千葉県立柏陵高等学校

 

柏陵歳時記2

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2017/05/15

竹笋生(たけのこしょうず)

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   竹笋生(たけのこしょうず)
 5月16日(火)から20日(土)までが七十二候(二十四節気「立夏(りっか)」の末候)の『
竹笋生(たけのこ、しょうず)』です。
 竹冠に「旬(しゅん)」と書いて、「筍(たけのこ)」ですから、正に旬を代表する食べ物の一つです。また、「笋(たけのこ)」は「筍」の異体字です。もちろん「竹の子」とも書きます。
 「竹笋生(たけのこしょうず)」を書く頃になって、「しまった!、筍の季節を逃してしまった。写真なしで書こうかな?」と2~3日悩んでいました。「しかし、二十四節気も七十二候も日本の気候を先取りしているのに、なぜタケノコだけが・・・?」と考えを巡らせていると、ふと竹馬に使われている真竹を思い出し、「もしかしたら日本原産の竹は真竹だから、真竹のタケノコの旬は6月頃かな?」と思い、調べてみるとやはり5月~6月頃が旬であることが分かり、自宅近くの竹林に写真を撮りに行きました。
 しかし、ほとんどの竹が孟宗竹で、真竹を探すのに苦労しました。でも、江戸時代以前からある寺社の近くに真竹がありました。 
  ちなみに、「孟宗竹」は17~18世紀に中国から日本に入ってきた外来種で、大型肉厚でエグみが少ないところから、現在食用の主流となっているそうです。孟宗竹のタケノコの旬は、3月中旬から4月中旬頃ではないでしょうか。正に破竹の勢いで孟宗竹が日本全国の山野に広がっていったようです。


 我孫子市古利根近くの竹林で見つけた育ってしまったタケノコ(2017年5月14日 撮影)


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