木高の日々の様子

カテゴリ:授業の様子

陶芸作品の窯出し

 平成27年7月24日、2年生の工芸の授業で作った陶芸作品が焼き上がって、窯出し作業をしているところです。窯場は工芸室と野球場の間にあります。粘土で造形し十分に乾燥、そして素焼き、最後に釉薬をかけて本焼きと一つの陶芸作品を完成させるまでには、かなりの手間と時間を要します。中でも、この本焼きは、作品の出来を大きく左右するので一番気を抜けない工程です。本焼きには15時間程かかり、2日くらい窯の温度が下がるのを待って取り出します。今回は概ね良好な焼き具合だったようです。
       

興奮・ヤッター! カラーコーディネート

2月26日にお伝えした,家庭科の授業で部屋のカラーコーディネートをした続報です。今日アップした写真は,評価付箋の多かったものです。付箋の多い作品は,きれいに色塗りしてあるもの,陰影をつけたもののようです。ダウンライトの光線を描いて臨場感あふれるものにした作品には驚きました。生徒には,いろいろな才能があるものだと,改めて気付かせてくれました。
            

汗・焦る 久々の体育

今日も後期入試の採点作業があるため,授業は2コマしかできません。しかし短い時間でも,生徒が活動している学校は,活気があっていいもんです。1年男子の体育の様子を撮りましたが,「2・3年生より若いなぁ,無駄にはしゃぎまわる程の活力がある。」と思えます。週の半分は身体を動かすよう「体育」の授業が設定されていますが,多分1年生にとっては少ないんだろうと思います。明日からは第4回定期試験1週前にあたり,部活動をせず勉強に集中する期間に入ります。各自で適度な運動を心がけて欲しいものです。
         

鉛筆 部屋のコーデ

2年生家庭科の授業で,ベッドと椅子が置いてある部屋のカラーコーディネートをしました。黒い線だけで描かれた絵を,色鉛筆を使って自分のセンスを出していこうというものですが,色を入れただけでこんなに素敵になるとは驚きです。また,各自のアイディアが垣間見えて面白い取り組みでした。各自が作ったものに,クラスのメンバーがそれぞれ付箋でコメントを付けてくれますが,付けてもらった制作者はうれしいでしょうね。まだまだ作品があるので,後日にも紹介します。(付箋は写っていない余白部分にたくさん貼られています)
               

苦笑い 柔道の授業

男性の多くは経験上知っているでしょうが,この時期の柔道場の畳の冷たいことといったらありません。今日の授業の最初の方は,背中合わせに座って「よ~いどん」で相手を抑え込むゲームをしていましたが,このときは笹生先生の温情で,靴下を履いたままでした。しかし,後半の立ち技の練習では,足が滑ると危険なので素足になりました。もっと嫌々柔道をしているのかなと思っていましたが,実際に見るとニコニコしながら,そしてときに鋭い目つきで取り組んでいました。ゲーム感覚を楽しむ感じと,闘争本能を呼び起こす部分もあるようです。
            

困る 宮崎先生の研究授業

今日は宮崎先生が自分の担任クラスである16Rで世界史の研究授業を行いました。宮崎先生の授業はいろいろな資料や,実際に旅して入手したものなどを活用しているので,生徒は世界史が身近に感じると評判です。今日も絵画を使ってルネサンスについて考える授業をしていました。
         

理科・実験 石井先生の研究授業

教員3年目の石井先生が,化学実験室で23Rの生徒を対象とした化学基礎の研究授業を行いました。少し生徒がリラックスし過ぎかなと思えるような出だしでしたが,班別に実験を行ったところ,参観した14名の先生も加わってさまざまな考察がなされました。硫酸銅水溶液の電気分解によって銅を析出させ,その質量を用いて電気量との関係を調べ,ファラデー定数を求めるということが実験の目的でしたが,生徒にとって目の前で変化が起こり,結果が現れることはとても楽しいようです。これからも生徒に,たくさんの実験を体験させてあげて欲しいと思いました。
            

給食・食事 家庭科の授業でピザづくり

今週の2年生の家庭科では,ふんわり厚みをもたせた生地で仕上げるアメリカンタイプのピザをつくっています。生地を捏ねるところから始めるので,ほとんどの生徒が初めての体験のようでした。「なんで捏ねるのかなぁ?」などと言いながら,和気藹藹にペッタンペッタンと楽しげです。最近は冷凍食品があるし,レストランやピザチェーンでもおいしいピザを味わうことができますが,手造りにはかないません。保護者の皆さん,ぜひご家庭でお子さんにリクエストしてみてください。
            

