木高の日々の様子

TOPICS

海外研修の活動

 12月19日(金)マレーシア現地のプトラ大学とのオンラインミーティングを行いました。オンライン上ですが、初めて教授や大学院生と対面し、本校生徒は緊張した様子でしたが、事前に準備した発表を堂々とすることができました。発表について大学院生たちから質問をいただきましたが、マレーシア現地のネイティブな発音に非常に苦戦しておりました。

 冬休み明けにもう一度オンラインミーティングを行います。おそらくこのままのリスニングレベルでは、現地に行ったときに相当苦戦するかと思います。残り1か月、発音や文法を意識することで、一部の語句が聞き取れなかったとしても、おおよその意味が分かるようになれるよう準備していきましょう。

 

KISARAZU開拓ラボ「今、防災を考える」

 日本防災士会千葉県支部 副支部長 高木一彦 氏 講師に招いて、KISARAZU開拓ラボ「今、防災を考える」を実施しました。

 この講座では、本防災士会千葉県支部から他に3人のスタッフの方々の協力を得て、教科の枠を超えた学習への意欲を喚起し、生徒の科学的探究力と新しいことに挑戦していく力を育成する事をめざすとともに、防災についての専門知識を持つ方との対話を通して、探究の方法を学び自分自身の課題研究につながるヒントを見つけることを目的としています。

 

〈生徒の感想〉

 ・木更津のハザードマップを初めて見て、高校の周りや駅の周辺が災害のときにこんなに危ないんだなと驚きました。災害が起こった時には今回制作したものを元に、避難できるようにしたいと思いました。

・今まで災害についてあまり深く考えたことがなかったので、とても勉強になりました。グループの人や講師の先生方と協力して防災マップを作ったことにより、さらに理解を深められてよかったです。

高校3年次へ最後の特別授業(数学Ⅲと化学・物理のコラボ授業)

  授業も後2日で終了する3年次の生徒へ向けて、理系のクラスを対象に12月19日(金)4限、化学実験室で特別授業を行いました。数学は計算を解くだけのものでなく、身の周りに存在している面白いものだということを最後に伝えたく、水の温度変化を化学の先生・物理の先生に協力していただき3分野の視点で探究していく授業を行いました。

 生徒たちは、実験と計算とグラフ作成を行いながら、「ニュートンの冷却方程式【微分方程式】」が実験から実際に現れる様子や、ビーカーの大きさを変えてグラフに変化が現れる様子などを確認することができました。

卒業後、大学等で実験や実習を通していろいろな現象を学び、より科学の楽しさを知っていってほしいです。

KISARAZU開拓ラボ 実験を通して学ぶ『確率』

12月15日(月)、KISARAZU開拓ラボ「実験を通して学ぶ『確率』」が本校で行われました。当日は1年次29名の生徒が受講しました。

  次のような実験を設定し、その中からいくつかを選んで、3人から6人のグループで実験を行いました。

1.さいころ

①    2個のさいころを投げ、目の和を調べる

②    3個のさいころを投げ、同じ目の個数を調べる

③    「シックスダイス(6個のさいころを投げる)」(ポーカーのようなゲーム)

2.画鋲

①    1個の画鋲を投げ、針の向き(上に向く[立つ]か?)を調べる

②    3個の画鋲を投げ、針が上を向く個数を調べる

3.じゃんけん

①    3人でじゃんけんを行い、勝負のつき方を調べる

②    5人でじゃんけんを行い、何回目に勝負がつくかを調べる

③    5人でじゃんけんを行い、勝った人数を調べる

④    2人でじゃんけんの「7番勝負」(4勝で打ち切り)を行い、勝敗を調べる

4.振り駒(硬貨投げの代用)

・将棋の「歩兵」を5枚投げ、表(おもて)の出た枚数を調べる

5.くじ引き

・「10本中3本当たりくじ」のあるくじを1本ずつ3回引き、当たりとはずれの出方を調べる

6.カラーボール

  ・箱に入った3色のボール(赤5個、青4個、黄3個)から同時に3個を取り出し、色を調べる

7.ポーカー

・1組52枚のトランプから5枚を引き、「役」を調べる

8.「ビュフォンの針」(円周率の近似)

  ・1000本の竹串([針の代用]100本ずつ10回)を投げ「ラインクロス」した本数を調べる

  あらかじめ「理論値」(期待される出る回数など)を計算しておき、実験の「データ」との比較を行い、(大きい方の値)÷(小さい方の値)を計算して、小数で表し、小数第2位を切り捨てた値に4通りに分類しました。今まで数学の授業で実験を行った生徒がほとんどいなく、多くの生徒が楽しく実験を行い「数学の授業でも実験ができる」ことに感動した生徒が多く、授業で学んだ「場合の数と確率」の学習の確認ができたことに満足感を抱いていました。

<生徒の感想>

・今まで計算するだけで確率を求めてきたが、実験することで確認することができ楽しかったです。

・ビュフォンの針では、本当に円周率にかなり近い値になって、すごかった。

・じゃんけんがとても楽しく、何回か4連勝できて嬉しかったです。

・実験を行うことで確率を実感できた。実験で得た忍耐力を生かし、計算能力を高めていきたい。

KISARAZU開拓ラボ バイオインフォマティクス実習

12月12日(金)本校にて、かずさDNA研究所3名の先生に来校して頂き、KISARAZU開拓ラボ「バイオインフォマティクス実習」を実施しました。バイオ=生物、インフォマティクス=情報科学であり、バイオインフォマティクスとは、コンピュータを使って生物学を解こうする学問となります。今回の実習では、インターネットを利用して、世界の研究機関が蓄積してきた生命科学データとデータ解析ツールを駆使しながら、「 配列のよく似たタンパク質を探す。」、「アミノ酸配列を比較して進化を考えよう」、「 ゲノムをダウンロードする。」、「コロナウイルスの変異を追う」といった解析を行いました。

当日は20名の生徒が実習に参加し、まずは「バイオインフォマティクス」について学び、その後実習を行いました。実習では、研究者が実際に使用するサイトを利用し、ヒトALDH2アミノ酸配列と他の生物を比較し同一性を調べたり、NCBI(アメリカ国立生物工学情報センター)を用いて指定した生物のゲノムサイズを調べました。実習終了後に生徒からは、「生物基礎でやっている内容は遺伝子学のほんの一部でしかないことを思い知らされた。」、「様々な生物の設計図を見て生命の不思議を実感した。」、「以前から興味のあったDNAやウイルスについての仕組みや功績を様々なサイトを使用し調べることができた。」などと、普段の授業とのつながりを感じながらも、その先にある発展的な内容に触れる貴重な機会となったことが伝わってきました。このことを今後の進路選択に活かしていけることを心より願っています。来校して頂いたかずさDNA研究所の職員のみなさまありがとうございました。