木高の日々の様子

会議・研修 国語を教えるということ

大学の教育学部に興味のある3年生を対象とした千葉大学との高大連携講座第6回が,視聴覚室
でありました。今日の講師は千葉大学准教授森田真吾先生で「国語を教えるということ」という
題での講義でした。
先生は,職業柄,教員になりたいと思っている大学生と話をする機会が多く,そんな大学生から
「国語は答えが一つにきまってないから難しい」という言葉をよく耳にするそうです。もしそれ
が本当だとするなら,国語はいったい何を教えればいい教科になるのか?また,彼らのなかには
「文章を読んだり書いたりするのが苦手なので国語を教えられる自信がない」と言う人もいます。
そんな人たちが子どもたちに国語を教えるためにはどうすればいいのか?今日の講義では,こう
した「国語を教える」ことをめぐるさまざまな問題について,国語教育学の見地からお話をして
くださいました。
生徒たちは授業で国語を教わっていますが“国語を教えることを教わる”機会はなかったので,
特に教員志望の生徒にとって非常に有意義な講座となりました。