木高の日々の様子

TOPICS

ポロシャツを夏服の選択肢として導入

本年度から夏服として、指定のポロシャツの着用が始まりました。

導入にあたっては生徒会が主体となり、昨年度の夏季休業中における試験的な着用を経て、全校生徒の意見集約、デザインサンプルの作成、アンケートの実施、業者制定を行いました。
年々厳しくなる気候に対応し、少しでも快適に学校生活が送れて学生の本分に集中できるようになることを期待します。

なお、式典などの正装が要求される場面では従来の制服を着用します。

春の授業公開・PTA総会

令和8年5月30日(土)、春の授業公開およびPTA総会が行われました。
授業公開においては、昨年に引き続き中学生・保護者合わせて1000人以上の参観の申込があり盛況でした。

特に午前中は大勢の中学生に参加いただき、廊下が渋滞するほどでした。
木更津高校に興味を持っていただきありがとうございます。
来年からともに高校生活を過ごせることを楽しみにしております。

PTA総会は滞りなく議事が進行しました。
特筆すべき点としては、冷房設備費についての減額、生徒会費の増額について、承認されました。
任期満了により会長を退任される川守田様には記念品と感謝状が贈られました。
川守田様には、参与という形で今後もご協力いただきます。

総会後には、千葉県教育委員会子ども若者政策課の田久保様より、「インターネットの適正利用について」の講演をいただきました。
現在話題となっている生成AIの話題を交えながら、自分が被害者にならないとともに加害者にもならないことについてお話いただきました。

お忙しい中、授業公開、PTA総会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

令和8年度 第1回学校運営協議会

 

令和8年4月21日(火)、今年度第1回目の学校運営協議会が行われました。

 この第1回学校運営協議会では、主に本校の学校教育目標等についての協議が行われました。
 協議の結果、本校の学校教育目標等について、承認されました。

 学校運営基本方針の中では、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の全校体制による推進」、「理数科の特徴を生かした進学指導」、「働き方改革への取組」についても本校校長から説明がありました。

 今後は、今回承認されました学校教育目標等に沿った学校運営をしていくことになります。

探究KISARAZU-GⅡ

本日(4月21日)、2年次普通科では全クラスを体育館に集め、探究活動の進め方についてのガイダンスを行いました。本校教員がスライドを用いて、これまでの実践を踏まえた探究の流れを説明するとともに、陥りやすい失敗や注意点についても共有しました。

特に、「先行研究の調査」と「実現可能性」の2点について重点的に説明しました。事前調査が不十分な場合、既に明らかになっている内容を繰り返すだけの研究になってしまう可能性があります。また、実現可能性を十分に考慮しないと、構想段階で終わってしまうこともあります。

本ガイダンスでは、理数科におけるこれまでの探究活動のノウハウを基に、普通科の探究にも活かせるポイントを共有しました。今後の探究活動の充実につながることが期待されます。

探究KISARAZU-SⅡ × SⅢ

本日、2年次理数科では、1年間取り組む探究活動の研究テーマについて検討を行いました。この時間だけで決定するものではありませんが、グループや教員と意見を出し合いながら、テーマの方向性を探りました。キーワードの整理や先行研究の調査にも多くの時間を要し、探究の出発点として重要なプロセスとなりました。

また、7時間目には、3年次理数科の生徒による研究発表を、2年次理数科の生徒が聴講しました。研究内容の理解に加え、テーマ設定の工夫や研究を進める上での苦労、後輩へのアドバイスなどを直接聞く貴重な機会となりました。

SⅡの生徒にとって、今後の探究活動に向けた大変有意義な時間となりました。

探究KISARAZU‐GⅠ、SⅠ 探究入門

本日(4月15日)7限、1年次普通科と理数科の生徒は「探究KISARAZU」という科目についてどのような活動をしていくかを学びました。本校では総合的な探究の時間に、SSH特有の科目「探究KISARAZU」として、3年間探究活動を進めていきます。今日は、調べ学習と探究活動の違いやAIができることなど、これからどのような力を求められ、そしてどのような活動をしていくか学びました。

 普通科では3年間で3単位、理数科は6単位と授業時数が異なるため、探究活動の内容と進み方は異なります。しかしながら、どちらも自ら問いを立て、考え、情報を収集・分析し解決策を導き出す力を身に付けていく、いわゆる「探究力」を身に付ける活動を行うことは同じです。高校生の柔軟な発想を十分に発揮し、充実した活動になることを願っています。

令和8年度 離退任式

 令和8年4月10日(金)、離退任式が行われました。昨年度末で本校を去られた5名の先生方から在校生に向けて、木高で最後のお話を聞かせていただきました。

 離退任される先生方には、ご勤務の間、数えきれないほど歌った本校校歌を、式の最後に在校生・職員一同と共に歌っていただきました。
 これまで本校生徒のためにご尽力いただいた先生方、ありがとうございました。先生方のご健康とご多幸、ならびに新天地でのますますのご活躍をお祈りいたします。

令和8年度 入学式

 令和8年4月7日、令和8年度入学式が挙行され、桜雨の中、320名の新入生が真新しい制服に身を包み、本校の門をくぐりました。担任に一人ひとり名前を呼ばれると皆力強い返事をし、校長先生、同窓会長、PTA会長と3名の大先輩からのお話に真剣に耳を傾けていました。新入生代表生徒、在校生代表生徒どちらの言葉からも「失敗を恐れず挑戦していく木高生の姿」のイメージが会場に共有されました。ここから始まる木高生としての3年間が楽しみですね。
 新入生の保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。また、足を運んでいただきました多くの保護者の皆様にも、改めて感謝申し上げます。

令和8年度 新任式・前期始業式

 令和8年4月6日、新任式および前期始業式が行われました。
 新任式では、今年度新たに本校に着任された11名の教職員が紹介されました。先生方、これからよろしくお願いいたします。


 続けて行われた始業式では、今年度最初の校歌が体育館に響きました。校長式辞では、お花見の話題から「研究を社会にどう活かすか」(社会実装)という視点について触れられ、科学教育に力を入れる本校らしい新年度の幕開けとなりました。
 その後、新年度の教員の布陣が紹介されると、新2・3年生は一気に沸き立ち、クラス替えを経ていよいよ新年度モードになりました。
 本校を見守り支えてくださる皆様、今年度も変わらぬご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

日本水産学会高校生ポスター発表会

 生物部1年生4人と2年生3人は、東京海洋大学品川キャンパスで開催された「日本水産学会春季大会」に参加しました。この大会は3月26日(木)~29日(日)の4日間で行われるもので、主に企業や大学院生などが口頭またはポスターによる発表をするのですが、今回は、1日だけ高校生もポスター発表に参加できるということで、生物部での研究を発表しました。

