2月9日、10日の総合・LHRの時間において、1年次では(株)JTBの協力を受け、「SDGsプログラム」を行いました。
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで150を超える加盟国首脳参加のもと、全会一致で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に掲げられた“持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)”のことです。すべての国と社会課題を対象とした17のゴールと、その課題ごとに設定された達成基準である169のターゲットから、構成されています。
1日目は、SDGsの概要について理解をすることを目的にワークショップを行いました。そこで下記ワークを通し、子どもたちに考えてもらいました。
①17の目標のうち、あなたが気になった目標・その理由を書いてみよう。
②「貧困」と「地球温暖化」の間にはどんな関係があるか、自分なりの考えを述べる
③海のプラスチック汚染を無くすために「できること」を3つ考えよう
2日目は、約80年後の2100年の未来の天気予報(産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標を達成した2100年と、達成できなかった2100年の天気予報)の動画を参考に、『「1.5℃目標」を達成させるために今日からできること』を課題に、地球温暖化に対する考えをまとめました。
2日間を通し、生徒は以下のような感想を持ってくれたようです。
①SDGsを通して、自分にできることをコツコツ始めていこうと思った。他人事ではなく、今の自分の積み重ねが未来を決めていくんだと思った。知らなかった事とか世界が今どうなっているのか改めて実感し、考える機会になったのでとてもよかったと思う。地球に住み続けるためにこれからもっと協力していきたい。
②2日間「SDGs」について学びました。社会科などで持続可能な社会などの単語が出てきたことがありましたが、具体的に自分たちが何をすべきかという所まで分かっていませんでした。しかし、この2日間を通して、我々の世代の課題はたくさんあるということが分かり、一つ一つ全員が協力して取り組まなければならないと感じました。
最後に、以下の言葉を紹介いただき、2日間のSDGsプログラムを終えました。
我々は貧困を終わらすことができる最初の世代になり得る。
同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代になるかもしれない。
(※持続可能な開発のための2030アジェンダより)