急ぎ 体育の授業でマラソン

今日は1年生の様子です。だんだんと慣れてきたのか,最初から半袖短パンだったり,途中から上着を脱いだりして体温調節しています。速い生徒は姿勢がよいように思えます。でも遅い生徒は苦しそうで,楽しくないのでしょうね。なんとかリズムを覚えて,走ることを楽しめるようになり,そしてこの冬を健康で過ごせるようになるとよいですね。
            

花丸 淑氣催黄鳥

題は,今年の県小・中・高校書き初め展覧会の課題です。意味を調べてみたところ “のどかな春の気配にうぐいすの囀りはますます活発”でした。その作品を1・2年生の書道の授業で制作していたので,写真を撮らせてもらいました。生徒は好きな字体で書きますが,黒と白のコントラストが美しい作品が,うまいなぁと思えました。今後出品してから厳しい審査を経て地区代表が選ばれ,県総合スポーツセンター体育館での席書大会(当日全員が集まって一斉に書くそうです)に臨み,後日、成田山書道美術館で表彰式と展覧会が行われます。 
             

急ぎ 体育授業でマラソン始まる

1・2年生男女ともに,今日から体育の授業はマラソンです。校舎を大きく囲んだ校内のコースを最初の日は男子が6周,女子が5周し,次回からはさらに増えるそうです。陸上部・サッカー部・バスケットボール部・野球部などで,普段から走っている生徒は,マラソンと言うより中距離走の勢いであっという間に走ってしまいます。4限の授業での男子1位は越川君,女子1位は大久保さんでした。速い人はしっかり地面を蹴って,走ることが楽しそうです。でも苦手な人には,この寒い中を走ることが苦役に思えるかもしれません。健康保持のために頑張りましょう。
            

夜 1年生美術作品 2

とうとう大みそかとなりましたが,みなさまの一年はいかがだったでしょうか。今年も当ホームページをご愛読いただきまして,まことにありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさまの新年に幸多からんことを祈念しておりす。さて,今日も昨日に引き続き,年末の美術の授業で品評会をしたときの作品紹介,その2です。
                

ひと休み 美術の授業

1年生の授業で各自が描いた絵の品評会をしていました。各人がどの絵を気に入ったか,なぜその絵を選んだのか,家に飾るとしたらどこに飾るかを発表しました。照れ隠しでふざけてしまうのではないかなぁと思っていたら,田代先生がしっかりと品評の意義を説明し,雰囲気を作ってくださったので,興味深い品評会になりました。冬休みには作品を掲載しますので,お楽しみに。
         

会議・研修 木村先生の研究授業

教員年目木村先生の物理の研究授業が,38Rを対象クラスとして先週行われました。これは初任者研修と言われる研修の一環で,1年間の指導力の向上を,先輩の先生方が参観してアドバイスするものです。木村先生は千葉大学から屈折率の実験用具をペアの人数分借りてくる熱の入れようで,実験の説明も書画カメラを使って,スクリーンに大きく映像を映し,その映像に説明のための線を書き入れながらするという工夫をしていました。生徒が3年生31名,参観教員が11名だったので,実験の所々で,和気藹藹とした声が聞こえ,ちょっとリラックスムードにあふれてしまっているかなぁと思いましたが,そこで木村先生が「じゃぁ説明しますよ。みんな注目!」と言った途端,教室がシーンとなって説明に聞き入ったのは先生も生徒もさすがでした。書画カメラの利用については,もっと多くの授業で取り入れていきたいと思いました。
            

会議・研修 数学Ⅲの研究授業

数学科の鈴木先生が,県の数学教科研究員を務めている関係で,本校で教科研究員協議会が行われました。各研究員の先生方の研究内容について終日協議していますが,3限だけ鈴木先生の研究授業が38Rでありました。理系クラスの数学Ⅲともなると,難しい積分を扱うので生徒も懸命です。しかし受験前の緊張もありますが,和気藹藹とした中で授業が行われました。
         