 高校生の発表は、各都道府県から約100チームの水産に関わる研究が集まり、ポスター発表形式で実施されました。本校生徒は緊張しながらも良く発表し、多くの高校生や企業、大学関係者からの質疑応答にも応えていました。

 今回は、千葉県以外の高校生がどんな研究をしているのか、また、大学や企業と関わりを持って研究ができることを知ることができました。さらに大学院生による口頭発表も聞くことができ、大学進学後のイメージが湧く、とても良い機会となりました。

 

令和7年度 終業式

 令和8年3月24日(火)、令和8年度終業式が行われました。
 校長先生のお話では、今年を象徴する漢字「熊」について、「ニュータイプの熊」や「アーバンベア」といったメディアのキャッチーな言葉をそのまま受け取ることへの危惧が述べられました。自分の目で見て自分の頭で考えることを、探究活動を通して生徒達は学んできています。なぜ人里にクマが出没するようになったのか、環境などから考える科学的なアプローチ、人口減少などの社会学的アプローチなど、理系も文系も様々な側面から問題を考えることができるというお話から、生徒達は日々の探究活動について考えを巡らせたことと思います。
 そのあと、各主任から新年次を迎えるにあたって話がありました。現学年の積み残しをできるだけなくすこと、受験や木高祭などの目標に向けてチーム力・人間力をあげることなどが話されました。
 春はもうすぐそこです。春休みの時間を大切にして、気持ちよく新年次をスタートできるといいですね。

令和7年度 卒業生による進路講演会

 令和8年3月19日(木)、卒業生による進路講演会が行われました。
東京大学、大阪大学、東北大学、一橋大学、お茶の水女子大学、千葉大学医学部、慶應義塾大学、東京理科大学に進学する卒業生より、志望校の設定方法と理由、受験期の平日と休日の勉強時間、時間の捻出方法、学校の授業や定期テストへの取り組み方、おすすめの勉強方法などが自分の体験をもとに話されました。

 それぞれ授業や教員はもちろん、電車の電子ニュース、おすすめYoutube、AIなど利用できるものは全て使い、工夫しながら自分の勉強スタイルを確立していました。特に「授業で扱うものは授業中に全て覚えるようにした」、「受験向け講座を受講した」、「受験期は教室で友人と話をして気分転換をした」等、学校をフルに活用したという話が多くされました。
 一生懸命メモを取る在校生の姿が印象的でした。講演後の個別相談会にも多くの在校生が訪れ、熱心に話を聞いていました。

 これから受験を迎える在校生にとって、とても有意義な時間となりました。卒業生の益々の活躍を心からお祈りします。

令和7年度校内成果報告会を開催しました!

3月18日(水)、本校教室棟と第1体育館を会場に、1年間の探究活動の成果を発表する報告会を行いました。1・2年次の生徒がスライドやポスターを使って発表し、年次を越えて互いの研究の成果を報告し質疑を交わしました。今年は昨年度より多く、約130件の研究が集まりました。

最後に、体育館では全体から選ばれた3つの研究に加え、1月にマレーシアで研修を行った生徒による海外研修報告と研究発表がありました。

また、日頃よりご支援いただいている6名の講師の方々から温かい講評を頂戴しました。

 

SSH講演会

 本校第1体育館にて、1、2年生と希望された保護者を対象に「SSH講演会」が行われました。講師として、かずさDNA研究所の所長である田畑哲之様を招待し、「50年のDNA研究から学んだいろいろなこと」という演目で講演いただきました。

 田畑所長の学生時代の話や、DNA研究に関する変遷、そして今どこまで日常に利用されているのかを分かりやすく講演いただきました。また、研究倫理についても話をいただきました。講演の最後に質問する時間があり、多くの生徒が積極的に挙手していました。

 DNAと聞くと理科の中でも生物分野のイメージが強いかもしれません。しかし、DNAは塩基とリン酸と糖という化学物質からなるものであり、それが二重らせん構造をとっていると考えると、物理や化学の視点も学ぶ必要があります。ぜひ幅広い視点で世の中を見る力を養っていってほしいと思います。

 

【生徒の感想】

・DNAのことだけでなく、科学的な考え方や原則も学ぶことができ、また自分の将来のこととも向き合えたので良かった。

・ゲノム編集についてはテレビ等の番組で見ていて、鯛やフグについては知っていたけれど、牛や豚などにも使われていることを初めて知った。

・今回の講演で科学がどうあるべきか、生物はどのようにして解明されてきたかを少し知ることができた。生物の授業でやったDNAの内容の発展みたいな感じでとても面白かった。

 

探究KISARAZU‐SⅡ 千葉県課題研究発表会に参加してきました!

3月15日(日)に、東邦大学で行われた千葉県課題研究発表会に理数科2年生全員で参加してきました。

午前の口頭発表には、化学2班と数学1班が参加し、大学の先生、他校の高校生、保護者の前で発表しました。鋭い質問がくることもありましたが、冷静に答えている姿が印象的でした。

午後のポスター発表には、全員が参加しました。他校の生徒と意見交換する生徒がいたり、他校の発表に刺激を受けたりした生徒もいたようです。

理数科2年生の探究活動は、18日(水)の校内成果報告会が最後となります。最後の発表に向けて、あと少し頑張ります。

 

【生徒の感想】

・1年間を通じて、実験を工夫しながら、考察することが楽しかった。発表にも緊張しなくなってきた。

・他の学校の発表も1年間の課題研究の成果が見えて、刺激を受けた。

・課題研究をしてみて、自分で考えて実験する難しさを感じた。班員に助けられたこともあり、自分自身でも考えられるような力を身につけたい。

令和8年度入学許可候補者説明会

 令和8年3月13日(金)、入学許可候補者と保護者の皆様を対象に、入学許可候補者説明会が実施されました。
 校長先生や各主任から、高校生活への心構えや入学までに準備をしておいてほしいこと等が話されました。自主自律の校訓に基づいた高校生活、生活習慣や身だしなみに関する内容や、「中学校の学習内容の積み残しをなくしておく」など入学前の準備について話がありました。
 今年、東京大や千葉大医学部、大阪大、一橋大など難関国公立大学に合格した卒業生は、多くが「特に基礎を大切にしていた」と話します。中学校で学んだことを土台にして、4月から高校の学習の基礎を学んでいきます。高校受験が終わり、ほっとしたのも束の間、次のステージは始まっているのですね。
 またICT教育のさらなる推進のため、BYODの推奨端末をiPadとさせていただきました。入学許可候補者および保護者の皆様、配布資料を御覧いただき、ご不明な点等あればお問い合わせください。
 4月に晴れやかに入学してくる新入生に会えるのが楽しみです。

第78回 卒業証書授与式

 令和8年3月5日(木)に第78回卒業証書授与式が挙行されました。
天候に恵まれ、春らしいうららかな日の光が感じられるようになったこの佳き日に、3年生310名は卒業の日を迎えることができました。

