英語を使って発表できるよう頑張ってほしいです。