情報処理・パソコン 情報の授業

保護者の方々は,お子さんがどの程度パソコンを使えるか御存知でしょうか。先日の「情報」の授業ではExcelを使った数値処理作業をしていました。WordExcelPowerPointなど結構使えるようなので,ぜひ御家庭でも話題にしてみてください。今の子どもたちは,使いながら覚えていくので,大人より覚えるのは速いようです。
         

理科・実験 DNA出張授業

DNA研究所の4名の先生が来校し,夏前の講座とは別クラスで合計105分に渡る授業をしてくださいました。生徒は支給された不織布白衣を着て,実験用保護メガネを付けると,すっかり研究者の気分。高価な実験器具を使ってのDNAの実験は,ずっと笑顔のままでした。教科書の図や写真を見るだけ先生の説明を聞くだけではなく,やはり理科は実験が重要です。学校で用意できない実験の機会をいただき,また研究者としての高度な知識を伝授していただき,DNA研究所のみなさま,ありがとうございました。
            

給食・食事 麻婆豆腐

家庭科の調理実習で麻婆豆腐とコーン卵スープを作った24Rの様子です。昼休みから始めて5限まで使って調理し,その後会食です。食べるのは午後1時30分頃になってしまうので,お腹がすいてしまうと思いますが,空腹は最大の調味料でもあります。さて,向井先生に手本を示してもらっているそうですが,それにしても手つきの良い男子がいます。にんにくのみじん切りでは,包丁の先の方をまな板に押さえつけて,柄に近い方を細かく動かして切ったり,スープに溶き卵を入れる際に,菜箸を伝わるように入れたりしていました。味はいかがだったでしょうか。楽しそうに調理していたし,おいしいですよね。休日には家でも作ってみると,意外な一面を御家族に見せることができますよ。
            

小雨 イモ掘り

夏に,2棟と3棟の南側へ土嚢がいくつか置かれました。しばらく様子を見ていると,そこから蔓が出て葉も茂ってきました。どうやら芋のようだとわかりましたが,何のために誰が育てているのかは不明でした。その疑問がやっと解決しました。今日の3限,外通路の下でシャベルを使って土嚢から土を出している生徒たちがいたので聞いてみると「3年の選択生物の授業で芋を取り出しているんですよ。」とのこと。いろんな芋の重さ・長さ・直径や蔓の重さ,温度やペーハーを測定して,生物学的に見るのだそうです。「イモ掘り,楽しそうだなぁ。」なんて思って失礼しました。
         

眼鏡 化学実験

3年生の化学の授業で,村上先生がLi・Na・Kを水に入れたときの反応を実験してくれました。最初は教室の中でビーカーを使っての実験で,驚くような反応ではなかったので,生徒も“このくらいじゃ高校3年生は反応しないよ”という声が聞こえるような感じでした。しかしそのあと外に出て,金属性の大きなたらいでNaを使って反応を見ました。まぁ少し大きな反応になるんだろうと高を括っていたところ,非常に大きな爆発音と煙でさすがに歓声が沸きました。私も驚いた拍子にシャッターを切ってしまい,おかげでちょうどよい場面が撮れました。はやり理科では,興味をかきたてるこのように驚く経験が必要ですね。
          

会議・研修 体育の教育実習生の研究授業

月曜日2限に川崎祐輝先生がテニスコートでテニス,5限に青柳篤先生が体育館でバレーの授業を,それぞれ1年女子に対して行いました。生徒からそっと「がんばって」と声が掛かっているところをみると,すでにうまく対生徒の関係は構築できているようですが,研究授業と言うことで先生の方が緊張していました。それにしても体育の先生を目指しているだけあって,実技は上手ですね。
         

会議・研修 教育実習生の研究授業

19日(金)に生物の龍門謙佑先生,英語の渡辺結衣先生,音楽の榊真彩先生,書道の町田佳奈子先生の研究授業がありました。みんな実習開始当初はおどおどと見えましたが,3週間経過して必死に授業している姿は「先生」でした。今週で19名の実習生のうち16名が実習を終了しましたが,これからの人生で,生徒たちと過ごしたこの実習の経験が生かされればよいなと思います。
      

眼鏡 音楽の授業で個人発表会

3年生の音楽選択者の授業で,各自が得意な歌を歌ったり,楽器を演奏したりする発表会を,先週の金曜日と今日の2回に分けて行いました。もっと恥ずかしがるのかなぁと思っていましたが,実に堂々としていて驚きました。逆にこのような場があって嬉しいと感じているようです。中には音部やマンドリン部ではないのに演奏が上手で,新たな一面を見せてくれた生徒もいます。徐々に自分の歌や演奏に没頭していく様子が新鮮でした。
             