今年度は、3年間の評定平均が4.8以上でかつ3年間の定期試験の平均点が88点以上の生徒に贈られる、「3か年学術賞」の表彰がありました。

 
3か年学術賞 服部さん 豊島さん

 
両名はこの20年間で4人目、5人目の受賞となります。


校長先生やご来賓の同窓会会長 石渡様、PTA会長 川守田様からは、本校の伝統と、ここから新たな場所へ羽ばたき、高度DX社会という変化の激しい社会をこれから生きていく卒業生へ、強い期待と鼓舞する言葉が贈られました。校長先生が朗読した宮沢賢治の『あすこの田はねえ』の詩から、「あたらしい学問のはじまり」が強く意識されました。

答辞では、探究活動など高校生活の様々な場面で、試行錯誤を繰り返すという過程から学びを得るという学問の素養を培った自分達は、これからも自らの在り方を模索し続ける、という強い意志が述べられました。

 
これまでの3年間、支えてくださった保護者の皆様に心より感謝いたしますとともに、卒業生の皆さんの今後のご活躍を祈念いたします。

 

探究KISARAZU-GⅡ ゼミ内発表会

令和8年2月6日(金)7限に、およそ半年間の課題研究の成果を発表する、ゼミ内発表会を行いました。多くの班が実験の結果や、調べたデータから読み取れたことをまとめ、自分たちの考えをポスターにまとめ、口頭発表を行いました。

 最終的な探究活動のテーマは70以上となりました。今後の活動として今回の発表をA0サイズのポスターにまとめ、3月18日(水)「SSH校内成果報告会」にてポスター発表を行う予定です。

KISARAZU開拓ラボ 分子生物学実験講座Ⅱ

    2月14日(土)・15日(日)の2日間にわたり、木更津市にあるかずさDNA研究所にて、「最先端のバイオテクノロジーを実際に体験し、生命科学への理解を深めること」を目的としてDNA研究に関する実習を実施しました。
 1日目は、「DNA研究とバイオテクノロジー」に関する講義から始まり、DNA研究の基礎について学びました。その後の実験では、制限酵素を用いてDNAを切断する操作や、プラスミドDNAを用いて大腸菌に新たな遺伝情報を導入する「形質転換」の実験を行いました。午後には、ゲル電気泳動を用いてDNAを観察し、DNAの大きさの違いによって移動距離が異なることを確認しました。また、研究所内の見学も行い、最先端の研究設備や研究環境に触れる貴重な機会となりました。
 2日目は、タンパク質の電気泳動を行い、GFP(緑色蛍光タンパク質)を観察しました。目に見えない分子レベルの変化を実際に確認することで、遺伝子とタンパク質の関係について理解を深めることができました。その後は、前日に形質転換を行った大腸菌の観察を行い、遺伝子が実際に機能していることを表現型の違いとして確認しました。

 実習の最後には、各班で実験結果をまとめ、発表会を行いました。生徒たちは、実験から得られた結果をもとに考察し、自分の言葉で発表することで、科学的に考える力と表現力を養うことができました。今回の研修を通して、生徒たちはDNAやタンパク質といった生命の根幹に関わる物質を実際に扱い、学校の授業だけでは得られない貴重な経験を積むことができました。また、研究の現場に触れることで、生命科学への興味・関心をより一層深める機会となりました。本校では、今後もこのような体験的な学びを通して、生徒の探究心を育み、科学的な視野を広げる教育活動を推進してまいります。今回の実習を行ってくださったかずさDNA研究所のみなさまありがとうございました。

 

生徒の感想

 今回の講座では、DNAの研究が医療だけでなく人々の食生活にも関わっているということを知り驚きました。また、ゲノム編集は様々な動物の性質を目的のために変えることができますが、もしカルタヘナ法がなかったらゲノム編集はどこまで広がっていたのか気になりました。実験では、自分の手で作業を行うことで、菌が分裂や増殖するとどうなるのか、どのような変化があるのかを自分の目で確認することができ、DNAに他の物質を入れるというのがどのようなことなのか深く理解できたと思います。考察をすると、あっていそうな答えがでても完全に証明できない難しい所もありましたが、結果から色々な視点の考えを出すのが楽しかったです。

君津市長賞 袖ケ浦市生涯学習特別奨励賞 受賞おめでとうございます

 昨夏、7月28日~7月30日、栃木県宇都宮市で行われた全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会の歴史・考古部門に2年生の東さんと鈴木さんが千葉県代表として出場し、「シベリア抑留者の記憶~抑留手記の比較研究~」という研究で最優秀賞となりました。
 この度その成果に対し、生徒それぞれに君津市長賞と袖ケ浦市生涯学習特別奨励賞が授与されました。授賞式では各市長から栄誉を称えられました。おめでとうございます。
 上級生の研究成果を学び、1年次生もそれぞれの課題研究に励んでいます。

県立学校チャレンジ応援基金でバスを手配し、校外探究活動を実施

 千葉県は、県立学校が自主的に実施を希望する取り組みを実現するため、様々な方からの応援が受けることができるよう、各学校が寄付金を募集しその適正な管理を行う「県立学校チャレンジ応援基金」を設置しています。

 本校は今年度6月からこの制度で「未来を生きる生徒の、主体的活動充実プラン」を策定し、寄附を募集しています。

寄せられた寄附金から、バスを手配し、校外で探究的な学びを実施しました。

12月13日(土)、佐原市で、伊能忠敬の業績や佐原の水運、尾利根川周辺の地形の現地測量調査を行いました。実際の研究現場を体験することにより、探究の方法を学び自分自身の課題研究につながるヒントを得ました。
(生徒の声)
「佐原の歴史について深く知れたのでもっと歴史に触れたいと思いました。」
「普段経験できないことをすることができてとても楽しかったです。インタビューするのは少し緊張したけれど上手く聞くことができました。」

12月24日(水)、木更津市の「サカタのタネ」君津育種農場で、育種について学びました。講義・育種場見学では、世代の異なる種子の生育状況を実際に見ることができ、育種シミュレーターによる育種体験では、収穫量を上げるための工夫を考えました。
(生徒の声)
「育種の方法や、どのように育種が進められていくのかを理解することができた」
「育種のシミュレーションを通して、この種を交配させるとどうなるのかを具体的に想像できた」
「品種改良はとても長い時間をかけ、多くの組み合わせを試した中から、わずかな成功例が生まれていることを実感した」

2月4日(水)、長生高校で行われたSENEC(東部地区理数教育推進連絡会課題研究発表会)に参加しました。1年間かけて行った課題研究の成果を発表し、他校の生徒との交流や情報交換を通して課題研究の活性化を図ることができました。
(生徒の声)
「質問してくれる人が他の学校の高校生だったので、千葉大学発表会のときとは雰囲気が違って勉強になった。」
「他の高校でタブレットを使った発表があり、参考になった。」


