木高の日々の様子

TOPICS

第52回木高祭

令和4年6月16日(木)・18日(金) 第52回木高祭
平成4年度の木高祭は、本日全ての日程を無事終了しました。一般公開ができなかったことは残念ですが、文化祭実行委員会を中心として、精一杯頑張ることが出来ました。
 色々と制約の多い中、協力してくれた方々に心から感謝します。(木高祭実行委員会)

館山野外実習

 令和4年6月4日(土)~5日(日)1年生の理数科・普通科の希望者9名が館山市の沖ノ島で野外実習を行ないました。
 この実習はSSHのプログラムのひとつで、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所の清本正人先生、吉田隆太先生にご指導いただきながら、海岸生物の採集・観察・分類を行ない、各自が興味をもった生物について分類の方法や近縁種との違いや特徴を研究し、発表しました。昨年度に続き、新型コロナ感染症防止のため2週間の健康観察、少人数で距離の確保、手指消毒等の対策を徹底し、日帰りで2日間実施しました。
 1日目は、沖ノ島で採集し、その日のうちに研究所で分類し、生徒一人一人が興味を持った生物を決めました。
 2日目は、興味を持った生物について、図鑑を調べたり、大きさを測ったり、解剖したりして近縁種との違いや特徴を研究しました。研究テーマは多岐にわたり、「イソガニとイソガニダマシの違い」、「ナガウニの特徴」、「コシダカウニの殻高調査」、「節足動物門 十脚目 エビについて」、「ムラサキカイメンについて」、「軟体動物門 ウミウシ亜綱について」、「軟体動物門 多板綱 ヒザラガイについて」がありました。ヒザラガイの背面の8枚の殻を1枚1枚剥がして並べたり、コシダカウニ、ムラサキウニ、ナガウニ、ラッパウニの殻高・殻径を調べてその比を調べたり、ウミウシを解剖して体内にある貝を探したり、顕微鏡を使って観察するなど、それぞれの生徒が独自の工夫でその生物の特徴を確認していました。その後、講師の先生や他の生徒に向けて研究結果を発表し、質問を受けました。講師の先生方からは「考察」とは何か、どのように「考察」すればよいか、など「考察」、「探究」する上で大切なことを教えていただきました。

 生徒の感想
・海の生き物をこんなに丁寧に触ったのは初めてだったので、すごく楽しかった。
・海には自分の知らない生物が凄く多いことが分かったので、採集して自分で調べたり、研究したりするのも面白いと思った。生物が今までより好きになった。
・今までにない体験から、「楽しい」という新鮮な感情が湧き出し、探究意欲が刺激された。
・自ら行動を起こし、そこから考察や疑問を生み出し、今後に繋げることが大切だと分かった。

第52回木高祭に向けて

6月15日(水)木高祭前日
 今年の文化祭も新型コロナの感染拡大防止のため校内公開のみで実施します。各団体とも感染防止に努めつつ、納得の企画に仕上げるべく工夫を凝らしています。第52回木高祭前日の様子を紹介します。

SSH「館山野外実習」事前講義

 令和4年5月27日(金)16:00~ 館山野外実習事前講義
 お茶の水女子大学 湾岸生物教育研究所長 清本 正人 教授によるオンライン講義「磯の生物の分類と同定」が実施されました。講義を受講した1年生10名は、6月4日(土)、5日(日)の2日間、館山市にある「沖ノ島」にてSSH野外実習「館山野外実習」に参加します。講義では磯の生物の分類方法を学びました。
 「中学ではセキツイ動物、無セキツイ動物とおおざっぱな分類であったが、門、種などの説明を聞いてもっと知りたくなった」「似ている動物でも消化管など少しずつ特徴が違っている部分があることに興味深く思った」など生徒たちは、生物の分類について詳しく知ることができ、来週の実習に大きな関心と興味を持った様子でした。

PTA総会の議事を承認。髙浦前会長には感謝状を贈呈

 令和4年5月27日(金)に、全校の保護者から返信された表決書を髙浦PTA会長と今成副会長が確認し、「賛成多数」で全ての議案が承認されました。また、この承認を以て髙浦会長の任期が終了し、今成新会長より感謝状が贈呈されました。
 髙浦前会長は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、任期中の活動に制限があったことが残念だった」とお話されていました。今後は、参与として本校のPTA活動を支えていただくことになります。
 
   

2年次対象 進路説明会

令和4年5月12日(木)2年次を対象にして進路説明会が行われました。
進路指導主事の花房先生から「2年次になり,今何をしなければならないのか」という題目でお話をいただきました。家庭学習時間を確保すること,スマホとのつきあい方等々お話をいただきました。生徒は真剣なまなざしで話を聞いていました。生徒からは「スマホを使う時間が多いと思ったので,少しずつ減らしていこうと思った。」,「定期テストや実力テストを有効に活用しようと思った。」「科目を絞らずに,幅広い分野を勉強しようと思った」などの感想がありました。3年次に向け決意を新たにした様子が見られました。頑張れ,木高生!

