日誌

選択授業「ライフキャリア」より ~大原鮮魚の取組み~

3年生の選択授業「ライフキャリア」では、毎週様々な方々をお招きして講演等を実施しております。

 今回は『私たちのちょっとした先の未来のはなし』というテーマで、「大原鮮魚」(地元の漁師 田口 光哉 様他数名の方々で構成)により、漁師の現状やこれからの取組について、ご講演いただきました。

 

自己紹介の後、いすみで獲れる魚、漁師の仕事について簡単に説明いただきました。

 そして、いすみの漁業の今までと、これからの見通しについて触れた後、これからの漁師の在り方について、自分たちが変えなくてはならない!という強い思いから「大原鮮魚」を立ち上げ、現在に至るまでの様々な取り組みについて紹介していただきました。

 

 今日は生徒たちのために、今朝獲ったばかりの特大の伊勢えび等を用意していただきました。

手の大きさと比べると桁違いの大きさがわかると思います。

 

右側の伊勢えびが普段我々が目にする大きさです。

 

今日は特別にさばいて刺身を提供していただきました。

さばく様子もみせていただきました。包丁を軽く入れてひねるだけ

 

 生徒も挑戦してみました。

 

まずは大原の名物タコの試食です

生徒たちがタコを堪能している間に、伊勢えびの刺身を準備しています。

伊勢えび 美味しすぎます(笑)

伊勢えびに続いて、新鮮なネギ焼きも出していただきました。

 「大原鮮魚」のメンバーは、漁師さんだけではなく、農家の方もおり、みんなでいすみを盛り上げようという意気込みが伝わってきました。

 でも、授業の一環で伊勢えびを食すことなんて、まずあり得ない。参加した生徒はびっくりするとともに大変喜んでいました。

 

試食のあとは、大原鮮魚の一員として、看板メニューを考えよう!ということで、いすみの魚や野菜を使ったメニュー(販売する客層やコンセプトを含む)を班で話し合いました。

 

 生徒たちには、将来も地元に残って、いすみの活性化を支えてほしいと願っております。

「大原鮮魚」の皆様方にお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

「大原鮮魚」は1次産業である生産から2次産業の加工、3次産業の流通・販売までを通して、商品に付加価値を付けるなどして、6次産業化を目指しております。

「大原鮮魚」が開発した加工品は、毎週日曜日に開催される 大原漁港 港の朝市 でも販売されています。