木高の日々の様子

TOPICS

ジェフユナイテッド市原・千葉CUO 佐藤 勇人氏の講演会

 6月14日(土)木更津高校会場にて、ジェフユナイテッド市原・千葉CUO 佐藤 勇人氏による講演会を開催しました。

元日本代表サッカー選手の「サッカーに対する考え方」をサッカー部全員で学ぶことができました。自分自身と向き合う大切さ、挫折を力に変えていく行動力、サッカーを振り返る時間の確保など改めて考えさせられる内容ばかりでした。サッカー部全員で講演会の内容をチームに取り入れ、よりよいチーム作りにつなげていきたいと思います。

 

【プロフィール】

佐藤 勇人氏

埼玉県春日部市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。元日本代表。18歳で現ジェフユナイテッド市原・千葉とプロ契約し、チームを2度の優勝に導いている。代表歴としては1999年のU-18代表候補に選出後、2003年にU-22代表、2006年と2007年に日本代表としてプレー。2019年にプロサッカー選手を引退。その功績を称えられJリーグ功労賞を受賞。現在はジェフ千葉でCUOとして地域密着の活動に力を入れています。

 

春の授業公開・PTA総会

令和7年5月31日(土)、春の授業公開およびPTA総会が行われました。
授業公開においては、中学生・保護者合わせて1000人以上の参観の申込がありました。
あいにくの雨にもかかわらず多くの方に御来校いただき、教室の中のみならず廊下にまで見学の方が連なるほどでした。

PTA総会は滞りなく議事が進行し、任期満了により会長を退任される吉田様には
記念品と感謝状が贈られました。吉田様には、参与という形で今後もご協力いただきます。

学校からは、各分掌・年次の主任から現況報告をお聞きいただきました。
前年度の進路状況、学校行事や文化祭準備の様子、3年次主任からは大学受験に向けた覚悟や模試等の日程、
模試等の直前が気分が落ちやすいことなどをお話ししました。

総会後には、内房地区少年センターの三繩様より、少年の闇バイト加入防止についてご講演いただきました。
講演会は「SNS経由でアルバイトを決定する人が36%にもなる昨今、子とSNSとの関わり方をどうしたらよいのか」
という役員の皆さまの思いから開催に至りました。保護者の皆さまと地域の方々とともに、学校でも闇バイトに関する知識、
注意喚起、巻き込まれそうになったときの相談窓口などを周知していきたいと思います。

この総会を持ちまして、新役員の皆さまによるPTAの新体制となります。どうぞ1年間よろしくお願いいたします。
お忙しい中、授業公開、総会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 

探究KISARAZU-SⅡ

2025年5月27日(火)

本校理数科2年次が、毎週3時間実施している探究活動のテーマ発表会を実施しました。物理3班、化学2班、生物2班、地学1班、数学2班の計10班で興味のあることを中心に調べ、クラス内だけではなく他教科の教員も参加した発表でした。

質疑応答は2分だけでしたが時間を超えた活発的な議論がされました。多くの班の研究テーマは抽象的で、実験をするのに不明瞭な状態でした。これらのテーマをより詳細にするための、効果的で有意義な時間となりました。

今後は、このテーマ発表会の意見を受けてテーマを見直し、実現可能な研究にしていく予定です。

令和7年度 第1回PTA理事会

令和7年5月9日(金)に第1回PTA理事会が行われました。
全体理事会では、PTA会長挨拶・校長挨拶に続いてPTA総会に提案する資料(案)が審議され、全て承認されました。また、学校から教務部・生徒指導部・進路指導部・科学教育部が現況説明をしました。
全体会終了後は、各年次にわかれて年次理事会が実施されました。各年次ごとに概況報告と意見交換が行われました。
PTA総会は5月31日(土)に実施されます。授業公開もございますので、多くの保護者の方々に御参加いただけますと幸いです。

 