第1回同窓会役員会

 令和4年5月13日(金)に第1回同窓会役員会が開催され、今年度の活動予定や7つある支部からの報告がありました。昨年度は新型コロナ感染症の影響で、例年のような活動ができなかったとのことですが、本校への変わらぬ御支援・御協力に感謝申しあげます。
 さて、同
窓生の皆さん、コロナが落ち着いたら窓会総会や支部総会などに出席してみてはいかがでしょうか。様々な年代の同窓生との交流に加えて、母校の様子や同級生の動向などいろいろと知ることができるのではないかと思います。若い世代の皆さんの参加が少なめのようですので、ぜひ積極的に足を運んでみてください。
 



男子バレーボール部 関東予選 県ベスト16

    令和4年5月14・15日(土・日)に船橋市で行われた関東大会千葉県予選会に出場しました。
 1回戦は、千葉工業高校との対戦でした。決定力のある相手の攻撃に対してチーム全体で対応し、フルセットで勝利することができました。シード校の八千代松陰高校との2回戦は、コンビバレーで勝機を見いだそうと攻撃に変化をつけて挑みましたが、相手の高さを崩しきれず敗退、代表決定戦に進むことができませんでした。
 今大会は、感染拡大防止のため無観客での開催でした。本校は、定期試験前ということもあり、人数を調整して参加しました。現在、マネージャーを含めて43名で活動をしていますが、半数以上の部員は会場へ足を運ぶことができませんでした。6月の総体も制約があるかもしれませんが、どんな条件下でもチーム全員の気持ちをひとつにして取り組んでいきたいと思います。

 1回戦  木更津 2ー1 千葉工業(25-27・25-19・25ー23)
 2回戦  木更津 0ー2 八千代松陰(16ー25・11ー25)      ベスト16 
 大会結果

             

千葉県高等学校総合文化祭将棋大会

 令和4年5月7日(土) 令和4年度千葉県高等学校総合文化祭将棋大会(個人戦)が千葉県教育会館で行われました。
 女子個人戦(参
加総数10名)において、出場した2年6組40番渡邉百々香さんが5勝1敗で見事に準優勝を飾りました。8月3日(水)、8月4日(木)に東京都港区で行われる第46回全国高等学校総合文化祭将棋部門(第58回全国高等学校将棋選手権大会)の出場権を得ました。渡邉さんは昨年度この千葉県大会では6戦全勝で優勝に輝きましたが、今回は中学生のときからのライバル泉山神楽さん(一ツ葉高校2年)に惜敗しました。他の5局は圧勝で千葉県代表の2名は全国大会でも優勝を狙えるだけの棋力が十分にあります。
 渡邉さ
んは昨年度の和歌山総文(昨年7月)ではベスト16、全国新人大会(今年1月:徳島県)でもベスト16、関東地区将棋大会(昨年12月:埼玉県)では準優勝を飾りました。渡邉さんは「1敗したのはとても悔しいですが、他の5局は自分の力を発揮できたと思います。東京総文では昨年度以上の成績を残せるように、あと3カ月棋力向上のために努力していきたいと思います。」との感想を述べています。渡邉さんは囲碁部に所属し、放課後生物講義室で将棋と囲碁を対局しています。将棋・囲碁に興味のある方はぜひ対局しに来てください。お待ちしています。

第1回PTA理事会

 令和4年5月6日(金)に第1回PTA理事会が行われました。
 PTA会長挨拶・校長挨拶に続いてPTA総会に提案する資料(案)が審議され、全て承認されました。また、学校から教務部と進路指導部が現況説明をしました。全体会終了後は、各年次にわかれて年次理事会が実施されました。
 なお、5月27日(金)に予定されていたPTA総会は書面による開催となりました。資料等はお子様を通じて後ほど配付いたしますので、よろしくお願いいたします。 
     

男子バレーボール部 関東大会地区予選 準優勝

   令和4年4月23・24日に関東大会千葉県予選会第1地区予選が行われました。
新人戦で地区優勝したものの県大会が大会直前で中止となったため、久しぶりの公式戦となります。シード校の本校は、順調に勝ち上がり県大会出場を決めることができました。決勝戦は新人戦と同じ東海大市原望洋高校との対戦となりました。終盤までともに譲らず接戦となりましたが、2セット目はデュースの末敗れ第2代表となりました。
 県大会は、5月14・15日に行われます。シード校と地区代表校の計32校による厳しい戦いですが、コンディションを整えて上位に入れるように頑張りたいと思います。
 2回戦    木更津 2-0 市原・京葉
 代表決定戦  木更津 2ー0 袖ケ浦
 決勝     木更津 0ー2 東海大市原望洋    県大会組合せ(無観客での開催となります)

                 

3年次生徒対象 進路説明会

令和4年4月21日(木)
 本校第一体育館で3年次生徒および保護者対象に進路説明会が行われました。
 駿台予備学校の中村悟一氏を講師にお招きし、「進路実現に向けて~第一志望は、ゆずれない~」という題目で講演をしていただきました。また、本校の進路指導部から、今春の進路状況と、これからの進路指導の年間スケジュールの説明がありました。105名の保護者の方も来校され、説明会を聴いていただきました。  
 生徒からは「第1志望校の判定が悪くても、諦めずに勉強を続けていくという決意を固めることができた」などの感想を聞くことができました。
 説明会での講演を聴き、自分の目指す進路実現に向けてより一層気を引き締めたのではないかと思います。

学校 創立記念日特集③

 毎年4月28日の創立記念日は、木高の歴史に関する資料を生徒に配付しています。
資料は数種類あり、在学中に3種類の資料を目にすることになります。今年度は、生徒会活動と木高祭に関する資料です。いろいろな時代の木高の様子を知るとともに、これから皆さんで新しい歴史を創っていきましょう。
       
      

男女ともに県大会へ!