会議・研修 教育実習生の研究授業

3週間の教育実習をしている生物の石橋遼先生,数学の峯下及太先生,保健の青木類先生,英語の京久保瞳先生の研究授業がありました。3週間も実習していると,生徒との人間関係も構築され,それぞれの先生の授業に余裕があったように思います。昔と異なって,近年の授業はコンピュータやスライドなどを使用して,視覚にも訴えるなどいろいろな工夫がされていますが,今日の石橋先生や峯下先生の授業でも活用されていました。鮮明でわかりやすかったのではないでしょうか。京久保先生と青木先生ははきはきした話し方と,意欲を掻き立てるムードづくりがあり,生徒のみなさんも気分良く学習できた様子でした。昨日の英語の瀬戸健太郎先生の写真とともにお伝えします。
         

会議・研修 2週間の教育実習

今年の教育実習は19名が2・3・4週間実施していますが,中野葉月先生(日本史)・佐々木春佳先生(生物)・江沢昌利先生(化学)・保川有梨先生(保体)・和田梓先生(美術)・北村恵理先生(家庭)・小野未稀先生(家庭)の2週間の実習が終了しました。「先生」と呼ばれた2週間はいかがだったでしょうか。教員の道を目指す人,それ以外の職に就こうとする人,いずれにしても人を育てる教育の世界で体験したことを,今後の人生で役立てて欲しいと思います。「最初は怖かったけど,生徒ってかわいいですね。」と言った気持ちを忘れずにいてください。
            

会議・研修 工芸の研究授業

今年の教育実習生は19名ですが,その先陣を切って和田先生が今日の1限に研究授業をしました。木箱制作の一環として,木箱の装飾のための金属板を作りましたが,手順や注意点を事前にしっかり板書してあり,スムースに作業に入ることができました。小柄な和田先生は,生徒が立って作業していると,少し見上げるようにして笑顔で個別に説明をしていました。金属板と木材を組み合わせた美しさの発見,新たな技法を経験する楽しさ,自分が使用するものに対する愛着を覚える,これらのことを生徒諸君は感じ取ったのではないでしょうか。
         

笑う 3年男子の体育

9月の3年生の体育では,女子がプールで水泳,男子は生涯にわたってスポーツに親しむ素養を養うことを目的に,ソフトボール・サッカー・テニスから好きな種目を選んでゲームをしています。ソフトボールでグーパーじゃんけんをしてチーム分けをするなど,変わらないなぁと懐かしく思いました。なにより笑顔で相手を気遣いながらプレーしていて,和気藹藹楽しそうでした。
        

会議・研修 初任者研究授業

本校の今年の初任者(教員1年目)は英語の青木先生と理科の木村先生です。それぞれ研究授業をしましたが,なかなか堂に入っていました。青木先生は生徒と会話をするような柔らかい感じで質問をして,理解度を確認していました。木村先生は実験の方法や注意事項などを休み時間に既に板書してあり,それが非常にわかりやすいので,生徒もすんなり実験に取り組めました。今後ますますわかりやすい授業になっていくだろうと期待しています。
            

ひと休み 受験突破コースター

今年も昨年度に引き続いて,家庭科の向井先生の指導で,2年生がコースター制作をしました。3年生になって,受験勉強をしていて苦しくなったときに,このコースターを敷いてゆったりコーヒーを飲み,勉強意欲を奮い立たせようという意味で「受験突破コースター」と名付けられたそうです。たくさんの作品がありましたが,見栄えのする作品を選んで掲載しました。
           

了解 台湾の大学生が本校訪問

木更津高専へ台湾の大学生が3週間訪れていて,近隣の小・中・高校を見て廻りたいとのことで,本校にお声を掛けていただいた。1限は授業参観だけだったが,2限は11R英語表現Ⅰの2分割授業に,半分ずつ分かれて参加していただいた。互いに自国の紹介をしたり,折り方を説明したりしながら,鶴やかぶとを折ったりしました。陽気に最初から笑いが出ているグループや,だんだんと緊張が解けてフレンドリーになっていくグループなどさまざまでしたが,生徒にとってとてもよい経験になったと思います。
            

