木高の日々の様子

TOPICS

春の授業公開・PTA総会

令和7年5月31日(土)、春の授業公開およびPTA総会が行われました。
授業公開においては、中学生・保護者合わせて1000人以上の参観の申込がありました。
あいにくの雨にもかかわらず多くの方に御来校いただき、教室の中のみならず廊下にまで見学の方が連なるほどでした。

PTA総会は滞りなく議事が進行し、任期満了により会長を退任される吉田様には
記念品と感謝状が贈られました。吉田様には、参与という形で今後もご協力いただきます。

学校からは、各分掌・年次の主任から現況報告をお聞きいただきました。
前年度の進路状況、学校行事や文化祭準備の様子、3年次主任からは大学受験に向けた覚悟や模試等の日程、
模試等の直前が気分が落ちやすいことなどをお話ししました。

総会後には、内房地区少年センターの三繩様より、少年の闇バイト加入防止についてご講演いただきました。
講演会は「SNS経由でアルバイトを決定する人が36%にもなる昨今、子とSNSとの関わり方をどうしたらよいのか」
という役員の皆さまの思いから開催に至りました。保護者の皆さまと地域の方々とともに、学校でも闇バイトに関する知識、
注意喚起、巻き込まれそうになったときの相談窓口などを周知していきたいと思います。

この総会を持ちまして、新役員の皆さまによるPTAの新体制となります。どうぞ1年間よろしくお願いいたします。
お忙しい中、授業公開、総会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 

探究KISARAZU-SⅡ

2025年5月27日(火)

本校理数科2年次が、毎週3時間実施している探究活動のテーマ発表会を実施しました。物理3班、化学2班、生物2班、地学1班、数学2班の計10班で興味のあることを中心に調べ、クラス内だけではなく他教科の教員も参加した発表でした。

質疑応答は2分だけでしたが時間を超えた活発的な議論がされました。多くの班の研究テーマは抽象的で、実験をするのに不明瞭な状態でした。これらのテーマをより詳細にするための、効果的で有意義な時間となりました。

今後は、このテーマ発表会の意見を受けてテーマを見直し、実現可能な研究にしていく予定です。

令和7年度 第1回PTA理事会

令和7年5月9日(金)に第1回PTA理事会が行われました。
全体理事会では、PTA会長挨拶・校長挨拶に続いてPTA総会に提案する資料(案)が審議され、全て承認されました。また、学校から教務部・生徒指導部・進路指導部・科学教育部が現況説明をしました。
全体会終了後は、各年次にわかれて年次理事会が実施されました。各年次ごとに概況報告と意見交換が行われました。
PTA総会は5月31日(土)に実施されます。授業公開もございますので、多くの保護者の方々に御参加いただけますと幸いです。

 

生徒総会

5月1日(木)7限に、令和7年度生徒総会が行われました。生徒会役員や各委員会の委員長などが中心となり、資料準備や会の運営を行いました。議案は、令和6年度の生徒会と各委員会の活動報告、令和6年度の生徒会予算の決算報告、令和7年度の生徒会と各委員会の活動予定案、令和7年度の生徒会予算案などがあり、すべての議案が賛成多数で可決されました。また、生徒会での検討やHR委員による評議会での検討を経て、軽音同好会が軽音部に昇格となりました。今年度もペーパーレス化により生徒総会の議案書が生徒のTeamsへPDFで共有されています。生徒会によるスムーズな議事進行や総会の運営でした。

 

台湾の国立彰化高級中學との交流

4月14日(月)台湾の国立彰化高級中学校の生徒が交流会のために来校しました。午前中は本校の探究活動でお世話になっている日本製鉄とかずさDNA研究所にご協力をいただき、台湾の生徒は工場内や研究所内の見学をしました。

木更津高校に到着後は、理数科生徒との昼食交流会で親睦を深めました。事前に台湾の生徒から手紙が送られてきており、来日や交流会を楽しみにしているとのメッセージを受け取っていました。それぞれの国のお菓子を交換したり、英語で会話したりと本校の生徒、台湾の生徒ともに大変いきいきと交流する姿が見られました。

歓迎会では記念品交換、代表生徒による国立彰化高級中学校の紹介、音楽部とジャグリング部による歓迎のパフォーマンスが行われました。

各学校の代表グループによるに全体発表では、木更津高校は、日本から台湾まで長距離移動するアサギマダラについて、マレーシア海外研修で行った甘酒についての発表を行い、台湾の生徒は、健康促進のためのレジスタントスターチ、台湾の食品ロス削減のための取り組み(フードセービング)について発表しました。

その後、各部屋に分かれてグループごとに台湾生徒が英語で準備したSDGsについての発表を聞き、質疑応答などを行いました。放課後は部活動見学をして、台湾の生徒を見送りました。台湾の生徒の皆さん、本校の生徒の皆さん、そして台湾の先生方も大変喜んでいただくことができました。きっと多くの人たちの良い思い出になったことと思います。

 

理数科3年生徒感想

台湾生徒との交流会を通して私は貴重な経験をたくさんしました。1つは英語のみでの交流です。お互い普段使っている言語とは違うもので話すことは戸惑いも多くありながら、自分の気持ちが伝わった時の嬉しさは格別でした。またバディの子とは書道が好きという共通の趣味があり、言葉が上手く伝わらずともお互いの作品を褒め合い楽しい時間を過ごしました。今後二度とないこの経験を今後の学習などに活かしていこうと思います。

 

理数科2年生徒感想

私たちは、Butterflies crossing the sea “Chestnut Tiger Butterfly”(海を渡る蝶「アサギマダラ」)というテーマで理数科が毎年群馬県で実施しているアサギマダラの生態調査について英語で発表しました。私たちは全員が英語が苦手で、発表が伝わるかどうか不安でした。しかし、多くの台湾の生徒が関心を示してくれて、台湾でもアサギマダラの捕獲調査をしてくれることになりました。今後の台湾との連携調査のきっかけを作ることが出来て、大きな自信になりました。理数科のアサギマダラの研究をもっと深く出来たら良いと思いました。

 

台湾の生徒の感想はこちら→台湾生徒感想訳.pdf