 男女ともに県大会へ! ソフトテニス第1地区予選

   4月23日(土)・24日(日)の2日間にわたり、市原緑地運動公園においてソフトテニスの関東大会千葉県第一地区予選会が行われました。
  団体戦は、男女とも予選リーグの後に順位決定戦が行われ、男子が3位、女子が1位となり、ともに県大会出場を決めました。
  男子個人戦は、私立の強豪校の選手が多くいる中で健闘し、2年生の江口・川名ペアと、土屋・齋藤ペアが県大会の代表権を獲得しました。女子個人戦は、榎本・内田ペア、藤本・前島ペアがともにベスト8に入り、代表権を得ました。
 男女ともに、接戦の末に惜しくも代表権を逃した選手もいましたが、5月6日~8日の関東大会千葉県予選では、ベストの戦いができるように頑張ってきます。応援よろしく御願いします。

学校 創立記念日特集②

 木更津高校には、校歌の他に「学生歌」や「応援歌」が複数あります。最近はほとんど歌うことがなくなりましたが、校歌とともに応援歌などを歌ってていた時代がありました。入学間もない新入生への「校歌指導」は、応援団が中心になって行っていた時代もあったようです。学生歌『若き獅子』『青春』や応援歌『われら強者』『不滅の王者』『木高音頭』『旧応援歌(秋風北にうそぶきて)』などは、「校訓」や「沿革」とともに生徒手帳に掲載されていますので、生徒の皆さんはぜひ一度ゆっくり見てください。校歌の歌詞も4番まで載っています。

  
         

学校 創立記念日特集①

 本校には、校史に関する資料を集めた資料室があります。昔の制服や写真、答辞や机など同窓生には懐かしいものばかりです。明治33年創立なので、かなり古い資料もあります。見ごたえ十分な資料室ですので、機会があったらぜひ見学してみてください。今年度の1年生は、入学後のLHRの時に見学したクラスもありました。
               

会議・研修 令和4年度千葉大学高大連携講座

 4月9日(土)から「千葉大学高大連携講座」が開催されました。今年度も7月までに計7回の講座が予定されており、本校からは14名の生徒が参加しています。
 すでに第3回まで実施されており、どの講座においても意欲的に取り組む姿が見られています。これまでの講座内容は、以下のとおりです。

〔第1回〕4/9(土) 千葉大学西千葉キャンパス
     ①「千葉大学教育学部の紹介」(野村 純 教授)
     ②「子供の生活の変化とこれから求められる力」(土屋 明子 准教授)
〔第2回〕4/16(土) 千葉大学西千葉キャンパス
     ①②「給食から考える学校の役割」(市川 秀之 准教授)
〔第3回〕4/23(土) 木更津高校
     ①②「詩と詞」(佐藤 元紀 准教授)
      
 土曜日にもかかわらず、自分の夢に向かって勉強に励んでいる様子は、「さすが木高生!」と感心せられます。今後も、是非頑張って欲しいと思います。

ストレッチ体操・リズム体操

 今年もリズム体操の季節になりました。体育の授業で、音楽に合わせて木高オリジナルのストレッチ体操・リズム体操をしています。2・3年生は、昨年度までの経験からすんなり踊ることができたようですが、入学間もない1年生も授業を通してどんどん踊れるようになってきました。
 この体操は、
1982年からスタートし40年になりますが、当時本校保健体育科に在職されていた今関豊一先生(現東京国際大学教授)によって創作されたものです。先生の作成された資料を見ると、できあがった背景やこの体操の日常への取り入れ方などがよくわかります。55歳までの卒業生は、全員在学中に踊っていたことになるので、いつまでも皆さんの共通の話題になるといいと思います

          
  

離退任式に代えて

 令和4年度離退任式は、新型コロナウイルス感染防止のため書面での開催となりました。
お世話になった先生方と直接お会いできないのは残念ですが、先生方からいただいたメッセージを読み、気持ちを新たにすることができました。ありがとうございました。
 
      

令和4年度入学式

 令和4年4月7日(木)に「令和4年度木更津高等学校入学式」が行われ、普通科280名、理数科40名、計320名の入学が許可されました。
 昨年度同様、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、マスク着用や国歌をCDによる演奏で対応するなど例年の形式とは異なりましたが、無事に終了することができました。
 これから3年間、様々なことを学び、心身ともに成長していってもらいたいと思います。

新任式、始業式

 令和4年4月6日(水)新任式、始業式
 新年度が始まり、新任式、始業式を行いました。

 新たに木更津高校に着任された先生方を紹介します。
 小山和紀教頭(県教育委員会から)、座閒等先生(君津高校から)、中山広洋先生(国・新採)、前川雄一先生(理・安房高校から)、高田将大先生(理・館山総合高校から)、佐々木政也先生(理・新採)、平野昌弘先生(保体・袖ケ浦高校から)、鈴木健太先生(保体・市原高校から)、角田みなみ先生(保体・岩根西中学校から)、山田真吾先生(英・君津高校から)、廣部一江先生(英・袖ヶ浦高校から)、リクローセラ先生(英・新採)、圷遊月先生(国・臨任講師)、太田侑甫先生(理・臨任講師)、濵田優太先生(理・臨任講師)、松延利秀先生(地公・非常勤講師)、勝畑英之先生(保体・非常勤講師)、川上竜一先生(事務・八重原小学校から)。
 これから、よろしくお願いします。

離退任される先生

  令和4年3月31日(木)、離退任される先生方に辞令が交付されました。
 御退職される森川浩一先生、佐藤富美男先生、小川修先生へは千葉県教育委員会からの感謝状が手渡されました。引き続き来年度も本校で御指導いただきます。これからもよろしくお願いします。国語科の石和田秀幸先生、英語科の佐久間篤先生、保健体育科の勝畑英之先生(引き続き本校講師)は御退職となります。八代晃先生は早稲田中学校・高等学校へ転出されます。長い間、生徒のためご尽力くださり、ありがとうございました。

 他校へ転出される先生は、永井良美教頭(副校長として市原特別支援学校へ)、牧野雅史先生(国・天羽高校へ)、西尾顕先生(理・君津青葉高校へ)、野村真一先生(理・県総合教育センターへ)、田丸和弘先生(保体・八千代東高校へ)、佐々木誠一先生(保体・安房高校へ)、齊藤瑛人先生(保体・千城台高校へ)、宇津木哲也先生(理・長狭高校へ)、佐々木政也先生(理・木更津高校へ)、林美保子主査(事務長として槇の実特別支援学校へ)。授業に、部活動に、行事に、校舎の管理等に、本校の中心となって活躍されていた先生方が去られてしまうのはたいへん残念ですが、新任地でのご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。

