木高の日々の様子

修学旅行 2日目

  修学旅行2日目の前半は、昨日に引き続き平和学習を行いました。轟壕、山城本部壕、クラシンジョー、ヌヌマチ壕の4つのガマを2クラスずつに分かれて訪れ、実際に中に入る体験をしました。低い天井に気をつけてたどり着いたガマの奥は、懐中電灯の明かりを消すと本当に真っ暗で、沖縄戦当時に避難していた人々の追体験をすることができました。
  ガマ見学の後は読谷村に移動し、地域ガイドの比嘉涼子さんにご講演いただきました。チビチリガマとシムクガマ、住民の生死を分けたのは一体何だったのかを生徒たちと考えながら、「命どぅ宝」という考え方について力強い口調でお話しいただきました。旅行委員長の土屋さんからは「思わず目を背けたくなる事実から、目を逸らさないことが平和への第一歩だと思います」という言葉とともに、年次の生徒全員で作った千羽鶴をお渡ししました。
  風月楼本店でお腹を満たしてからは、美ら海水族館に向かいました。テレビで見たことのあるジンベイザメの展示を見て、お土産もたくさん買い、元気を充電していよいよ明日は班別テーマ学習です。