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2024年6月の記事一覧
海洋科学系列 国際交流
チェコのプラハより、短期ホームステイに訪れている高校生を、勝浦の実習場にお招きし、
実習艇での勝浦湾クルーズ、実習場にて体験実習を行っていただきました。
朝からの大雨で乗船が危惧されていましたが、願いが通じたのか雨も小雨になり実施する事が
でき、実際に操船してもらい、とても楽しんでいただけました。
その後本校職員によるカツオ(今朝勝浦港水揚げ)の捌き方の演示・刺身の試食、栽培実習場にて海藻押し葉や、
アワビや巻き貝を使ったキーホルダー作りを体験してもらいました。
生徒は恥ずかしさもあり、最初はなかなか交流をはかれませんでしたが、次第に打ち解けて
行きました。
今回の機会は、生徒をはじめ職員にとっても大変貴重な時間でした。
▲船の運転を体験してもらいました
▲楽しそうで何よりです
▲雨の中でも楽しんでくれてます
▲カツオの裁き方の演示
▲試食
▲キーホルダー作り
▲海藻押し葉と
▲集合写真
海洋科学系列 マリンスポーツ講習
海洋科学系列では、公益財団法人マリンスポーツ財団の方々を講師としてお招きし
2年次生を対象にマリンスポーツについて講習をしていただきました。
本校では毎年、いすみ市B&G海洋センターから器材等をお借りし、マリンスポーツ
の授業を行ってきましたが、この度マリンスポーツ財団様とのご縁をいただき初めての
取り組みとなります。
まず初めにオリエンテーションで、水辺での安全管理の講習を受け、その後2グループに分かれ、
スタンドアップパドルボード(通称;SUP)とカヌーのパドル講習を受けました。
最初は皆苦戦していましたが、次第に上達し巧みにパドルを操っていました。
マリンスポーツ財団の皆様、ありがとうございました。
公益財団法人マリンスポーツ財団ホームページ→リンク
▲安全指導
▲パドルの使い方について
▲いざ海へ
▲SUP班
▲カヌー班
▲平島の鳥居をバックに
▲暑いのでわざと飛び込み
▲集合写真・楽しい時間でした。
1年次生 ビーチコーミング&国際交流
チェコのプラハより、短期ホームステイに訪れている高校生と大原高校1年次生全員で、大原海水浴場の
ビーチコーミング(海岸清掃)を行いました。
1週間くらい前には雨の予報がでておりましたが、天気にも恵まれ、おおいに交流を楽しみました。
学校にチェコの高校生18名が来校し、生徒と一緒に海岸まで移動しました。
いざ、出発。チェコ語は全く通じませんが、英語は共通の言語として使用できます。
海岸までの約2キロの道のりを英語で会話しながら歩きます。
暑くても、まだ海水浴場は閑散としております。
校長先生からの挨拶。
チェコの方より、チェコの国旗をいただきました。
この国旗の白い部分には、有名な野球選手(コーチ)の直筆サインが刻まれております。
この後、校内に展示しますので、よくご覧ください。
いざ!ビーチコーミングスタート!!
と、思いきやゴミがあまりありませんでした。
一生懸命ゴミを探して拾いました。
潮も引いており、砂に反射して映る光景はなかなかのものです。
早々にゴミ拾いは終わり、楽しく交流の場へと移りました。
チェコには海が無いため、とても新鮮な光景・体験になったことでしょう。
みんなで記念写真 ハイチーズ!