       

令和3年度後期終業式

 令和4年3月24日(木)後期終業式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策として、生徒は各教室にて放送による形式となりました。
 式辞の中で校長先生から、「陸上の鈴木健吾選手が、自分の弱点を克服しマラソンの日本記録を出したこと」を例に、「どこに行ったかではなく、何をやったのかが肝腎である」と話をされました。
 さらに、
「高校に入学したときに掲げた夢や目標を思い出し、残された高校生活の中で何をするのか、改めてじっくり考えて計画を練る春休みにするように」とのメッセージをいただきました。

          

賞状伝達

令和4年3月24日(木)賞状伝達
 12月23日~3月24日までに、賞状を手にした生徒達に、各主催者に代って校長先生から、賞状伝達が行われました。例年ならば、体育館で行われ、全生徒がその栄誉をたたえるところですが、コロナ過であり、年度末も放送で行われました。
 
日本学生科学賞
 読売新聞社賞  林 菜月 


 日本最高峰のコンクールの1つである日本学生科学 賞で、全国6位相当である読売新聞社賞を受賞しました。
「千葉県における50万年前以降のアサリの丸形指数の違い」について発表し、審査員からも高い評価を得ました。


科学の甲子園千葉県大会
 実技競技  1位
 総合    3位 
 守安克騎、渡邉丞一郎、荒井陽斗
 前沢嵩道、齊藤啓太、関智亮、大槻啓人


 昨年度の大会を経験した2年生を中心に、理化部、地学部、パソコン部が合同でチームを作り、強豪校がそろう14チームの中、実技競技で堂々の1位、総合で第3位をとり、これまでの本校の最高成績を大きく更新しました。

 家庭科 ホームプロジェクトコンクール 入選
 

NEW 先輩に続け ~卒業生による進路講演会~

 8日に卒業生をおくったと思ったら,もう年度末がすぐそこに。
 1,2年次生も進級が目前となった本日(3/22),先日卒業した先輩を招いて,進路講演会を実施しました。今回は7名の協力を得ることができました。4月より大学生となる先輩方から後輩に対して,「どの様に進路先を決めたのか」や「勉強の取り組み方」,「部活動との両立」等など,多岐に渡ってメッセージを送ってもらいました。限られた時間でしたが,後輩からの質問もあって,有意義な会となりました。
 放課後には,まだまだ聞き足りない後輩たちのために,個別相談会も対応してくれました。寒い中の今回の会でしたが,「熱い」会となりました。
 後輩の皆さん,是非,先輩に続いてください。頑張れ,木高生!

第74回卒業証書授与式

 第74回卒業証書授与式が、令和4年3月8日(火)に挙行されました。来賓に同窓会会長の山口稔様、PTA会長の髙浦浩様をお迎えし、伝統ある木更津高等学校にふさわしい厳粛な雰囲気に包まれた素晴らしい式典となりました。
 今年度の卒業生は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校や修学旅行の中止、文化祭の通常開催の中止など多くの困難に直面しました。しかし、これらの困難に負けず、315名全員が無事に卒業の日を迎えることができました。これまで支えて下さった保護者の皆さまに心より感謝いたしますとともに、卒業生の皆さんの今後の御活躍を祈念いたします。


賞状伝達

 令和4年3月7日(月)に、3年生の賞状伝達を行いました。
例年は卒業式の予行時に行っていますが、今年度は予行が実施されなかったため、応接室で行いました。
  千葉県高等学校体育連盟弓道専門部表彰 弓道部
   松田 望愛 さん
  千葉県高等学校野球連盟表表彰  野球部
   吉岡 大生 さん



卒業生の絵画が寄贈されました

 卒業生の池田敏男様(昭和29年卒)の御家族より、絵画2作品を寄贈していただきました。作品のタイトルは、「once upoN a time」と「Eco file」で、応接室と体育館入口に飾ることとしました。池田様は美術の教師として長く指導にあたられ、平成8年に千葉市立加曽利中学校長を退職されました。また、千葉県美術展知事賞をはじめ、数々の受賞歴がおありです。御来校の際はぜひ御覧ください。

木更津SEAコラボ「南極の自然」

2月13日(日)午後、木更津SEAコラボの企画として、「南極の自然」と題して、元千葉県の高校教員で空の探検家、第50次南極観測隊員でもある武田康男氏をお招きして、南極の氷や気象、生物などについて学ぶ講座を開催しました。
 武田先生が自ら持参された4Kプロジェクターで映し出される氷山やオーロラ、ブリザード、ペンギンなど、厳しくも美しい南極の素顔について、実際の体験に基づいたお話はどれも驚くことばかり。生徒たちは、興味津々でその映像とお話に釘付けになっていました。送付してもらった南極の氷を水に入れると、プチプチと気泡のはじける音がします。気泡を含んだ氷の密度の測定も行いました。講演の後の質疑応答では、「南極の生き物を北極に連れて行ったらどうなるのですか」、「南極で一番おいしかった料理は何ですか」など、たくさんの質問が出されました。生徒の好奇心を刺激し、自分の可能性に挑戦してみようという気持ちを起こさせる講座となったようです。

生徒の感想
・思っていたより南極での観測は過酷で、その中で様々な実験や観測をしていて、あきらめずに色々なことに挑戦しようと思った。
・武田先生の話は、目からうろこが落ちるようなものばかりでとても面白かった。さらに南極を知りたいと思った。

2年次 進路説明会

令和4年1月27日(木)、本校第1体育館で2年次生徒対象の進路説明会が行われました。進路指導部長の澤邉教諭より、今年の共通テストから言えることや、来年の大学受験に向けての心構え等について、ワークシートを用いて説明がありました。時差登校期間のため40分という限られた時間ではありましたが、生徒たちはメモを取りながら真剣に聞いていました。
 共通テストまであと1年を切りました。自信を持って大学受験を迎えられるよう、1日1日を大事に過ごしてもらいたいと思います。