急ぎ 豪快な背面跳び

2年生の体育は,男子がプールで歓声を上げているのに対し,女子は陸上です。暑い中で大変でしょうが,結構楽しんでいるようでした。写真のバーの高さは95cm,まだそれほど高くはありませんが,ほとんどみんな豪快に背中からマットに落ちていました。こういうものは女子の方が怖がらないんですかね。ちなみに今回は,バーをクリアできているように見えるものだけを掲載しました。
 
       

汗・焦る 水泳の授業

今日から男子の水泳の授業が始まりました。朝方は雨が上がり,蒸し暑くなったので,プールの中は気持ちよいとのこと。最近は子どもの頃に水泳スクールに通っている生徒が多いので,ひととおりは泳げるようです。一番歓声が上がったのは「10分間自由に泳いでいいぞ」と先生から声がかかったときです。水球のボールで楽しそうに動いていました。その後はクーラーの効いた教室での座学授業なので,髪をしっかり乾かして,体調をこわさないよう,また居眠りしたりしないよう注意しましょう。
            

急ぎ シャトルラン

体育館から,ドレミファソラシド・ドシラソファミレドと音階を上昇・下降する電子音(ビブラホンの音色)が繰り返し聞こえて来ます。何をしているのか見に行ったところ,男子は全員がステージに上り,女子だけが無機質な感じで延々と体育館を並んで行ったり来たりしています。そのうちに疲れて付いていけなくなった生徒が抜けてきて,壁際に座りこみました。これは2001年からスタートした新体力テストで採用された20mシャトルランだということです。一定の速さで20mの距離を何度も何度も繰り返します。交替した男子は,最初ゆったり甘く考えていたようですが,だんだんときつくなってきてあわてています。徐々に一人ひとりと脱落していくので,競争心も煽られるようです。途中でリタイアした女子が「恐るべしシャトルラン!」と感想を漏らしていました。そのとおりだと思います。
      

理科・実験 分子生物学実験講座

本校は,平成29年度に『理数に関する学科』が設置され,さらにスーパーサイエンスハイスクールの指定も目指すことになりました。スーパーサイエンスハイスクールとは、理数系教育の充実を図り、未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして、科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を文部科学省が指定し支援する事業のことです。これらのことに伴い,様々な取組を進めていくことになりますが,このたび,かずさDNA研究所と連携させていただき,理系で生物の授業を選択している生徒に,DNAに関する理解を深めさせるために,分子生物学的な実験手法を体験させることを目的に,所員の方が講師となって,生徒に対し講義や実習をしてくださることになりました。今日はまず三木双葉先生による「DNAの構造や性質およびPCR法や電気泳動の原理を理解する」の講義が行われました。様々なスライドなどを利用したわかりやすい講義で生徒は満足そうでしたが,まだ緊張からか少しおとなしい感じで受講していました。
   
     

了解 リズム体操

昨年も紹介しましたが,今年もリズム体操の季節になりました。体育館からヒーリングの音楽が流れてきたので,行ってみると音楽に合わせて木高独特のストレッチ体操をしていました。その後,ヴェロニカのWhat A Lousy Partyが流れ,リズム体操開始です。今日は2年生だったので,昨年度の経験からすんなり踊ることができたようです。女子生徒が「今年転勤してきたばっかりなのに藤倉先生上手だよねぇ。」とささやき合っていました。実は藤倉先生も高校生の時にさんざん踊った(踊らされた?)ので身に沁みついているのです。写真のとおり,けっこう体を曲げるのできついと思いますが,男女一緒にやれるので楽しいのでしょう。もし木更津の街中でこの曲が流れたら50歳くらいまでの卒業生がたくさん踊り出すことになるでしょうね。
           

会議・研修 浦部先生の授業

これまで,今年で定年退職される先生を紹介してきましたが,トリは英語科の浦部先生です。同窓生にとっては懐かしいLL教室で,20名の少人数授業をしているところを拝見しました。生徒が隣同志では話しているのは,無駄話をしているのではなく,互いの考えを確認しあっているところです。アシスタントティーチャ―を積極的に活用してネイティブの発音を聞かせようと工夫している熱意が,生徒によく伝わっていると思います。
     

