木高の日々の様子

LEDランプを使った点灯実験 大成功

  平成30年12月20日(木)夕闇迫る17時、生徒・職員約300名が見守る中点灯式が始まりました。これは、自然エネルギ―を中心としたSSH活動の報告会として実施し、広く一般生徒・職員・地域の皆様にSSHの活動を理解してもらうことを目的として実施しました。
 はじめに、合唱部がクリスマスソング(きよしこの夜・もろびとこぞりて)を厳かに歌い、オープニングを飾りました。
 その後、自然エネルギー活動を中心とした木更津SEAコラボの「太陽とまちをつくる」「水とまちをつくる」や「木更津市オーガニックシティウェステイバル」「ひまわりプロジェクト」など一連の活動に参加した代表生徒2名がプレゼンを行いました。これは、体育館の壁の外側に、袖ケ浦市教育委員会から借用した高性能のプロジェクターで映像を映して行うダイナミックなもので、参加生徒の生き生きとした学びが伝わってくる内容でした。
 次に、太陽光エネルギーを利用して、絵を回すしくみの「回るのは誰だ」の実験が披露され、「2人でその光をみると仲良くなれる」という説明に、笑いがおこりました。
 次に、文化祭で作成した36Rの外看板を利用し、ペットボトルで風車を作り発電し、「シンデレラ城は浮かび上がるか」という実験も成功しました。見学した生徒は、意外と簡単に発電することに感動したようです。この2つの実験は、今までも各場所で発表してきましたが、常に進化させているところが素晴らしいです。
 最後に、太陽光発電による、LEDランプの点灯が行なわれました。今年は、昨年以上に賑やかなイルミネーションとなり、参加者から歓声があがりました。今年は、木更津市オーガニックシティフェステイバルで出会った市内の電気業者の方が、生徒の太陽光パネルの実験を見て、大型の太陽光パネルを寄贈したいと言ってくださり、今回のイルミネーション設置も積極的に協力してくださいました。また、木更津市役所のオーガニック担当の方もこの発表を見に来てくださいました。次々と出会いがあることに感謝します。
 環境を考えた「自然エネルギー」という柱で、今まで積み重ねてきた各種のSSH活動の「点」が、つながって「線」になってクリスマスの夜に輝きました。この取り組みは、今年で3年目ですが、次につなげていくこと「繋げる」ことが、持続可能な社会を作るキーワードであり、それを本校のSSH活動をとおして、楽しみながら感動しあいながら取り組んでいきたいと思います。