第30回全国高等学校文化連盟将棋新人大会

令和4年1月27日(木)~29日(土) 第30回全国高等学校文化連盟将棋新人大会(女子個人戦) 報告

 令和4年1月27日(木)~29日(土)徳島グランヴィリオホテル(徳島県徳島市)で、第30回全国高等学校文化連盟将棋新人大会が行われました。千葉県代表[1位]で出場した1年7組40番渡邉百々香さんは、予選リーグを2連勝で勝ち抜き決勝トーナメントに進出しました。決勝トーナメント1回戦は快勝し2回戦に進みましたが、この大会で優勝した西宮高校2年生に惜敗しました。渡邉さんは7月の全国高校総合文化祭将棋大会のベスト16、12月の関東地区将棋大会の準優勝に続き、今回のベスト16は、1年生の実績としてはとても立派なものです。大活躍でした。渡邉さんは「まずはコロナ禍の中で今回の大会に出場できたことを感謝いたします。12月の関東地区将棋大会で果たせなかった優勝を目標にしていましたが、決勝トーナメント2回戦で優勢な将棋を勝ち切れず敗退してしまったことは、とても悔しい気持ちでいっぱいです。来年度は厳しくなる千葉県予選を勝ち抜き全国大会や関東大会に出場し、優勝することが目標です。これからも練習(対局)に励み、棋力の向上に努めたいと思います。」との感想を述べています。渡邉さんは囲碁部に所属し、放課後生物講義室で将棋と囲碁を対局しています。将棋に興味のある方はぜひ対局しに来てください。お待ちしています。
 応援していただいた木更津高校の生徒・先生方に感謝いたします。壮行会を開いていただき、また立派な横断幕を作成していただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

小学校英語絵本プロジェクト

 令和3年12月8日(水)、有志生徒を対象にテスト最終日の午後の時間を使って、小学生に向けた英語の授業について考えることを目的とした「小学校英語絵本プロジェクト」が、木更津市立請西小学校で行われました。小学5・6年生を相手に、それぞれ1時間分の英語の授業を組み立てて実践することを通して、英語の楽しさや教えることの難しさを経験することができました。
 制限も多く、生徒がやりたいことをすべて実践することはできませんでしたが、可能な範囲で英語の絵本の読み聞かせやオリジナル絵本作りなどのアクティビティを行いました。小学校に伺うまでは緊張した様子の生徒でしたが、小学生の明るく元気な雰囲気に後押しされたように、活発な1時間×2回となりました。特に、将来先生になることを考えている生徒にとっては貴重な体験だったと思います。各々の進路選択にも役立ててもらえたらと思います。

~生徒の感想~
・一番嬉しかったのは、「英語楽しい」「分かりやすい」と言ってもらえたことです。
・みんなでシミュレーションしたり、練習するうちに小学生にいかに楽しんでもらえるか、分かってもらえるか考えるのが楽しくなれたのでよかったです。
・改めて教師の大変さを実感しましたし、同時に教師はすごいな…と感じました。
・普段大勢の小学生と関わることはないので、私自身もとても楽しくて、とても良い経験になりました。

マレーシアオンライン海外研修

 令和3年11月3日(水)、マレーシアのプトラ大学の学生と本校の有志生徒による研修がオンラインで行われました。SDGsとクリーンエネルギーについて、英語でのプレゼンテーションを通して様々な技術や取り組みについて学ぶとともに、英語でのコミュニケーション能力を養うための貴重な機会となりました。
 生徒は1ヶ月ほど前から企業や市役所での聞き取り調査など、プレゼンテーションに向けた準備を進めていました。ただでさえ専門的で難しい科学的な技術や取り組みについて、それを英語で説明するということに苦戦していたようです。それでも当日、プトラ大学の学生を前に堂々と発表をする生徒たちの姿はとても輝いていました。さすが木高生!
 残念ながら今年も現地に出向いての研修はできませんでしたが、海外の学生と英語で議論をするという機会は、生徒にとって英語でのコミュニケーション能力を向上させるためにとても良い経験となりました。これからも、海外の人とコミュニケーションを取ることに積極的にチャレンジしてほしいと思います。

~生徒の感想~
・英語を話したり、使ったりするときに感じる壁が取り除けたような気がして、自信につながりました。
・自分の伝えたいことを伝えることはとても難しく、勉強の余地がまだまだあると思った。
・不安だった質疑応答も始まってしまえば何か言わなきゃという思いでいっぱいで、不安に思っているひまもなく、たどたどしくも答えることができた

NEW 「波乱」の共通テスト終わる ~ただ今,自己採点集計中~

今回で2回目となる「大学入学共通テスト」は,各種の報道にもあったように「波乱」の中での実施となりました(今回受験できなかった人は,手続きの上,2週後の1/29・30に追・再試験)。2日間戦ってきた本校3年次生は,本日,元気に学校へ戻ってきて「自己採点」の真っ最中です。予備校等の分析では,昨年度に比べて難化したとの予想も。
 いずれにしても,まだ受験戦線は始まったばかり。この結果をふまえ,来週24日から国公立出願が始まります。先ず次は,約半月後に始まる私大の受験です。引き続き,皆さんの健闘を祈ります。頑張れ木高生!
 