会議・研修 鈴木先生の授業

1月末に今年で定年退職される英語科で3年生担当の倉田先生と岡田先生の授業の様子をお伝えしましたが,今回は同じく定年退職される2年生の数学担当鈴木先生の紹介です。数学は好き嫌いが顕著な教科だと思いますが,嫌いな生徒にも関心を持ってもらおうと様々な工夫をしていました。ちょうど難しい積分の面積を求めるところをやっていましたが,なぜか鈴木先生の出した答えは,面積なのにマイナスの値になっています。ところがこれはわざと間違えて,どこが誤りかを考えさせるためにしたことでした。これがホントの技ありというところでしょうか。
     

鉛筆 書道の授業で創作

2年生の書道の授業で,感動した言葉や詩文を,現代の感性で現代の表記法を用い読みやすく表現した作品を書きました。これらの作品は6月の木高祭で展示するそうですが,毎年多くの方が足を止めて見てくれます。書いている生徒を見ると,誰も真剣そのものです。自分の感動したことを作品にするということは,自分自身を知ってもらうことにつながるからなのでしょう。墨の匂いもいいものですねぇ。生涯に渡って芸術に親しむ態度の育成につながっていると思います。
      

給食・食事 寛いだLHR

7限はロングホームルームの時間でしたが,もう少しで第5回定期試験前の部活動停止期間に入る時期なので,各クラスでは,のんびりとした時間を過ごそうと考えたようです。甘い匂いに誘われて調理室を訪れると,25・26Rの女子がグループに分かれ,それぞれクッキー,パンケーキ,大学いもなどを作っていました。おしゃべりとともに,手慣れた様子で調理がどんどん進んでいきました。「普段もお菓子を焼いたりするの?」と質問すると「2週間前に焼きました。」との回答。あぁバレンタインデーがありましたね。多分,今週末あたりから,試験に向け全力で対策勉強が始まるのでしょうが,今日は寛いだひとときを楽しめたと思います。
        

急ぎ 持久走の追走

体育の授業時に持久走を実施してきましたが,都合で欠席した生徒は,その分を後日の放課後に走ります。今日は約15名が走りましたが,みな一生懸命でした。とは言っても,やっぱり寒さや長距離を走ることはつらいようです。「ダッシュだ!ダッシュすれば早く終わるぞ~」という先生の掛け声に,「ダッシュなんかできないよ~」と泣きのつぶやきがありました。担当の体育科3名の先生は,AEDを持参し,準備体操をしっかりやって終了後はすぐに汗を拭くよう指示するなど,生徒の体調管理を非常に気にしていました。天気予報によると,明日未明から雪の予報です。外出は控えた方がよいと思いますが,外出せざるを得ない人は十分に注意してください。
        

出張・旅行 岡田先生の授業

昨日の倉田先生同様に岡田先生も定年前最後の授業を行いました。岡田先生はご自身で「しゃべるのが速過ぎると授業評価で書かれていたが,早口は治らなかった。」とおっしゃっていましたが,話のテンポの速さと内容で,聞く人を飽きさせません。長年,総務部長をしていて保護者の方々の中には,大学見学会などで岡田先生の話術にはまり,ファンになる方も多くいました。昨日の授業では「合格答案のための英作文のコツ(最終授業用)」というプリントを用意して教えていましたが,その内容は“なるほど”と感心することばかりで,たとえば「ン」の綴りでnはmか迷ったときは,発音したときに上下の唇がくっつくときはm,くっつかないときはnであるなどです。自分もこんな解説を受けたかったなと思った授業でした。
        

会議・研修 倉田先生の授業

英語科の倉田先生は3年生の授業のみ担当しており,今年で定年退職なので,今週は各クラスで定年前最後の授業を展開しています。「次の問いの解答を隣の人と相談して5秒で答えよ。」などスピーディーな展開で,よく生徒がついていけるなぁと思って生徒に聞いてみると「予習をしてくると,よ~くわかるので,実力が身に付くことを実感できます。だから倉田先生の英語は好きだし,しっかり予習してきます。」とのこと。倉田先生は最後に英語で生徒諸君へ思いを伝えましたが,それを聞いていた参観の職員は感極まってしまいました。さらに,号令係の垣野君は,用意していたのか,気転を利かせたのか,「先生,今までありがとうございました。」と授業を閉じました。素晴らしいシーンでした。
        

