女子カヤックンシングル(WK-1)500m3位入賞 記録2分16秒11
銚子商業 稲永 美咲 選手(小見川中)
日時:令和 5年 6月 10日(土)~6月 11日(日)
場所:山梨県南都留郡富士河口湖町の精進湖カヌー競技場
【大会結果】
〇 カヌースプリントの部女子カヤックシングル
(WK―1)500m決勝 3位 2分16秒11
銚子商業高等学校2年 稲永 美咲(小見川中)
【レースの概要】
銚商の稲永選手は予選、準決勝ともに1位で通過し、2日目の決勝へ駒を進めた。
大会1日目の6月10日には感染症の関係で行われていなかった開会式が4年ぶりに行われ、その後、予選、準決勝が行われた。
稲永選手は午前11時17分からの女子カヤックシングル(WK―1)予選第4組、(第2レーン)に出場。スタートから先頭に立ち、2位の群馬県立前橋南高校の井上穂風選手を大きく引き離し、2分21秒91で見事予選を1位で通過し、同日午後の準決勝進出を決めた。
準決勝は15時6分にスタートした。スタートの前には千葉県予選で競い合った千葉県立佐倉高校の清水愛衣選手と互いに励ましあい試合に臨んだ。稲永選手は第5レーン、清水選手は第6レーンからのスタートだった。スタートから清水選手と並び、レースは進んだが、最終の200m地点で抜け出し、清水選手に約2秒の差をつけて、2分18秒19のタイムで1位通過し、翌日の決勝進出を決めた。
宿に戻り食事をした後、指導を受けている波崎柳川高校の澤畠教諭とミーティングを行った。翌日のレースに向け、澤畠教諭からは「挑戦者の気持ちで、最初から飛ばしていくように」とアドバイスをもらい、翌日のレースのシミュレーションを行った。
決勝戦が行われた6月11日は前日と打って変わって風はないが、大粒の雨が降る天候であった。稲永選手は緊張しつつも、雨は多くの選手が嫌うので、ここで自分が普段の実力を出すことができれば上位に入賞することができるとレースに前向きな姿勢を見せていた。澤畠教諭から出廷前にアドバイスをもらい、スタート地点へと向かった。決勝戦は9時にスタートした。スタートと同時に5レーンの寺岡選手が先頭に立ち、レースを引っ張っていった。2位争いは3レーンの稲永選手と8レーンの安藤選手で、300m地点まではほぼ横一線であった。しかし、終盤で安藤選手が抜け出し、それを追う形になり稲永選手は3位でゴールした。
【山梨県南部都留郡富士河口湖町カヌースプリント競技場】

【令和5年度関東高等学校カヌー大会 兼 第28回関東高等学校カヌー選手権大会】
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2023年6月精進湖カヌー競技場(山梨県南都留郡富士河口湖町) | 各府県の代表が集まった関東大会での入賞は難しいが、今年こそ上位入賞を狙う |
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WK-1予選4組を2分21秒91の記録で1位で通過。準決勝も4組を2分18秒19の記録で1位通過。いよいよ決勝 | 決勝戦のスタート地点へ向かう銚子商業高校稲永美咲選手(2年) |
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艇の整備に余念がない稲永美咲選手。 | いよいよ決勝戦。上位入賞を目指す稲永美咲選手。 |
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関東大会の開会式 | レース展開について澤畠美瑛先生(波崎柳川)から指示を受ける稲永美咲選手 |
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女子カヤックシングル(WK-1)500mのスタート。第3レーンが稲永選手(左から3番目) | スタートは横一線のスタートとなったが、徐々に差を広げる稲永美咲選手(左から2番目) |
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5レーンの寺岡選手と8レーンの安藤選手と優勝を狙っての競争となった。 | 寺岡選手(5レーン)が単独首位。2位争いをする稲永選手(3レーン:左から2番目) |
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惜しくも2位の安藤選手(8レーン)に僅差で敗れたが、みごと3位に入賞する稲永美咲選手 | 関東大会に入賞した稲永美咲選手。 |
【写真 カヌースプリント部顧問 日色一樹 監督】