入学者選抜情報

R4学校説明会
8月3日(水)、4日(木)※申込は7月上旬の予定
10月29日(土)
12月3日(土)

R4年度入学者選抜・評価方法です。
令和4年度 一般入学者の選抜・評価方法【2月8日改定】.pdf

面接での受検者同士の距離を確保するため、次の2点を変更します。
【人数】4名から3名に 
【時間】15分から12分に

令和4年度 第2次募集の選抜・評価方法.pdf
 

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2022/03/15

令和3年度第12回卒業証書授与式式辞(3月8日)

Tweet ThisSend to Facebook | by im-kotyo

はじめに。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、次第の一部を割愛し、来賓の方や卒業生の皆さんと共に学んだ在校生の出席もなく、3年間支えてくださった保護者の皆様の出席も1名に限定させていただいた中で、この晴れの式を行わなければならないことは甚だ遺憾であります。しかしながら、卒業生の皆さんが門出の日を迎えられたことのめでたさには全く変わりはありません。では、改めて式辞を述べさせていただきます。

 

式辞

 

例年にも増して厳しい寒さの冬が過ぎ、今年も正門前の太宰府天満宮ゆかりの飛梅が白い花をつける季節となりました。早春の候、この佳き日に、ここに、PTA会長 堀尾 立信 様をはじめ保護者の皆様の御臨席を賜り、第12回卒業証書授与式を挙行できますことを校長として大変喜ばしく思います。

199名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。

3年前の4月、真新しい制服に身を包み、大きな夢と一抹の不安を抱きながら歩み始めた高校生活、今、その歳月を振り返り、どのような思いが皆さんの胸に去来していることでしょう。皆さんは、人生で最も多感な時期に、ここ印旛明誠高校に集い、多くの時をかけがえのない仲間と過ごし、勉学に、学校行事に、そして部活動にと本当に真剣に取り組んできました。特にこの2年間は、新型コロナウイルスと戦いながらの学校生活となりました。中でも2年次の修学旅行を実施できなかったことは本当に残念でなりません。集会で私から皆さんに直接中止とすることをお伝えしましたが、35年を超える私の教員としての経験の中で最も辛い思い出の一つとなっています。そうした厳しい状況の中でも、一つ一つのことに懸命に取り組む皆さんの姿は、私たち、職員、そして後輩である在校生にとっても、大変頼もしく感じられました。

さて、ここで私から卒業生の皆さんに卒業の餞としての言葉を贈りたいと思います。

皆さんは〈Boys, be ambitious.〉という言葉を知っていますか。一般的には「少年よ、大志を抱け」と訳され、広く知られています。明治の初めに、札幌農学校、現在の北海道大学で、初代教頭として植物学をはじめとする自然科学一般を教えた米国人教師、William Smith Clark、クラーク博士が、日本を離れ、帰国するのに際して、教え子である札幌農学校の学生に向けて贈った言葉です。しかし、この言葉には少し違う捉え方があって、〈Be ambitious〉は単に「大志を抱け」「大きな志を持て」というのでなく「野心的であれ」という意味だというのです。実は〈ambitious〉には「野心的な」という意味もあって、「望みなどの、分不相応に大きいさま」「試みなどの、新しく大胆であるさま」を表すのだそうです。「野心的」とは、例えば、新しい手法を試みるなど、大胆で意欲的な小説や映画を指して「野心的な作品だ」などと言ったりします。この時、クラーク博士は、「野心的であれ」「野心を抱け」と求めたわけで、「分不相応でも良い、大きな望みを持ち、それをどこまでも大胆に追い求める意欲を持て」と言ったわけです。また、〈ambitious〉には「熱望するさま」を表す意味もあります。つまり、クラーク博士は「大志を抱け」と求めるとともに、別れを惜しんで自分の後を追う若い教え子たちに「その大きな志を叶えるだけの強さを持て」とたしなめたというのです。

私たちは、これまで「「幅広い教養」「豊かな人間性」「逞しい心身」の調和がとれ、「生きる力」にあふれた人物として、広く社会に貢献し得る有為な人材」を育てることを学校教育目標として皆さんの教育に取り組んできました。そして、これはこうあってほしいという私たちの皆さんに対する願いでもあります。「社会に貢献できる有為な人材」の「有為」とは、能力があること、目指したのは、社会に貢献できるだけの資質・能力を持った人材を育てることです。そのために必要となる資質・能力が「幅広い教養」「豊かな人間性」「逞しい心身」です。「生きる力」を存分に発揮するには、当然、この3つの資質・能力をバランスよく身に付けることがとても大事なのですが、私は、中でも「逞しい心身」こそが、未来を拓き人生を生き抜いていく上で、最も重要な資質・能力だと考えています。特に心の逞しさです。あきらめることなく、最後まで粘り強く挑戦し続け、自らの夢を自らの力で実現していくだけの逞しさがなければ「社会に貢献できる有為な」人になることはできません。私には、この「逞しさ」とクラーク博士が求めた「強さ」が重なるように思えます。印旛明誠での3年間を通じて、皆さんは、「幅広い教養」「豊かな人間性」「逞しい心身」をそれぞれバランスよく育み、「生きる力」を十分に身に付けているはずです。今、いよいよその力を実践の場で発揮すべき時が来ました。分不相応でも構いません、大きな望みを持ち、それをどこまでも大胆に意欲を持って追い求めていってください。最後まで夢を諦めず挑戦し続ける逞しさを持ってほしいと思います。そうした思いを込めて〈Be ambitious.〉この言葉を改めて卒業の餞として皆さんに贈ります。

さて、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。学校では素直な生徒たちも、様々な悩みや課題を抱えて家路に着き、やり場のない思いを皆様にぶつけることもあったことと思います。そんな折の皆様の愛情に満ちた寄り添いや励ましにお子様たちはどんなにか勇気付けられたことでしょう。印旛明誠高校での3年間を本当に温かく見守っていただきました。皆様の深い御理解と力強い御支援の下、無事本日を迎えることができました。職員を代表して心からお礼を申し上げます。有難うございます。

結びに、令和の時代に、卒業生の皆さんが、印旛明誠の誇りを胸に「至誠」の精神を貫いて、世界を舞台に活躍し、より良い社会づくりに大いに貢献されることを祈念いたしまして、私の式辞といたします。


 令和4年3月8日
                             千葉県立印旛明誠高等学校長 浅田  勉


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