生徒総会

5月1日(木)7限に、令和7年度生徒総会が行われました。生徒会役員や各委員会の委員長などが中心となり、資料準備や会の運営を行いました。議案は、令和6年度の生徒会と各委員会の活動報告、令和6年度の生徒会予算の決算報告、令和7年度の生徒会と各委員会の活動予定案、令和7年度の生徒会予算案などがあり、すべての議案が賛成多数で可決されました。また、生徒会での検討やHR委員による評議会での検討を経て、軽音同好会が軽音部に昇格となりました。今年度もペーパーレス化により生徒総会の議案書が生徒のTeamsへPDFで共有されています。生徒会によるスムーズな議事進行や総会の運営でした。

 

台湾の国立彰化高級中學との交流

4月14日(月)台湾の国立彰化高級中学校の生徒が交流会のために来校しました。午前中は本校の探究活動でお世話になっている日本製鉄とかずさDNA研究所にご協力をいただき、台湾の生徒は工場内や研究所内の見学をしました。

木更津高校に到着後は、理数科生徒との昼食交流会で親睦を深めました。事前に台湾の生徒から手紙が送られてきており、来日や交流会を楽しみにしているとのメッセージを受け取っていました。それぞれの国のお菓子を交換したり、英語で会話したりと本校の生徒、台湾の生徒ともに大変いきいきと交流する姿が見られました。

歓迎会では記念品交換、代表生徒による国立彰化高級中学校の紹介、音楽部とジャグリング部による歓迎のパフォーマンスが行われました。

各学校の代表グループによるに全体発表では、木更津高校は、日本から台湾まで長距離移動するアサギマダラについて、マレーシア海外研修で行った甘酒についての発表を行い、台湾の生徒は、健康促進のためのレジスタントスターチ、台湾の食品ロス削減のための取り組み(フードセービング)について発表しました。

その後、各部屋に分かれてグループごとに台湾生徒が英語で準備したSDGsについての発表を聞き、質疑応答などを行いました。放課後は部活動見学をして、台湾の生徒を見送りました。台湾の生徒の皆さん、本校の生徒の皆さん、そして台湾の先生方も大変喜んでいただくことができました。きっと多くの人たちの良い思い出になったことと思います。

 

理数科3年生徒感想

台湾生徒との交流会を通して私は貴重な経験をたくさんしました。1つは英語のみでの交流です。お互い普段使っている言語とは違うもので話すことは戸惑いも多くありながら、自分の気持ちが伝わった時の嬉しさは格別でした。またバディの子とは書道が好きという共通の趣味があり、言葉が上手く伝わらずともお互いの作品を褒め合い楽しい時間を過ごしました。今後二度とないこの経験を今後の学習などに活かしていこうと思います。

 

理数科2年生徒感想

私たちは、Butterflies crossing the sea “Chestnut Tiger Butterfly”(海を渡る蝶「アサギマダラ」)というテーマで理数科が毎年群馬県で実施しているアサギマダラの生態調査について英語で発表しました。私たちは全員が英語が苦手で、発表が伝わるかどうか不安でした。しかし、多くの台湾の生徒が関心を示してくれて、台湾でもアサギマダラの捕獲調査をしてくれることになりました。今後の台湾との連携調査のきっかけを作ることが出来て、大きな自信になりました。理数科のアサギマダラの研究をもっと深く出来たら良いと思いました。

 

台湾の生徒の感想はこちら→台湾生徒感想訳.pdf

 

令和7年度 第1回学校運営協議会

 学校と地域が連携を深め、学校が地域における学びの拠点となるよう、昨年度までは「開かれた学校づくり委員会」を行っていました。そして今年度からは、社会総掛かりで子供たちを育むため、学校、家庭、地域の連携、協同体制の構築を図っていくことを目的とした「学校運営協議会」として、4月22日に第1回会議を行いました。