寄附金募集に御協力くださいました皆様に感謝申し上げます。

千葉大学国際研究発表会

 2026年2月8日(日)マレーシア海外研修に参加した生徒は、千葉大学西千葉キャンパスにて「第28回国際研究発表会」に参加しました。前日から降った雪の影響が心配されましたが、予定通りプログラムは進行し、午前は研究内容の口頭発表を、午後はSDGsに関するワークショップを行うことができました。

 口頭発表での質疑応答はマレーシア現地での経験もあり、みんなで意見を考えながら答えることができました。また、他校の高校生の発表や海外の大学生の発表を聞くことができ、研究に対する視野が広がったように感じました。

 午後のワークショップは、SDGs12番目の目標である「つくる責任使う責任」に注目し、木高生全員は別のグループに分かれ、千葉大学の学生や他校の高校生、海外の学生とともに意見交換をしながら最終的に簡易的なポスターを制作し、発表しました。

 海外での経験は、英語力はもちろんですが、積極的な意見交換ができる力に表れていたように感じました。

 

探究KISARAZU‐SⅡ SENECに参加してきました!

 2月4日(水)に、長生高校にて行われた千葉県東部地区理数教育推進連絡会(SENEC)に参加しました。本校からは、2年次理数科生徒36名が参加しました。

 理数科生徒は、この1年間行ってきた課題研究の成果をポスター形式で発表してきました。9月に参加した千葉大学の高校生理科研究発表会では、大学の先生方を前に発表しましたが、今回は高校生や教員向けに発表し、また違った雰囲気を感じたようです。

 今後は、3月に東邦大学で行われる千葉県課題研究発表会に参加する予定です。今年度最後の発表会に向けて、さらに研究を進めていきたいと思います。

 

【生徒の感想】

・質問してくれる人が高校生だったので、千葉大学発表会のときより雰囲気が違った。

・他の高校でタブレットを使った発表があり、参考になった。

 

探究KISARAZU‐GⅠ 小学校で進めるエコなまちづくり~みんなでコンポストをつくろう~

 探究KISARAZU‐GⅠでは、「木更津市への事業提案」をテーマに、SDGsと木更津市に関連した探究活動を行っています。

 令和8年2月3日(火)には、1年次普通科の生徒7名が、木更津市立木更津第二小学校の4年生を対象に、「小学校で進めるエコなまちづくり~みんなでコンポストをつくろう~」と題して授業を行いました。
 ゴミ問題やその対策の一つであるコンポストについて、小学生にも分かりやすく、楽しみながら学んでもらえるよう、生徒たちがさまざまな工夫を凝らして説明している姿が印象的でした。第二小学校の児童も、コンポストづくりやクイズなどに積極的に参加してくださり、本校生徒にとっても大変充実した活動となりました。
 地域の小・中学校との連携は、探究GⅠにおいて初めての取り組みでしたが、校内での活動では得られない大変貴重な経験となりました。今後も、探究活動で学んだことを地域に還元していければと考えています。

探究KISARAZU-GⅠ活動

探究KISARAZU-GⅠでは、「木更津市への事業提案」をテーマに、3月の校内成果報告会に向けて探究活動を行っています。
令和8年1月25日(日)には、黒田料理教室より石井様をお招きし、木更津の名産品であるブルーベリーを使用したビスケット開発の活動の一環として、調理実習を実施しました。
これまで生徒たちは3回ほど試作を重ねてきましたが、レシピの調整や火の通り加減に課題を感じていました。今回、石井様からレシピに関する助言や調理のご指導をいただいたことで、これまでで最もクオリティの高いビスケットを完成させることができました。
今後は、長期保存を見据えた保存方法について検討を進めていく予定です。

SSH マレーシア海外研修 4日目

2026年1月23日(金)、天気は晴れ、最高気温32度
いよいよマレーシア海外研修も最終日。4泊したホテルを後にし、Brew by root という発酵食品の開発に関わる企業を訪れ、コンブチャを作っている方によるワークショップに参加しました。我々も実際にコンブチャを作り、日本に持ち帰りました。ワークショップが終わり、昨日まで作ってきた甘酒に関する発表をしました。その後、昼食を食べ、Brew by rootのコンブチャを試飲させてもらい、様々な味を体験することができました。この1週間で、英語力だけでなく、異文化に適応していく力や協調性が身についたと思います。この経験をこれからの学校生活でも生かし、木更津高校の代表として、国際社会で活躍できる人材に育って欲しいと思います。全員良い顔をして、翌日朝、成田空港に無事到着しました。

KISARAZU開拓ラボ「南極の自然」

 1月24日(土)午後、星槎大学 客員教授、第50次南極越冬隊員の武田康男氏をお招きしてKISARAZU開拓ラボ「南極の自然」を本校視聴覚室にて開催しました。武田先生による講座は平成30年度から恒例となっている講座です。今年もオーロラや流星など南極を始めとする様々な地域での素晴らしい自然現象を美しい4K映像で見せていただくと同時に、それらの自然現象にまつわる興味深いお話を伺うことができました。南極に向かう観測船「しらせ」が厚い氷を砕きながら進む様子、ブリザードの吹きすさぶ南極基地、24時間太陽の沈まない白夜での気象観測など。さらに、ペンギンやアザラシなどの愛くるしい姿や、透明で匂いのない極寒の世界で活動する越冬隊員たちの生活などについて、体験した人でないと分からないお話をしてくださいました。

 

~生徒の感想~

・色々な写真をもとにした説明がすごく楽しかった。好きなことを突き詰める人は魅力的に見えるなと思いました。自分も将来のことを考えて積極的に自ら活動していきたいです。

・体験談や写真自体も凄かったですが、何よりも凄いのは先生の飽くなき探究心とそれに基づく行動力!!さらに、先生は貴重な経験を、高校生から行っていた天体観測や北極に行くための人間関係作りなど、自分がその時出来る行動を目一杯行った末に獲得出来ていたように感じました。やはり人生何事も受け身でいてはあっという間に流されて終わりそうだと実感しています。

・自分が今まで知らなかった、触れることがなかったことをとても分かりやすく、丁寧に知ることができました。武田先生が本当に気象や写真などが好きなのが伝わってきました。私は星を見ることが好きなので個人的に武田先生が思う日本で1番星が綺麗に見えるところが知りたいなと思いました。

 