 

科学の甲子園総合第3位、実技競技第1位

 令和3年11月20日(土)、千葉県総合教育センターで開催された第11回科学の甲子園千葉県大会に出場しました。
 本校は3年連続で5回目の出場となり、科学系部活動に所属する2年生2人、1年生5人が合同チームを作っての出場となりました。昨年大会を経験した2年生が中心となり、大会に向けて事前に勉強会を行い、チームワークを強化して臨みました。その結果、参加14校中、総合第3位、実技競技では第1位というすばらしい結果につながりました。来年の大会に向けて、全国大会出場という新たな目標ができました。

〈生徒の感想〉
・実技では、事前に競技内容の予告があったので、課題について皆が協力し、様々なアイデアを出し合った結果、実技競技1位という結果につながりました。協力することによって得られる力を感じました。(2年)
・授業で習っていない範囲の問題も多かったため、仲間や先輩と協力して問題を解きました。協力して難問に挑戦するという貴重な経験ができました。(1年)
                   

了解 木高生300余名の健闘を祈る! ~いよいよ明日,大学入学共通テスト~

 本日,3年次は午前中で放課となりました。明日から始まる「大学入学共通テスト」に備えるためです。LHRでは,必要な持参品や,もしもの時にはどうすればいいのか等々,最終確認を念入りに行いました。今夜は明日からの戦いに備えて,早めに休んで鋭気を養ってください。
 今まで準備をしてきました力を,思う存分発揮してきてください。そして,試験後,元気な顔で学校に戻ってくるのを待っています。われわれ職員は,月曜日の「自己採点」の準備をしつつ,木高生の健闘を祈っています。頑張れ木高生!
 
 

男子バレーボール部 新人戦第1地区予選優勝

 令和3年12月27・28日に本校で行われた「新人戦第1地区予選」に参加しました。木更津高専、袖ヶ浦高校との対戦は、ともにストレートで勝利し県大会出場となりました。東海大市原望洋高校との決勝戦は、第1セットを取られ苦しい展開となりましたが、第2・3セットを粘って取り返して勝利し、地区の第1代表となることができました。今後は、1月29・30日に行われる県大会で一つでも多く勝てるように頑張りたいと思います。

1回戦 木更津 2ー0 木更津高専
準決勝 木更津 2-0 袖ヶ浦
決 勝 木更津 2-1 東海大市原望洋   優勝    大会結果

     

花丸 第65回日本学生科学賞で読売新聞社賞受賞

 地学部のアサリの研究が第65回日本学生科学賞で読売新聞社賞を受賞!

 地学部の林 菜月さんは,第65回日本学生科学賞で「千葉県における50万年前以降のアサリの丸形指数の違い」を発表し,読売新聞社賞を受賞しました。日本学生科学賞は1957年から始まったもので,中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。12月24日,日本科学未来館にて、秋篠宮皇嗣殿下ご臨席の下、中央表彰式が行われ,オンラインで参加した生徒は受賞の発表を聞き,とても喜んでいました。
 林さんは,千葉県児童・生徒教職員科学作品展で千葉県教育長賞の成績を収めて,日本学生科学賞中央予備審査に進み,中高で全国316点中39点のみとなる最終審査に進出しました。審査はオンラインで実施され,専門家の先生からの質問に一生懸命考えて答えていました。今回の成果を後輩に引き継ぎ,地学部や科学系部活動のさらなる活躍につながればと思います。
 生徒の感想「今回,読売新聞社賞という素晴らしい賞を受賞できたことをとても嬉しく思います。研究は地道な作業の積み重ねで,大変なことも多く何度もめげそうになりました。しかし,顧問の先生や,部員など多くの人に支えられてここまで研究を進めることができました。これからも今回の経験を活かして充実した学校生活を送れるように何事にも真剣に取り組んでいきたいと思います。」

賞状伝達

令和3年12月23日(木)賞状伝達
 10月1日~12月23日までに、賞状を手にした生徒達に、各主催者に代って校長先生から、賞状伝達が行われました。例年ならば、体育館で行われ、全生徒がその栄誉をたたえるところですが、コロナ過であり、放送で行われました。
 第32回関東地区高等学校文化連盟
 将棋大会 個人戦 準優勝
 千葉県高等学校文化連盟
 将棋大会 個人戦 優勝
 1年次 渡邉 百々香
 千葉県高校囲碁秋季大会
 団体戦  2 位
 1年次 加藤 直征
    秋本 亨太
    渡辺 直毅
 千葉県高校囲碁秋季大会
 団体戦  3 位
 2年次  八角 瑠南
 1年次  古屋 栞南
      渡邉 百々香
 千葉県児童生徒・教職員科学作品展
 (科学論文の部) 
 千葉県教育長賞
 2年次  林 菜月

 東京学芸大学主催学芸書道全国展
 学長賞 
 3年次  赤井 友香
 硯心会理事長賞
 2年次  國吉 美成
 第72回千葉県高等学校英語
 スピーチコンテスト
 (リーディングの部)  5 位
 1年次  河野 煌士

関東地区高等学校文化連盟将棋大会(女子個)人戦

 12月19日(日)浦和コミュニティーセンター(埼玉県さいたま市)で、第32回関東地区高等学校文化連盟将棋大会が行われました。千葉県代表[1位]で出場した渡邉百々香さん(1年次)は、1回戦から準決勝までの4対局を快勝し決勝に進み、決勝戦で神奈川県代表[1位]の中澤秀佳さん(清泉女学院1年)に惜しくも敗れましたが、見事に準優勝に輝きました。中澤さんは7月に行われた全国高校総合文化祭で準優勝している強豪で、渡邉さんの友人であり良きライバルです。渡邉さんは「高校総合文化祭で果たせなかった入賞ができ、友人の中澤さんと決勝戦で対局できたことは嬉しいですが、勝てなかったので悔しい気持ちもあります。1月の全国新人大会まで練習(対局)に励み、好成績を残したいと思います。」との感想を述べています。渡邉さんは囲碁部に所属し、放課後生物講義室で将棋と囲碁を対局しています。将棋に興味のある方はぜひ対局しに来てください。お待ちしています。
 応援していただいた木更津高校の生徒・先生方に感謝いたします。壮行会を開いていただき、また立派な横断幕を作成していただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

