木高の日々の様子

会議・研修 書道の授業研究

3時限目に1年生の11・14・17Rの書道選択者の授業を見に行きました。書道の授業なので
字を書くのだろうと思っていたら,4限目に字を書き,3時限目は書の鑑賞をするとのことでした。
「楷法の極則」を伝えるものとして名高い欧陽詢の「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅうれいせん
めい)と,書風が「君子の書」と称された虞世南の『孔子廟堂碑』(こうしびょうどうひ)を比較
して,どんな印象を持ったか,人物に例えるとどんな外見か,視覚以外の四つの感覚で言うとどん
な感じか,どちらが好みか,などをグループ協議していました。ある生徒は,この授業を受けて書
写と書道の違いがわかったと言っていました。
ところで使用している教科書を見ていたら,どのような姿勢で書けばよいのかを説明した箇所の写
真がなんと本校の制服であることに気付きました。実はすでに卒業した生徒ですが,よきモデルと
して掲載されていたのです。当然ながら校章や年次章,上履きも本校のものなので,生徒は親近感
が湧くと喜んでいました。