SSH マレーシア海外研修 3日目

2026年1月22日(木)、天気は晴れ、最高気温31度
今日は9時にホテルを出発し、プトラ大学でマレーシアの言語や文化などについて講義を受けました。その後、学内博物館へ移動し、マレーシアの衣類、武器、芸術などの歴史について学びました。博物館を出てドリアンを試食し、バディと昼食を済ませ、プトラ大学でポスター発表をしました。多くの学生が発表を聴いてくださり、質問をしてくださったことで、より英語力や発表に関する理解力が深まりました。どのグループもここまで準備してきた成果を発揮できた良い発表になったと思います。発表後、プトラ大学にて研修の修了式が行われ、全員無事にプトラ大学での研修を終えることができました。ホテルに帰着後、明日の甘酒の発表に向けて各グループが作業に取り組みました。

SSH マレーシア海外研修 2日目

   2026年1月21日(水)、天気はくもり、最高気温30度。
午前中はホテルで、発表練習やポスター作成を行いました。午後はプトラ大学で、大学院生のバディの協力のもと、午前中に作成したポスターを完成させました。その後、パーム油の研究をしている教授の農園(ラボ)へ移動しました。パーム油は地理の授業でも出てくるものです。実際にパーム油の木(アブラヤシ)を観察し、パーム油から作られるバイオディーゼルなども見せてもらうことができました。講義はSDGsの内容も含んでおり、今までゴミとなっていた廃棄物が、どのようにバイオマスエネルギーとして利用されているのかを学びました。講義の後、外に出ると、今回の研修で初めてのスコールを体感しました。夕食後、ホテルに戻り、甘酒に関する発表に向け、各班が仕上げに取り組んでいました。

 

SSHマレーシア海外研修 1日目

  2026年1月20日(火)、マレーシア現地での研修が始まりました。前日19日(月)10時05分、成田空港からマレーシアへ出発しました。この日は移動のみでしたので、本格的な活動は本日からでした。

 ホテルでの朝食後、終日プトラ大学で活動しました。午前中は菌類に関する講義が主に行われ、様々な菌類の構造の違いを顕微鏡で観察しました。午後はプロバイオティクスの講義、大学院生と細菌の染色実験をしました。日本での英語学習の成果も出ており、2回のオンライン交流を経たおかげで、プトラ大学の大学院生とコミュニケーションをとりながら実験を進めることができました。

 夕飯後ホテルに戻ってから、微生物を用いたSDGsな取組と提案についてのポスターを修正し、発表練習を行いました。プトラ大学での午後の活動の中で、大学院生とポスターに関する話し合いができたので、想定質問などを意識した発表になってきました。

SSHマレーシア海外研修 結団式

 2026年1月16日(金)、マレーシア海外研修に参加する16名の生徒は結団式を行いました。生徒が司会を務め、すべて英語で進行しました。

 来週19日(月)から4泊6日で、マレーシア現地のプトラ大学とBrew by rootという企業を訪問し、講義や実験をします。代表生徒は英語で意気込みを述べてくれました。

 結団式の後は、最後の英単語確認と発表練習を行いました。現地に行くまでにプトラ大学の大学院生と2回、 オンラインで交流したこともあり、不安よりも楽しみのほうが大きい様子でした。

SSHマレーシア海外研修 オンライン交流会(2回目)

 本日は2回目のプトラ大学とのオンライン交流会を行いました。マレーシア現地では、大学院生とペアを組んで、微生物を用いたSDGsな取組と提案をポスター形式で発表します。前回のアドバイスを踏まえ、もう一度発表し、意見を交換しました。

12月のオンライン交流会よりも聞き取れることができたように感じました。マレーシア海外研修まで1週間を切りました。体調管理に気を付け、ぜひ現地でたくさんのコミュニケーションを交わして欲しいです。

 

一橋大学「SDGs×データサイエンス2026in木更津」

2026年1月5日~6日

 本校生徒11名が、2日間にわたって実施された、一橋大学の大学生とともに「木更津市の今後」について考えるグループワークに参加しました。本事業は、一橋大学が各地域でデータサイエンスを活用しながら地域の発展を探究する取り組みの一環として行われたものです。

 参加した生徒たちは、世界の第一線で研究を行う研究者による講義をはじめ、民間企業が保有する多様なデータを用いたワークショップを通じて、大学生・大学院生、自治体職員、市民の方々と協働しながら「地域の未来をデザインする」という貴重な経験を積むことができました。

 本プログラムは、高校生にとって次のような力を育む場となりました。

研究課題の発見
リサーチデザイン、データ収集・分析手法の選択、結果の評価
ビッグデータを活用した可視化(ビジュアライゼーション)
ブレーンストーミングによる知的創造の技術
科学的表現力・プレゼンテーション能力
 今後も本校では、このような大学や研究機関との連携を積極的に取り入れ、SSH課題研究にも生かせる学びの機会を広げていきたいと考えています。

KISARAZU開拓ラボ 株式会社サカタのタネ

12月24日(水)、株式会社サカタのタネ君津育種場において実習を行いました。

 午前中は、君津育種場長の西川様より、会社概要や育種工学、ブリーダー(育種家)の仕事についてご説明いただきました。また、木村様からは育種に関する専門的な話に加え、大学進学時の進路選択についての体験談も伺うことができました。その後、ハウス内で栽培されている作物や、今回の実習のためにご準備いただいた、世代の異なる種子を同時期に播種し、育種の流れが分かるよう工夫された展示を見学させていただきました。
 午後は、三つのグループに分かれ、シミュレーターを用いた育種体験を行いました。仮想の植物を用い、「植物内に含まれる特定物質の濃度」と「植物の収量」を高めることを目標に、異なる特徴をもつ個体を交配しながら、「特定物質の濃度×収量」の値をいかに大きくできるかを競いました。各グループで活発に意見を出し合いながら、主体的に取り組むことができました。
 実習後の生徒の感想には、「育種の方法や、どのように育種が進められていくのかを理解することができた」「サカタのタネには、自分が想像していた以上に多くの役割や仕事があることが分かった」「育種のシミュレーションを通して、この種を交配させるとどうなるのかを具体的に想像できた」といった声がありました。また、「品種改良はとても長い時間をかけ、多くの組み合わせを試した中から、わずかな成功例が生まれていることを実感した」「新薬の開発と同じように、多くの人の知恵と努力が集まって一つの商品になっているのだと感じた。感謝の気持ちをもって食事をしたい」といった感想も寄せられ、今回の実習を通して育種に関する理解と関心が深まったことがうかがえました。
 今回の実習のために、多くの時間と労力をかけてご準備くださった君津育種場の皆様に、心より感謝申し上げます。生徒たちには、今回学んだことを今後の進路選択にぜひ活かしていってほしいと感じています。

令和7年度 賞状伝達式・全校集会・予餞会

 令和7年12月23日(火)、賞状伝達式・全校集会・予餞会が行われました。
〈賞状伝達〉
(1)第76回千葉県高等学校生徒英語研究発表大会 第6位 佐藤さん
(2)書道部 第66回大東文化大学全国書道展 団体賞
                       全国書美術振興会賞 森田さん
                       推薦賞 太田さん
(3)地学部 千葉県科学研究発表会      最優秀賞 谷元さん
(4)第19回高校生理科研究発表会      優秀賞 加藤さん 椎熊さん 羽鳥さん 村越さん