木更津SEAコラボ「数学と資産運用」

 身近にある数字の一つであるお金を用いて,指数や対数の分野を用いて,様々な利率について何年後に元金の2倍や10倍のお金になるかを考えた。また,微分と近似式の分野を用いて,金利の条件を与えて元金が2倍になる近似式について考察し,72の法則を導き出した。加えて,確率・統計の分野を用いて,ドルコスト平均法について学び,架空の株式市場で実践する体験を行った。以上のように、実際に数学を活用する体験を実施した。

成果と課題
 1年生は微分をまだ学んでいないため,微分の基礎知識を得てから実施すべきところがあった。その他の活動や体験は生徒間で連携を取りながら目標や目的を達成していた。金融工学やアクチュアリーについて興味を持っている生徒がいたため,次年度は物理の先生と協力し,高校生に合わせた「経済と流体力学・量子力学の関係性」等の講座を作ることができないか模索している。途中のコンピュータ処理のエクセルが見えづらい生徒が多数いたため,次年度は改善をする。

生徒の感想
 数学的な考え方を用いてお金の稼ぎ方が学べるとなんて思ってもいなかったので,とても面白かったし,ためになった。(1年生普通科女子)
 自分の知らない新たな世界が広がった感じがしました。とても面白く有意義な時間でした。(1年生普通科男子)
 将来に大きく影響しそうなことを今回知れて本当に良かった。数学と資産運用について学ぶことに面白さを感じたし、日本の未来についても気になったので、これからも自分で調べたり、考えたりして理解を更に深めていきたい。(1年理数科女子)

木更津SEAコラボ「実験を通して学ぶ『確率』」

 令和3年12月21日(火),木更津SEAコラボ“実験を通して学ぶ『確率』”が本校で行われました。当日は1年次20名の生徒が受講しました。「画鋲」,「さいころ」,「トランプ」,「将棋の駒」,「カラーボール」,「くじ」などのグッズを用いた実験,「じゃんけん」や「ビュッフォンの針」(楊枝を投げて平行線と交わった本数を調べる)を実際に行うなど,何人かのグループで楽しく多くの実験を行いました。
  数学の授業中にはなかなか体験できない『実験』という形式の試みに生徒諸君も「新鮮な気持ち」で取り組むことができ,数学Aの「場合の数と確率」で学習したこと(計算によって確率を求めて、期待できる回数などを調べる)の理解を確認することもできました。今後の数学の学習へのモチベーションの向上にもつながったことと思います。
<生徒の感想>
・理論値通りに結果の出た実験もあれば,理論値通りにいかなかった実験もあって,すごく興味深く感じた。確率はあまり信用してい なかったが,今回の実験を通して確率のすごさを理解できた。家に帰ってもう一度実験してみたいと思います。(1年)
・協力して課題に取り組むことができて,充実した時間を過ごした。新たな疑問などを見つけることができ,嬉しかった。(1年)

SSH「プログラミング入門講座」

 12月18日(土)、1年生を対象に希望者13名が、ラズベリーパイという小型のコンピュータを使用してプログラミングの基本と簡単な実験を行いました。生徒たちに少しでもプログラミングの重要性を知ってもらい、興味を持ってもらいたいという講座でした。
 はじめにラズベリーパイとはどのようなものなのか、実際の使用例とともに、紹介しました。一見複雑そうな装置でも、自分たちで安価にできるということに生徒たちは驚いていました。次に、ラズベリーパイのセットアップをし、実際に動かしてみました。Pythonという言語を用いて、プログラミングの基本を学び、多くの生徒が真剣に取り組んでいました。
 ディスタンスセンサーを用いて簡単なプログラミング実験を実施しました。初めての人には難しいプログラムを自分たちで変えてみて、観測データの変動を見ました。科学的な探究活動にもなり、生徒にとって有意義な時間になりました

〜生徒の感想〜
「英語の勉強にもなりました。プログラミングへの難しそうという偏見がなくなった。」(1年)
「普段勝っている機械を自分でプログラムを入力して動かすのはとてもおもしろいし、楽しいものでした。」(1年)
「自分で入力したのでより理解が深まった。英語を頑張らなければならない気持ちが増しました。」(1年)

会議・研修 2年次小論文ガイダンス

 1215()7限のLHRの時間に、第一学習社の鶴島一規先生を講師としてお招きし、2年次生対象小論文ガイダンスを行いました。

 将来、大学入試や就職試験で小論文が必要となる生徒に向けて、「小論文学習でどのような力が身につくか」や「小論文とはどのような文章なのか」、「出題形式別の考え方」等について鶴島先生から力のこもったお話をいただきました。生徒は必要と思うことを配布された資料にメモをしたり、ポイントとなる箇所にマークをしながら熱心に聞いていました。

NEW いよいよ本番へ~共通テスト受験票到着~

 先週の12月10日(金)に,「令和4年度大学入学共通テスト」の受験票が届きました。
 早速,3年次受験生には,担任を通じて「受験上の注意」とあわせて配布しました。今週15日(水)LHRの時間には,共通テスト受験に向けての注意事項等を確認する予定です。それまでに,配布された「受験票」「受験上の注意」を各自で熟読しておいてください。共通テストまであと1ヶ月。頑張れ,木高生!
 