結果的にこのくらいのゴミが集まりました。
日頃からお客さんがゴミを捨てないため。ボランティアの方も日頃から拾ってくれているおかげです。
今本日は、千葉テレビが取材に来てくださいました。
チェコの方々は28日にも海洋科学系列の体験を行ってもらう予定です。
海洋科学系列 イサキ親魚捕獲実習(動画編)
海洋科学系列 イサキ親魚捕獲実習
海洋科学系列では、イサキの種苗生産に取り組んでいます。
この親魚捕獲実習は今年度で5回目となります。生徒が自ら釣った
イサキに産卵してもらい、種苗生産を始めます。
ここ数日大原沖は南西の風が強く吹いてしまい、底の冷たい海水と
混ざってしまい水温が低下、魚の活性が下がってしまい釣果は今ひとつ
でした。
またこの実習は、秋の小学生水産教室と連動しており、高校生が漁獲し、
種苗生産した稚魚を、地元小学生に放流してもらいます。
SDGs14海の豊かさを守ろうを主体的に協働的に学ぶ実習となります。
なお、今年度も昨年度に引き続き、大原港 第3松栄丸様を1日チャーター
させていただきました。大変お世話になりました。
▲お世話になる第三松栄丸さんに挨拶
▲釣り方のレクチャーを受けてます
▲いざ出港
▲ポイント到着・いざ釣り開始
▲イサキゲット
▲ダブルヒット
▲良型のメバルも釣れました
▲船から生け簀へ
▲捕獲したイサキをトラックの生け簀へ
▲使った道具の片付けを協力して
▲お世話になった方々に挨拶して実習を締めくくりました。
海洋科学系列 「マリンスポーツ・スクーバダイビング」
海洋科学系列2年次生は、選択科目のマリンスポーツ(スクーバダイビング)
に取り組んでいます。
今日は、スムーズに水中を移動できるためのフィンワークについて、
実習しました。
ダイビングにおいては、浮上後に水面を移動しますが、この時正しく
フィンワークができていないと上手く進めず、集団から遅れてしまいます。
正しいフィンワークができているかの確認として、50メートルを4往復
(400メートル)泳ぎタイムを計測しました。個人差があり、かなりのタイム差
が出てしまいました。
生徒一人ひとりが課題が見つかったので、今後その課題にしっかり取り組んで改善して
ほしいと思います。
▲しっかりと準備運動
▲頑張って泳いでます
▲泳ぎ疲れてます
▲アワビの餌(カジメ)を最後に採取しました。
(千葉県知事、地元漁業組合に許可をいただいてます)
海洋科学系列【動画】アワビ種苗生産施設見学
昨日アップした記事の動画です。
海洋科学系列 校外学習 アワビ種苗生産について
海洋科学系列では、本校でも行っているアワビ類の種苗生産について、
より産業的な知見を高めるため、校外学習を行いました。
ご協力いただいた(公財)千葉県水産振興公社 白浜事業所と千倉支所は、
暖海系アワビの日本一の生産施設です。(年間120万個体計画)
外房海域に放流され、漁獲されるアワビも生産しています。
実験・実習生産の本校とは規模の違う施設や手法に、
生徒たちも驚いている様子でした。
今回は生憎の天候で、見学できる箇所は限られてしまいましたが、それでも
生徒にとっては、大変貴重な時間でした。
※この実習は、日本財団・笹川平和財団海洋政策研究所
「海洋教育パイオニアスクールプログラム」の助成金を活用しています。
2024年 千葉県立大原高校
「外房の磯根漁業の課題を地域関係者と共に考え、未来につなぐ」
昨年度よりこの研究テーマで、助成金を活用させていただいております。
▲説明していただく、山下所長に挨拶
▲まず初めに、千葉県の種苗生産施設及び現状についてご説明いただきました。
▲アワビの種類、また飼育現場における苦労話を教えて下さいました。
▲アワビの卵を観察
▲選別方法についてご説明いただきました。
▲餌の保管庫を見せていただきました。
▲大雨だった為、建物内で飼育水槽のご説明いただきました。
▲広大な施設に広がる飼育水槽
▲親貝水槽を見学
JR千葉駅でのトマト販売
6月15日(土)千葉県民の日のイベント『発信、農業関係高校からつながる!~千葉のおいしさ、召し上がれ!!~農産物販売会』がJR千葉駅にて開催されました。
よく見ると、案内ポスターの写真には大原高校生が映っていました。
販売開始前に記念撮影
大原高校はトマトとミニトマトのみの出品となりますが、生徒たちが一生懸命に育てました。
味については自信があります。
いよいよ販売開始です。
販売開始20分以上前から並んでいただいたお客様です。
嬉しいことに、その後も次々にお客様に来ていただきました。
気が付けば残りあとわずか。
販売開始後約40分程度で全てのトマトを販売完了することができました。
購入していただいたお客様に感謝いたします。ありがとうございました。
6月22日(土)朝10時より、千葉みなと駅前の「ホテルポートプラザちば」にて、
『ホテルde朝市』を実施します。
県内の農業関係高校が集まり、農産物の販売を行います。
大原高校は自慢のトマトとミニトマトを販売いたします。
お時間のある方は是非お越しください。
海洋科学系列 海洋観測
海洋科学系列では、地元の海を科学的に知ることを目的に、
海洋観測の実習を行っています。
本日は勝浦漁港内にて海洋観測を行い、採取した海水を持ち帰って
水質や塩分濃度などを測定しました。
今年は例年に比べて、昨日の雨の影響か塩分濃度が低く測定されました。
また、透明度も低下していました。
比較測定として、閉鎖水槽のキンギョ飼育水を測定したところ、
硝酸塩が多く測定され、窒素循環が行われていることが確認されました。
アクアポニックスの基礎的な知識として身に付けることができました。
▲全体説明
▲勝浦漁港にて観測開始(雲量・天気・風向・風力 等)
▲観測器材準備
▲表面海水採取
▲水温・気温測定
▲水色確認
▲パックテスト使用して水質測定(pH・NH₄・NO₂・NO₃)
▲比重を測定
▲換算表を使用し、測定値から塩分濃度を算出