 全校集会では、学習や生活について話がありました。
 教務部や進路指導部からは、自分が選択した科目・進路に対する懸命な取り組みや、失敗しても立ち上がり挑む姿勢、学習へのモチベーションを作り維持する方法についての話。
 生徒指導からは、社会で個性が尊重される一方、注意されることが少なくなる中、十年後を見据えて、自分でどのような意識を形成していくかという話。
まさに「自主自律」について考えさせられる話でした。
生徒は、冬休みの学習に向かう意識や過ごし方に関して、よい刺激を受けたようです。
 また、校長先生からはチャレンジ応援基金のおかげで設置されたスクリーンを用いて
ノーベル賞から考える科学の在り方、文系学問の役割についてのお話がありました。
「何を研究するのか」、「何のために研究するのか」、「研究成果をどう扱うのか」、
この話から、何を受け取って、どう考えるか、校長先生はいつものように生徒に投げかけました。

 その後、3年生への餞とこれから佳境に入る受験への激励を兼ねて予餞会が開かれました。
音楽部の心温まる演奏と、3年生に関わった先生からのメッセージ、
「健闘は祈りません、確信しています。」という年次主任の話で生徒は大盛り上がりでした。
共通テストまでの1カ月を乗り越える気合が入ったようです。もうひと踏ん張りです。

海外研修の活動

 12月19日(金)マレーシア現地のプトラ大学とのオンラインミーティングを行いました。オンライン上ですが、初めて教授や大学院生と対面し、本校生徒は緊張した様子でしたが、事前に準備した発表を堂々とすることができました。発表について大学院生たちから質問をいただきましたが、マレーシア現地のネイティブな発音に非常に苦戦しておりました。

 冬休み明けにもう一度オンラインミーティングを行います。おそらくこのままのリスニングレベルでは、現地に行ったときに相当苦戦するかと思います。残り1か月、発音や文法を意識することで、一部の語句が聞き取れなかったとしても、おおよその意味が分かるようになれるよう準備していきましょう。

 

KISARAZU開拓ラボ「今、防災を考える」

 日本防災士会千葉県支部 副支部長 高木一彦 氏 講師に招いて、KISARAZU開拓ラボ「今、防災を考える」を実施しました。

 この講座では、本防災士会千葉県支部から他に3人のスタッフの方々の協力を得て、教科の枠を超えた学習への意欲を喚起し、生徒の科学的探究力と新しいことに挑戦していく力を育成する事をめざすとともに、防災についての専門知識を持つ方との対話を通して、探究の方法を学び自分自身の課題研究につながるヒントを見つけることを目的としています。

 

〈生徒の感想〉

 ・木更津のハザードマップを初めて見て、高校の周りや駅の周辺が災害のときにこんなに危ないんだなと驚きました。災害が起こった時には今回制作したものを元に、避難できるようにしたいと思いました。

・今まで災害についてあまり深く考えたことがなかったので、とても勉強になりました。グループの人や講師の先生方と協力して防災マップを作ったことにより、さらに理解を深められてよかったです。

高校3年次へ最後の特別授業(数学Ⅲと化学・物理のコラボ授業)

  授業も後2日で終了する3年次の生徒へ向けて、理系のクラスを対象に12月19日(金)4限、化学実験室で特別授業を行いました。数学は計算を解くだけのものでなく、身の周りに存在している面白いものだということを最後に伝えたく、水の温度変化を化学の先生・物理の先生に協力していただき3分野の視点で探究していく授業を行いました。

 生徒たちは、実験と計算とグラフ作成を行いながら、「ニュートンの冷却方程式【微分方程式】」が実験から実際に現れる様子や、ビーカーの大きさを変えてグラフに変化が現れる様子などを確認することができました。

卒業後、大学等で実験や実習を通していろいろな現象を学び、より科学の楽しさを知っていってほしいです。

KISARAZU開拓ラボ 実験を通して学ぶ『確率』

12月15日(月)、KISARAZU開拓ラボ「実験を通して学ぶ『確率』」が本校で行われました。当日は1年次29名の生徒が受講しました。

  次のような実験を設定し、その中からいくつかを選んで、3人から6人のグループで実験を行いました。

1.さいころ

①    2個のさいころを投げ、目の和を調べる

②    3個のさいころを投げ、同じ目の個数を調べる

③    「シックスダイス(6個のさいころを投げる)」(ポーカーのようなゲーム)

2.画鋲

①    1個の画鋲を投げ、針の向き(上に向く[立つ]か?)を調べる

②    3個の画鋲を投げ、針が上を向く個数を調べる

3.じゃんけん

①    3人でじゃんけんを行い、勝負のつき方を調べる

②    5人でじゃんけんを行い、何回目に勝負がつくかを調べる

③    5人でじゃんけんを行い、勝った人数を調べる

④    2人でじゃんけんの「7番勝負」(4勝で打ち切り)を行い、勝敗を調べる

4.振り駒(硬貨投げの代用)

・将棋の「歩兵」を5枚投げ、表(おもて)の出た枚数を調べる

5.くじ引き

・「10本中3本当たりくじ」のあるくじを1本ずつ3回引き、当たりとはずれの出方を調べる

6.カラーボール

  ・箱に入った3色のボール(赤5個、青4個、黄3個)から同時に3個を取り出し、色を調べる

7.ポーカー

・1組52枚のトランプから5枚を引き、「役」を調べる

8.「ビュフォンの針」(円周率の近似)

  ・1000本の竹串([針の代用]100本ずつ10回)を投げ「ラインクロス」した本数を調べる

  あらかじめ「理論値」(期待される出る回数など)を計算しておき、実験の「データ」との比較を行い、(大きい方の値)÷(小さい方の値)を計算して、小数で表し、小数第2位を切り捨てた値に4通りに分類しました。今まで数学の授業で実験を行った生徒がほとんどいなく、多くの生徒が楽しく実験を行い「数学の授業でも実験ができる」ことに感動した生徒が多く、授業で学んだ「場合の数と確率」の学習の確認ができたことに満足感を抱いていました。