会議・研修 木更津SEAコラボ『年号に関する“数学パズル”』

 11月20日(土),木更津SEAコラボ『年号に関する“数学パズル”』が本校で行われ,1年次8名の生徒が受講しました。
 初めに「2022=ト×トトラ×イ」という素因数分解するだけで解くことのできる簡単な覆面算を解き,覆面算の楽しさを知りました。次に,「9の倍数の見分け方」を学び,「1から9までの9個の数を1回ずつ使って和を求めると,どんな和でも9の倍数になる」という性質を知りました。その応用として,「和をつくるときに2回以上使う数があればその数の和が9で割った余りになる」ことに気づくことができました。その性質を用いて,「2020=きこうにごうかくするぞ」(11文字の“文字と文字の間に何カ所かに『+』を入れて,和を2020にする),「2022=きこうりすうかごうかくだ」という2つの覆面算の解をたくさん見つけることができました。テキストの中からいくつかの数学パズルを解き,「解くことが難しそうな覆面算でも,数のいろいろな性質を用いると解くことができる」ことの楽しさを体験しました。
最後に,“オリジナルの数学パズル”を作問することに挑戦しました。講義の中で初めて知った性質などを使ってユニークな問題を作問することができました。
 多くの生徒が今までに見たことない『いろいろな数学パズル』を知り,数学パズルを解くためにはいろいろなアプローチの方法があり,今まで数学や算数の授業で学んだことが数学パズルを解くことにつながることを知り,数学パズルを解いたり作問したりすることの楽しさを体験するとともに,数にはたくさんの興味深い性質があることに気づくことができました。
<生徒の感想>
・受講前は本当に理解できなかったけれど,解答・解説を聞いて,かなりスッキリして感動しました。おもしろかったです。
・覆面算はいろいろな解があっておもしろかった。数学の問題を解くときに行き詰まったら違う視点から考えるようにしていきたい。
・循環小数の余りによって,素因数分解できるかどうかを判断できるのはおもしろいと思った。今後,特徴的な数字を見たときに,その特 徴をもとにして問題を作りたいと思った。
      

NEW 定期試験期間に先生方も勉強中~教職員研修~

 学校は先週末から定期試験が行なわれています。生徒の皆さんも勉強に余念のないところだと思います。実は,先生方もこの間に勉強しているのです。試験2日目の今日(12月6日),千葉大学副学長の佐藤智司先生を講師にお招きし,本年度の教職員研修を行ないました。
 本校は県教育委員会から指定される進学指導重点校11校のうちの1校であり,四年制大学を目指し入学してくる生徒ばかりです。この様な本校に勤務する者として,「高校3年間でどういう力を育んでいくべきか」,「本校生の多くが志望先に考える千葉大学ではどういった学生を求めているのか」等について,佐藤先生からお話しいただきました。佐藤先生のお話しでは,「高校時代は型にはめずにバランス良く学んで欲しい。そして好奇心を身につけて大学に入学して欲しい」との言葉が印象的でした。勿論,そのためにも基礎学力を身につけることは前提であるとも。
 我々も頑張って勉強しています。生徒の皆さんも,頑張れ木高生!
   

木更津SEAコラボ「海藻の成分で食品をおいしく」

 11月19日(金)、本校化学講義室において、株式会社キミカ連携講座「海藻の成分で食品をおいしく」が実施されました。3名の講師の方に来校していただき、講義と簡単にできる実験を行っていただきました。
 講義では、「食品の縁の下の力持ち」である増粘安定剤がもつ働きや、株式会社キミカが、どのように海藻に含まれるアルギン酸を取り出し製造しているのかを教えていただきました。生徒たちは、身近な製品にアルギン酸が含まれていることを知り、アルギン酸が私たちの暮らしや産業に欠かすことのできない天然物質として、幅広い領域で活用されていることを学びました。また、SDGsに関わるお話もしていただき、持続可能な世界について考えさせられました。
 講義の後、「アルギン酸の様々な特性を観察しよう」をテーマにして、アルギン酸を用いてイオン交換と物性変化について確認する実験を行いました。BTB溶液の色の変化で液性を確認しながら、水に溶けにくいアルギン酸からスタートし、炭酸ナトリウムを加えて粘性のあるアルギン酸ナトリウムに、そして塩化カルシウム溶液との反応でアルギン酸カルシウムが生成される過程を楽しみながら、イクラ風ゼリーを作ることができました。生徒たちはまだ化学を学習していないため、反応の仕組みを理解することは難しかったはずですが、意欲的に取り組むことができました。

生徒の感想
●「思っていたよりも普段から使ったり、食べたりしている物にアルギン酸が入っていて、今後どのような製品に入っているかみていきたい。(1年)」
●「実験がとても楽しく印象に残った。質問にもたくさん答えていただき理解が深まった。(1年)」

木更津SEAコラボ「薬学への招待」

 10月29日(金)放課後、本校視聴覚室において、木更津SEAコラボとして東邦大学出張オンライン講座「薬学への招待」が実施されました。23名の生徒が参加し、まず始めに薬学部准教授である行方衣由紀先生から薬学とは何か、そして薬学部ではどのようなことを学んでいるのか、卒業後の薬剤師を含めた具体的な進路選択についてお話していただきました。その中で、薬学には高校で学習する物理・化学・生物・地学のすべてが重要という話があり、生徒は高校での授業との関連を考えながら話を聞くことができたのではないかと思います。また、薬の具体例として、狭心症の薬であるニトログリセリンができるまでの過程や、服薬指導についても教えていただきました。講座の後半には、本校卒業生の大学院生から大学生活の話もしていただき、生徒はキャンパスライフを具体的にイメージできたのではないかと思います。最後に行われた質疑応答では、意外なものから作られた薬は何かあるのかなど、積極的に質問する生徒が多く見られました。今回の講座によって、理系の大学、特に薬学部やその先に薬剤師などを目指している生徒は、将来について考える良い機会となったと思います。

令和3年度第2回開かれた学校づくり委員会

 11月10日(水)、開かれた学校づくり委員会が開催されました。書面での開催が続いていましたが、1年半ぶりに対面開催となりました。校内参観に続いて学校概況説明が行われ、その後「本校の取組と地域連携について」の協議が行われました。出席いただいた委員の皆様からは、貴重な御意見をいただくことができました。ありがとうございました。