CHOSHO JOURNAL

海洋科の授業風景

令和4年9月14日(水) 3年海洋環境コース「総合実習」の授業です。
 本日はスキンダイビングの練習を行いました。2年生の時は天候に恵まれず、1度もプールに入ることが出来なかったため、今回初めてマスク・スノーケル・フィンの扱い方を学びました。マスクのつけ方や力を入れたスノーケルの呼吸法、ゆっくりとしたフィンの動かし方などを実践しました。ほとんどの生徒は、初めて使用する道具のため慣れない泳ぎでしたが、練習するうちにコツをつかんで使いこなすことができるようになりました。今回は基本的な道具の扱い方を学びましたが、次はもっときれいなフォームでスムーズに泳げるように上達していきたいと思います。


数学の授業

銚子商業高校は、商業と水産の専門高校ですので多くの専門科目の授業がありますが、全体の6割程は国語や数学などの普通科目の授業です。

今日は、商業科2年生の「数学Ⅱ」の授業を参観しました。内容は「三角関数」です。チャイムと同時に号令がかかり、前回の復習から授業がスタートしました。

 理解しにくい箇所は先生がパワーポイントなどを使い丁寧に説明をし、問題を解くときは生徒同士で教え合いながら、そして先生も机をまわって教えていました。授業は、先生が質問し生徒が答える形で実にテンポよく進められました。

少し難しそうな内容でしたが、全員の生徒が授業に意欲的に参加していました。

海洋科1年基礎実習

令和4年9月5日(月)・12日(月) 

1年生海洋科の生徒を対象に「水産海洋基礎実習」を行いました。この2日間は、普段通っている本校舎から数キロ離れた海洋校舎へ登校し、2年生から始まる2つのコースの実習をそれぞれ体験します。

海洋環境コースでは、カヤック漕艇基礎練習を行いました。慣れない水さばきながらも、慎重に漕ぐうちに、パドルで艇の向きを思う方向へ操縦出来るようになりました。

食品総合コースの実習では、ブルーベリージャムを作りました。砂糖を加えて丁寧に煮詰めていき、計量しながら瓶に注ぎます。自分の力で作ったジャムの味わいはきっと格別なものでしょう!

これから2年生に向けてコースを選択していくことになりますが、どちらのコースへいっても、自らの意志と力でしっかりと自分の道を進んでいってほしいと思います。

体験乗船実習

 9月6日(火)1年生海洋科の生徒を対象に体験乗船実習を行いました。

 乗船したのは、千葉県の実習船「千潮丸」(総トン数499トン)です。台風11号の動きが心配される中でしたが、前日に館山港から出港した千潮丸は無事に銚子第三漁港に入港し、生徒たちを乗せて銚子沖の体験航海に向かいました。


 船内では、船長さんを始め乗組員の皆さんに、甲板部・通信部・機関部の様々な設備を見学させていただきました。航海に必要なものは全て船内に揃っていることや、安全のために協力し合って船を動かしていることなど様々なことを学びました。生徒たちにとって初めて見ること聞くことばかりでしたが、大型船の運航に関する貴重な学習の機会となりました。生徒たちにとって分かりやすいように、おもしろく工夫ながら説明をしてくださった千潮丸の船員の皆さん、専攻科の皆さん、ありがとうございました。

ボイラー講習

夏休みの2日間、海洋校舎を会場に「小規模ボイラー取扱技能講習」が行われました。商業科・情報処理科・海洋科の生徒が対象です。
 小規模ボイラーは、学校の給食室や旅館、温泉施設や病院、マンションやクリーニング店など私たちの生活の身近な場所で使われています。資格を取得すれば、これらの取り扱いはもちろんのこと、4か月間の実務経験の後に「2級ボイラー技士」の受検資格を得ることもできます。

受講した生徒の皆さんは、合格を目指し頑張っていました。未来の自分を築くための一歩となるといいと思います。今回お世話になった日本ボイラー協会千葉支部の皆さん、ありがとうございました。

海洋科の学校説明会

8月4日(木)には「海洋科」の学校説明会が行われました。

海洋科についての全体説明の後、校内施設見学を行いました。本校は、メダカや金魚などの淡水魚の他、イシダイやメジナなどの海水魚も飼育しています。また、食品加工の工場も見学をしました。海洋科の生徒の皆さんも説明のスタッフに加わり、説明を行いました。最後に、簡単な体験授業として缶詰のタイムカプセルを作成しました。カプセルの中に入れたものは中学生の皆さんの「思い」です。時期がきたら開けてみましょう。

中学生の皆さん、保護者の皆さん、ありがとうございました。

商業科・情報処理科の学校説明会

8月2日(火)、3日(水)には「商業科」・「情報処理科」の学校説明会が行われました。

 今年度は、保護者の皆さんへの説明は教員が、中学生の皆さんへの説明は生徒が行いました。

 保護者の皆さんへの説明は、校長先生のあいさつ、商業科主任から商業科・情報処理科・学校生活の説明、進路指導主事からは進学・就職状況の説明がありました。
   
 中学生の皆さんへの説明は、生徒が企画・実施しました。校長先生のビデオによる挨拶のあとは、本校生徒が動画やパワーポイントを使って学校生活や勉強のことを説明しました。その後、中学生の皆さんにはいくつかのグループに分かれてもらい、高校生と座談会を開きました。中・生徒同士の座談会でしたので、中学生の皆さんは気兼ねなく質問ができました。最後に部活動見学を行いました。

 中学生の皆さん、銚子商業について理解していただけたでしょうか。来年、新入生として入学してくれるのを楽しみにしています。

漁業インターンシップ2

海洋科の生徒が漁業インターンシップに参加しました。
 漁業インターンシップは2日目となります。

 今回も“まき網漁船”「伊東丸」さんの漁を見学させていただくことになりました。

 集合時間は午前1時です。海洋科の生徒4名は、長靴や雨カッパに身を包み準備を整えました。その間にも船員さんが次々と集まり、素早く持ち場の準備を始めていきます。船には白・赤・黄・青色の灯りがついてとてもきれいです。午前1時45分に準備が完了し、まき網船団が出港しました。



今回の漁場は茨城県沖で、大漁の“マイワシ”を漁獲することができたようです。目の前で操業の様子が見られるという貴重な経験をした生徒たちは、この思い出を一生忘れることはないでしょう。普段、おいしいお魚が食べられるのも、私たちが寝ている間に大海原の真っただ中に出て漁をしてくれている漁師さんがいるからなのだと実感しました。

漁業インターンシップを通じて、一人でも多くの若者たちが漁師という職業の意義や、やりがいを見いだすきっかけにしていただけたらと思います。

今年も協力してくださった「伊東丸漁業株式会社」の皆さん、銚子水産事務所の皆さん、本当にありがとうございました。

漁業インターンシップ1

漁業インターンシップに参加しました。海洋科の生徒4名がお世話になっているのは、銚子市漁業協同組合所属のまき網漁船「伊東丸」さんです。

1日目は、網の補修作業を体験させていただきました。漁師さんの手さばきはとてもリズミカルで、しっかりと網の目をつなぎ、無駄な動きがありません。補修を終えた網を船に積み込み、明日は出漁する「伊東丸」さんに乗船させていただきます。

出港は深夜となりますが、操業を間近で見せていただける貴重な機会ですから、眠い目をこすりつつ頑張って行ってまいります。