会議・研修 化学の研究授業

2限に21Rで石井先生の研究授業がありました。石井先生は教職2年目の若手なので,2年でどれだけ授業力が増したのか見てみようと,先輩の先生が13名も参観しました。授業の題材は「ボルタ電池とダニエル電池」でしたが,予め基礎の図だけ書いておいた用紙を黒板に貼って板書を見やすくしたり,実際に代表生徒2名が教卓で簡単に実験をしたり,いろいろと「わかりやすい授業」にする工夫がされていました。生徒によると,教室でも実際に実験して見せてくれるので,印象が残り,よくわかるとのことでした。
        

病院 第4回定期試験始まる

今日から10日(火)まで,定期試験です。幸い天候に恵まれ,それほど寒くないので実力を発揮しやすいのではないでしょうか。明日は試験時間90分の数学があります。学習内容の十分な最終確認と90分思考し続ける体力を維持するために必要な睡眠を取って,万全な状態で試験に臨んでください。この定期試験が終わって,1・2年生はすっきりとした気分で年末年始を迎え,3年生はいよいよ大学入試に向けてラストスパートを切ることになります。全力でガンバレ!!
     

体育・スポーツ 3年 保健体育の授業

明日から第4回定期試験が始まりますが,特に3年生は入試対策もあって,勉強中心の生活を送っています。教室には《センター試験まで,あと45日》とカウントダウンの掲示があり,生徒はあせる心と戦いながら,必死に勉強に取り組んでいます。そんな中で,この時期の体育の授業は自分の好きな球技を選択して行うので,生徒にとって一服の清涼剤になっています。この試みは,生涯にわたってスポーツに親しむ態度を育成しようとするものですが,生徒にとっては,気分をリフレッシュし,血行も良くしてくれるので,みんな楽しみにしています。
        

会議・研修 書道の研究授業

3限に書道の研究授業がありました。3・4限と連続の授業ですが,まず3限は書き初めのための集字原稿を完成させることが目的でした。つまり古典から自分の書きたい書体の字を集め,参考とする原稿を完成させるのだそうです。篆書・隷書・楷書・行書・草書の区別が難しいのではないかと思いましたが,生徒に聞いてみると,先生の説明で大体わかるようになったとのことでした。ぜひ,書き初めを楽しんで欲しいと思います。
         

会議・研修 世界史の研究授業

教員は,1年目に初任者研修,2年目にフォローアップ研修Ⅰ,3年目にフォローアップ研修Ⅱという具合に,様々な研修を積んでいきます。今日はフォローアップ研修Ⅰの一環として,宮崎先生の世界史研究授業が,4限に12Rで行われました。すでに1年半以上の授業経験を積んでいるので,授業内容である「ローマ=カトリック圏の形成」について,教科書以外の話題に触れたり,ジョークを織り交ぜて生徒の関心を惹きつけたり,落ちついた授業であったと思います。でも実は昨日も遅くまで残って,綿密に教材研究したり,教室で授業のシミュレーションを繰り返したり,とても念入りに準備している様子がありました。こうした努力が生徒の授業理解を深めるのだと思います。
     

了解 道徳授業公開

今年度,本校は道徳教材活用推進校に指定されており,高校では今の1年次生徒から始まった道徳の授業で,いかに教材を活用して道徳教育を推進していくかを研究・実践しています。今日は7限に1年8クラスで,各担任が工夫した教材により,授業の公開が行われ,学外から21名の先生が参観にいらっしゃいました。生徒は中学校時代に道徳の授業を経験しているので慣れがあり,逆に教員の方が準備などの大変さがわかる緊張ぶりでした。しかし思った以上に,生徒各人が自分の意見を持ち,それを表明していることに,今後の道徳教育のやりがいを見出せた気がします。班別に活発に活動する様子を見ていると,教科の授業でも班別学習を有効に利用できるだろうと思いました。
        

会議・研修 英語の公開授業3

このところ英語の公開授業が続きましたが,8日(金)2限LL教室での12R「英語表現Ⅰ」の授業を参観しました。本校は県から進学指導重点校の指定を受けており,教員が多めに配置されているので,この科目も1クラスを2分割で授業を実施していました。さて最初の20分間はALTのケリー先生が主となって,英語での挨拶・応答をしました。その後,スピーキング・リスニング・ディクテーションをするためにグループワーク・ペアワークが多くありましたが,生徒は気後れすることなく積極的に参加していました。まさに科目名のとおり,英語での表現ができるようになる工夫されている授業でした。