<生徒の感想>

・今まで計算するだけで確率を求めてきたが、実験することで確認することができ楽しかったです。

・ビュフォンの針では、本当に円周率にかなり近い値になって、すごかった。

・じゃんけんがとても楽しく、何回か4連勝できて嬉しかったです。

・実験を行うことで確率を実感できた。実験で得た忍耐力を生かし、計算能力を高めていきたい。

KISARAZU開拓ラボ バイオインフォマティクス実習

12月12日(金)本校にて、かずさDNA研究所3名の先生に来校して頂き、KISARAZU開拓ラボ「バイオインフォマティクス実習」を実施しました。バイオ=生物、インフォマティクス=情報科学であり、バイオインフォマティクスとは、コンピュータを使って生物学を解こうする学問となります。今回の実習では、インターネットを利用して、世界の研究機関が蓄積してきた生命科学データとデータ解析ツールを駆使しながら、「 配列のよく似たタンパク質を探す。」、「アミノ酸配列を比較して進化を考えよう」、「 ゲノムをダウンロードする。」、「コロナウイルスの変異を追う」といった解析を行いました。

当日は20名の生徒が実習に参加し、まずは「バイオインフォマティクス」について学び、その後実習を行いました。実習では、研究者が実際に使用するサイトを利用し、ヒトALDH2アミノ酸配列と他の生物を比較し同一性を調べたり、NCBI(アメリカ国立生物工学情報センター)を用いて指定した生物のゲノムサイズを調べました。実習終了後に生徒からは、「生物基礎でやっている内容は遺伝子学のほんの一部でしかないことを思い知らされた。」、「様々な生物の設計図を見て生命の不思議を実感した。」、「以前から興味のあったDNAやウイルスについての仕組みや功績を様々なサイトを使用し調べることができた。」などと、普段の授業とのつながりを感じながらも、その先にある発展的な内容に触れる貴重な機会となったことが伝わってきました。このことを今後の進路選択に活かしていけることを心より願っています。来校して頂いたかずさDNA研究所の職員のみなさまありがとうございました。

 

 

 

KISARAZU開拓ラボ 佐原フィールドワーク

12月13日に香取市の佐原へ実地調査を行いました。

実地調査の前に学校で事前学習を実施し、そこで佐原に関する情報収集をしながら各班テーマの設定・仮説・調査方法等の検討を行いました。

そして迎えた当日では、午前中に伊能忠敬記念館、午後に実地調査という流れで佐原の歴史や街並み、観光、小野川の調査など、文献資料の読み取りや現地の方にインタビューをしていきながら各班が立てた仮説との照合を行っていきました。

学校に戻ってきてからは、調べてきたことを発表し、互いに意見を交換していきながら佐原という町を、科学的な実地調査に基づきながら、より内容を深めることができました。

【生徒の感想】

・フィールドワークをする上で、自分から積極的に聞いたり調べたりすることが大切だとわかりました。

・短時間に問いを立て、スライドも作り、班の人と協力する事ができたと思います。

R7 修学旅行

 令和7年11月7日(金)~10日(月)、2年生は沖縄へ修学旅行へ行ってきました。
通り雨に見舞われながらも、概ね天気もよく、沖縄ならではの暑い気候の中、
一日目は平和学習を行い、予定通りに旅程をこなすことができたようです。
平和学習に後は、美しく澄んだ海、本場のエイサーやカチャーシーなどの琉球文化を堪能し、
満足した顔で帰ってきました。
 すでに12月の定期試験を終え、2年生はいよいよ受験に向けて動き出します。

日本製鉄連携講座

 令和7年11月26日(水)、本校理数科18Rの生徒が、日本製鉄株式会社東日本製鉄所君津地区を訪問し、製鉄所の構内や研究所の見学をさせていただきました。

 普段はなかなか見学することができない製鉄所の高炉や連続鋳造、厚板工場の見学を通して、身近な鉄がどのようにして作られるかを学びました。研究所の見学では、顕微鏡による製品の分析方法や、鉄を作る過程で排出される二酸化炭素を削減するための技術開発について教えていただきました。また、化学反応の過程をさらに身近に捉えることができて大変良い経験となりました。

 後半は日本製鉄技術開発本部REセンターに移動し、研究室の様子を見学しました。電子顕微鏡など、普段触れることができない機器に触れたり、身近に使用されている鉄製品を見たりすることで、化学への関心を今までとは異なる視点で深めることができました。

 

KISARAZU開拓ラボ(アルキメデス~発想力と創造力~)

 11月15日(土)、千葉大学教育学部数学科教育分野の白川健先生とTAの方2名が来校され、本校視聴覚室で開拓ラボが行われました。 

 最初にアルキメデスの逸話についてお話をいただき、戦争の最中、亡くなる直前に円を書き始めたり、イカサマを発見するためにいろいろな手法を使って探究し、やっとお風呂に入っているときに浮力について発見したりと興味深いエピソードを教えていただきました。 

 次にアルキメデスが考えた重心について触れながら、いろいろな図形の重心を求める実践的な授業を行いました。見慣れている三角形からL字型の図形や扇形の図形など様々な形の重心を考えました。 

 この講座を通して、アルキメデスから探究心の大切さと、授業で習う数学はほんの一部分であり、多くの楽しい数学が存在していることを学びました。 

えっ、マンホールに「帝大」?  PTA研修会

 

 10月14日(火)に恒例のPTA会員研修会が開催されました。今回は直前に台風が八丈島付近を通過したため、開催するか否かを前日にHPに掲載するという形をとりました。幸い当日は天候も回復し、前日までのように雨の心配をすることのない1日を過ごすことができました。

 今回訪れたのは立教大学(池袋キャンパス)と、東京大学(本郷キャンパス)です(保護者49名、職員3名)。立教大学では、学生ガイドの案内で4つの班に分かれて見学をしました。歴史を感じさせながらもきれいに整えられた校舎はとても魅力的でした。とくに蔦の絡まる本館は多くの方が写真におさめていらっしゃいました。また、時間帯が早かったっため、趣のある第一食堂の中を見ることも出来ました。そして見学後には、参加された方々の中から、「この大学の学生であることに対する満足感と誇りをもって案内をしてくれた」ことに感心する言葉が多く聞かれました。

 昼食は、飯田橋の「ホテル メトロポリタン エドモント」。ここでの人気者はなんと言ってもローストビーフとスイーツでした。貸し切りの部屋で食事ができたので、落ち着いて過ごすことができました。

  午後は、広い東京大学のキャンパスを1時間ほどかけて巡りました。とにかく歴史的な建物が多くありました。また、重要文化財の「赤門」があったり「帝大」と書かれたマンホールがまだ使われていたり、見ているだけでも楽しいキャンパスです。夏目漱石の小説の舞台にもなった「三四郎池」に沿って散策をした後は、安田講堂を見学しました。60年近く前に東大紛争の現場になった所とは思えないほど、静かなたたずまいを見せていました。

  翌日からまた雨模様の日が続いたことを思うと本当にラッキーな1日でした。参加された皆さま方にもラッキーなできごとがたくさん訪れますように願って止みません。

 

