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2019/12/19

校長室より190 囲碁部壮行会挨拶、2学年短歌表彰講評。

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 関東大会に出場する囲碁部の壮行会がありました。
※壮行会の様子は、<こちら>をご覧下さい。

 冒頭に、おおむね次のような挨拶をいたしました。

 囲碁部の皆さん、関東大会出場おめでとうございます。心から祝福し、全校の生徒、職員と共に喜びたいと思います。

 全校生徒の皆さん、囲碁という競技をご存じですか?あまり見たことがない人も多いかもしれません。小さな盤の上に白い石と黒い石を交互に置いていきます。逃げるところも隠れるところもないまま、相手と正面から向かい合い、限られた時間の中で思考力と集中力を駆使する、孤独で厳しい戦いです。そんな競技に全力で向き合い、高い成果を上げた囲碁部のみなさんのことを心から誇らしく思います。
 囲碁は孤独な戦いと言いましたが、その戦いを続けられるのも、共に練習を重ねた仲間や、指導してくださる顧問の先生、支えてくれる人たち、さらには、囲碁教室などでふれあった地域の方々がいるからだと思います。私たちも、その一人として、みなさんの頑張りを応援し続けていきます。

 全校生徒の皆さん、野球やサッカーのように広い場所でたくさんの人数で行う競技もあれば、この囲碁のように地味かもしれないけれど深く突き進んでいく種目もあります。どんなことであっても、自分が興味を持てる、自分が全力で頑張ろうと思えるものを見つけることは、とても幸せなことだと思います。先日の芸術鑑賞会で聴いた尺八もそうでしょう。みなさんも、夢中になれるものを見つけ、一生懸命それに取り組んでみてください。周囲からどのような評価を受けるにしても、自分自身の満足と進歩に、必ずつながるはずですから。

 「五井公民館だより」に囲碁関係の記事があり、その中で部長の国本さんがこんなことを書いています。「講座にたくさんの人にきてもらえて嬉しい。囲碁人口が増えるよう、周りに勧めてほしいです」
 大事なものを見つけた人のすてきさが、こんな短い文章にも表れていると思うのです。

 改めまして、関東大会出場おめでとうございます。自分が選んだ囲碁という競技に、全力で打ち込んでください。


 また、今日は学年集会が行われたのですが、2学年の集会に先立って、修学旅行後に行った生徒による短歌作りの優秀作品の表彰を行いました。
※作品等については、<こちら>をご覧下さい。

 招かれて賞品を手渡しいたしました後、「講評を」ということでしたので、急ごしらえではありましたが、次のような話をしました。

 修学旅行もずいぶん前のことになってしまったような気がしています。

 修学旅行から戻ってきた翌日、大きなニュースがあったことを覚えていますか?あの首里城が火災で失われたのは、僕らが修学旅行から帰ってきた日の夜でした。おそらくみんなは、あの首里城を最後に見た高校生の一人です。首里城に行った日はずいぶん強行軍の一日で、首里城に着いたときにはすっかり疲れていて、ろくに見学もしないまま時間を過ごした人もいたと記憶しています。みんなの書いてくれた短歌の中にも、「こんなことならもっとしっかり見ておけばよかった」という趣旨のものがありました。そう、僕らはあの首里城をもう二度と見ることはできません。後悔しても決して取り返すことができないもの、失われて初めてかけがえのなさに気がつくものはたくさんあるのです。

 今、みんなの一人一人が感じている「思い」も同じです。みんなは、いろいろなことで喜んだり、悲しんだり、楽しんだり、怒ったり、悔しがったりしながら日々を過ごしています。その思いは、それぞれみんな違う、今しか持つことができないものです。僕のような年齢になってから、あのときの思いを取り戻そうと思っても無理なのです。そして、失って初めてかけがえのなさに気づいたりするものなのです。

 だから、かけがえのない自分が、かけがえのない今、感じたことを記録しておいてほしい。みんなはスマホで写真を撮ったりしていて、そこには自分や友達の姿が大事に記録されています。いつか懐かしく眺めることもあるでしょう。でも、そこに「思い」は記録されていません。今感じていること、今考えていることは、気がついたら失われて二度と取り戻すことができなくなってしまいます。

 今回、修学旅行という機会を得て、皆さん一人一人が自分の思いを、短歌という形で記録してくれました。短歌という形ではなくてもかまわないから、大切な今の思いを、大事にとっておくために「言葉」を活用してくれるようになれば、かつて国語を教えていた人間としてはとてもうれしく思います。

 みなさんが作ってくれた短歌、みなさんひとりひとりの思いを楽しく読ませていただきました。どうもありがとうございました。

 今日は2つの話する機会をいただくことができましたが、きちんと生徒たちに届く内容が話せたか不安に感じたりもします。日々の自分のものの考え方や、アンテナの張り方が問われているように思います。言葉足らず、論旨混乱もあるのが正直なところですが、校長としてせっかく機会をいただけるのですから、丁寧に語りかけることを心がけていきたいと思います。
 

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