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2023年2月の記事一覧
一級小型船舶操縦士学科・実技試験
3年海洋科の海洋船舶コースと海洋環境コースでは、「一級小型船舶操縦士」の資格を取ることができます。
一級小型船舶操縦士は、水上オートバイを除く20トン未満の船舶を、全ての水域で操縦することが出来る船長の資格です。この資格を取れば、漁業後継者となる方はもちろんのこと、ボートを操縦して釣りを楽しんだり、観光目的のクルージングで水辺からの景色を楽しむなど、趣味の世界も広げることが可能です。
民間のボートスクールで免許を取得する方法もありますが、高校生活の中で取ることができるのは、海洋系の高校だけです!千葉県の公立高校で取得できるのは、銚子商業高校の海洋科と館山総合高校、大原高校の3校だけです。中学生の皆さん、海洋系の高校で船長の資格を取ってみませんか?
本校の海洋船舶コースは、今年度の3年生でコースを閉じることになりましたが、小型船舶の指導は海洋環境コースで引き継いでいきますので、ぜひ私たちと一緒に船の操縦について学んでいきましょう!
エンジンを始動して、冷却水の排水や排気色、エンジン音を確認します。
係留ロープを解いて利根川へ出ます。前後左右の安全を確認して慎重にハンドルを操作します。
今年度は、新たに13名の船長が誕生しました!
絵画の寄贈がありました
銚子商47回卒(昭和32年卒業)で画家である嶋田二朗さん(84歳 旭市)から、絵画を寄贈していただきました。寄贈いただいたのは日本画3点で、母校である銚子商の生徒の皆さんの励みになればと話されていました。
寄贈式には、同級生のみなさんと来校していただき、銚子商がかつて三軒町にあった時の話などを聞かせていただきました。
寄贈いただいた作品は、左から「6月のころ」、「闇(やみ)」、「春信」の3点です。生徒がいつでも鑑賞できる場所を整備して展示したいと思います。嶋田さんありがとうございました。
海洋科の授業風景
ロープワークの学習の一環として「さつま結び(スプライス)」の練習を行いました。ロープを切った時のほつれ止めとして使うバックスプライスや、アイ(輪)をつくるアイスプライス、二本のロープをつなぐカットスプライスやショートスプライスなど4種類のつくり方を学びました。これは、船を係留する際や、いかりに結ぶ時の係留ロープを加工する重要な技術になります。船舶だけでなく、アウトドアや荷造りなどでも活用できますので、身に付けていると様々な場面で活かすことができます。
3年生になった時の小型船舶の学習につながりますので、しっかりと練習して技術を身に付けることが出来ました。