R7 修学旅行結団式

 令和7年11月5日(水)、2年生は修学旅行の荷物の積み込みを終え、翌日6日(木)に修学旅行結団式を行いました。
 校長先生のお話をはじめ、修学旅行に行く目的や予定を改めて確認した後、
美ら島沖縄大使(沖縄県観光大使)の宮里英克様にお越しいただき、
沖縄の文化や歴史についてのお話と三線コンサートをしていただきました。
最後は生徒も全員で三線や太鼓に合わせてカチャーシーを踊り、
翌日からの修学旅行に向けて気持ちを高めることができました。
宮里様、ありがとうございました。

 本日7日(金)から10日(月)まで2年生は修学旅行へ行って参ります。
充実した4日間を過ごし、元気にたくさんのお土産話を持って帰ってくるのが楽しみです。

「探究KISARAZU S-Ⅰ ミニ課題実験」

理数科1年次の生徒は、「丸沼・日光野外実習成果報告会」の後、理科4科目(物理、化学、生物、地学)と数学の計5分野の中から1つの分野を選択し、探究の基礎を学ぶ「ミニ課題実験」が始まりました。基本的にグループでの活動し、実験ノートの書き方や実験装置作り、実験のデザインなどを学びます。限られた時間の中で参考文献を読み、実験し、データを得て、それについて考察します。また、丸沼・日光野外実習成果報告会の時と同様に最終的にポスターにまとめ発表もします。クラスメイト同士で実験の進捗状況を確認し合うことで、科目ごとの研究の特性も見えたりもするので、2年次の本格的な探究活動に向けて良い練習となります。

冬休み前までは行事や考査とも重なってしまったため実験を繰り返すことはできませんでしたが、いくつかデータは得られたと思います。ポスター制作等がスムーズにいくように、データの扱い方についてぜひ予習復習をしておくと良いかと思います。

 

丸沼・日光野外実習成果報告会

11月5日(水)6・7限に本校第2体育館で1年次理数科18ルーム生徒による成果報告会を行いました。

これは、8月の夏休みに2泊3日で行った「丸沼・日光野外実習」の報告会です。実習後、生徒たちは10班に分かれ、担当教員の指導のもと、ポスターを作成し、それぞれの班が以下のテーマについて5分間の発表をしました

 1班 高度による気圧・気温の違い

 2班 戦場ヶ原の植生~自然がつくる戦場ヶ原の植生~

 3班 空を渡る小さな命アサギマダラの軌跡予想

 4班 シカの食害と新たな対策法

 5班 覗いて発見~日光白根火山の秘密~

 6班 熊の生態と行動パターン

 7班 華厳の滝の高さを測定したい!

 8班 日本から台湾まで!?アサギマダラ長距離移動の秘密

 9班 アサギマダラが吸蜜する植物について

 10班 岩石の組成を見てみよう!

 

 当日は野外実習に講師として参加してくださった善養寺聡彦先生、保護者や理数科2年次の生徒も参加して、質問やたくさんの御意見をいただきました。

 

〇18ルーム生徒の感想

「質問されてもその場その場で対応する力がつけられたと思います。すぐに答えることができない時もあったので、質問されそうなことを事前に予測して自分の考えが曖昧なまま回答しないようにしたいと思いました。ポスターの文章の書き方を工夫したり、発表の時に聞いている人とも目を合わせながら発表したいと思いました。」

〇28ルーム生徒の感想

「質問したら分かりやすく回答してくれて、その説明にすごく納得できました!去年のデータを使用してもらえてとても嬉しかったです!これからも頑張ってください!!」

〇保護者の感想

「発表、お疲れ様でした。テーマが面白いと思いました。観測する際の天候や気候をもとに試行錯誤しながら実験されたんだなと感じました。頑張って下さい。」

 

 

KISARAZU開拓ラボ『年号に関する数学パズル

 10月18日(土)、KISARAZU開拓ラボ『年号に関する数学パズル』が本校で行われました。当日は1年次10名の生徒が受講しました。

  はじめに、簡単な「寅年覆面算」『1998=ト×ト×ト×トライ』と『2022=ト×トトラ×イ』を解いて、1998=3×3×3×37×2、2022=3×337×2というように、同じ数字2,3,7のみを用いて素因数分解として表すことができる面白さを紹介しました。覆面算においては111=37×3のように、“37”がAAAという形の3桁の数をつくる“キーとなる数”であることを学びました。次に1/7を循環小数で表し、2×10ⁿ―1(nは自然数)の形の数の中に7の倍数があることを知りました。その次に、「西暦2002年と平成14年のように、西暦◇◇◇◇年が平成〇〇年で割り切れる年はいくつあるか?」という問題を解きました。1988の約数の個数を求めることで解を導けること、答が「無限にある」ではない理由の論理性に納得できた生徒が多かったようです。その次に、2020年木高合格祈念覆面算『2020=きこうにごうかくするぞ』(11個のひらがなの文字と文字の間の10か所のうちの何か所かに「+」を入れて計算し、和を2020にする)を解きました。2020は9で割ると余りが4であることから、2か所ある「う」は「4」であることをヒントとして与え、正解を得た生徒に解を発表してもらいました。「桁数」や「分割の個数」、「各位の数の和」などを考えた結果、多くの生徒が正解を発見できました。さらに、この性質を利用して解く『2028=とうきょうだいがくにごうかくするぞ』という覆面算を解きました。その他、「デジタル表示」に関する問題(2005年問題)などいくつかの問題を解きました。

  続いて、「オリジナル問題をつくる」ことに挑戦しました。年号だけでなく「自分の誕生日や携帯電話の番号でも構わない」こと、「いろいろな数にある性質を発見するだけでも構わない」こととしました。多くの生徒がオリジナル問題をつくることができました。

  生徒諸君にとって、今まで知らなかった「数の性質」や「数や数学の問題を考える楽しさ」を知り、『独創性(オリジナリティー)』や『考える』ことの大切さを学ぶ機会となりました。

<生徒の感想>

・数字を文字で表すことができることが、すごくおもしろかった。

・数字に対するいろいろな見方が広がってよかった。

・数字のことを自分はまだまだ知らないのだと実感しました。

・授業では知ることのない性質などを知ることできたので満足です。

 

丸沼・日光野外実習成果報告会

 11月5日(水)6・7限に第2体育館で1年次理数科の成果報告会を行いました。
 これは、8月の夏休みに丸沼・日光方面へ出向いて行った生物・地学分野の実習の報告会です。
生徒たちは、実習後に物理・化学・生物・地学・数学の担当教員の指導のもと、8月の終わりからポスター作成を始め、当日は計10班が発表を行いました。
 また、生徒の保護者の方々や理数科2年次の先輩方も参加し、生徒たちの発表に対し質疑をしたりコメントしたりしていただきました。
 報告会後、新たに始まるミニ課題実験に向けて、たくさんの学びと反省と自信がついたと思います。保護者様におかれましては、ご支援・ご参加どうもありがとうございました。