 主な協議内容は、①「学校運営計画について」と②「SSHの活動について」でした。

 ①については、学校教育目標「生涯にわたり自分を高め続け、社会に貢献できる人材の育成」の達成のために、

・授業づくりを大切にし、質の高い授業を目指す。

・進路指導のために何ができるか、進学指導重点校委員会に重きを置き取り組む。

・SSHの取組は勉強だけでなく学校の魅力の一つとし、広報をしたり、外部と連携したりしていく。

 また、②については、

・生徒から探究KISARAZUのテーマを見て、助言していただける地域や企業などの方を紹介していただきたい。

・研究の成果報告会(3月予定)を多くの人に見てもらって、アドバイスや感想をいただきたい。

等が校長から提案され、承認をいただきました。

 今後は、11月に第2回「探究KISARAZUのテーマ確認と助言者検討について」を、1月に第3回「学校評価、SSH校内成果発表会について」を実施する予定です。

令和7年度 離退任式

4月11日(金)、離任された先生方を全校生徒でお迎えして、離退任式が行われました。
「ほんとうに出会った者に別れはこない」という谷川俊太郎の詩から、この出会いを別れとしないための会にしよう
という校長先生の言葉を受けて、生徒全員の離任される先生のお話を聞く真剣な眼差しが印象的な式となりました。
 離任された先生方からは、夢を持って何かを為そうとすることの大切さ、高校で幅広く学ぶ意義、木高への熱い想い、
そして充実した生活を共に送った生徒への感謝とともに、これから羽ばたく姿への期待と激励の言葉をたくさんいただきました。
 離任された先生方の言葉や教えを胸に、これからの学校生活をますます充実させていきたいと思います。
健康にご留意され、今後ともご活躍されることを願っております。ありがとうございました。

 

令和7年度 入学式

 4月8日(火)令和6年度入学式が挙行され、桜満開の麗らかな暖かい陽気の中、新入生の入学が許可されました。
 緊張した面持ちながら胸を張って堂々と入場する姿と、担任の呼名に返事をする溌剌とした声に、希望に満ちた新入生の心意気が感じられました。
 校長式辞では、進学指導重点校ならではの学びを通して思考力・判断力・表現力を、SSHの課題研究を通して探究的な力を、「質実剛健」「自主自律」の校訓のもとに課題を解決に導く意思や発想力を身につけてほしいというお話がありました。
 新入生の活躍を願う 石井 同窓会会長、夢に向かって邁進するよう鼓舞した 吉田 PTA会長、
誇りをもって目標達成のために日々努力することを誓った新入生代表 木本さん、
江戸時代藩主、上杉鷹山の短歌を引用して高校生活での挑戦を促した生徒会長 益岡さん、
どの言葉にも可能性に溢れた高校生活への期待と熱意が込められていました。
式典後には1年次職員の紹介があり、この21名の職員を中心に新入生をサポートしていきます。よろしくお願いします。

新入生、保護者の皆さま、改めてご入学おめでとうございます。
3年間で切磋琢磨を重ね、自分の可能性を広げていきましょう!

令和7年度 新任式・前期始業式

4月7日(月)、令和7年度 新任式・前期始業式が行われました。
 新しく本校に着任された先生方をご紹介します。

髙野勝副校長(館山総合高校から)、大橋哲治教頭(君津中学校から)、永谷聡先生(国・木更津第二中学校から)、
大塚尚美先生(社・新採)、關剛史先生(社・長生高校から)、山田俊先生(数・市原高校から)、
酒井康智先生(数・新採・渋谷幕張中学・高校から)、森谷一雅先生(理・千葉北高校から)、三上諒先生(理・安房高校から)、
橋本勇輝先生(保体・君津青葉高校から)、鳥飼順子先生(英・君津商業高校から)、飯田悠希先生(英・新採)、
茂木三奈先生(養護・新採)、前田渚先生(実習助手・京葉高校から)、堀道代主事(事務・犢橋高校から)

これから、どうぞよろしくお願いします。

 始業式では、校長先生から、昨年度の始業式でも話題にされた桜のソメイヨシノに関してのお話がありました。
全国的に植樹されたソメイヨシノの老木化、開花時期の早まり、またその関連性、
観察するとわかる細く上に枝を伸ばす若木と太く枝先に多くの花をつける老木の特徴、
物事を科学的に探究するとはどういうことなのか、新年度の始まりに考えさせられるお話でした。

 また、始業式後には生徒会から今年度の文化祭について発表がありました。
テーマは「創造」。今年度から中夜祭も再び実施し、コロナ禍前の運営に戻ります。
過去の行事を踏襲するだけでなく、新たな価値を創造しようという生徒会役員の志が感じられました。
もう6月の文化祭に向けて動き出しています。楽しみですね。