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学校生活を紹介します
海洋科学系列 卒業生の講話
本校海洋科学系列の卒業生(令和4年)で『株式会社テツゲン』に勤務している中村様に来校していただき、後輩に向けて講話をしていただきました。
講話内容は、「鉄鋼スラグを活用した藻場再生【海の森作り】、鉄鋼スラグを活用した商品ビバリーシリーズ」についてです。
株式会社テツゲンは日本製鉄株式会社のパートナー企業で、その事業の一つとして鉄や鋼を製造する際に発生する副産物(鉄鋼スラグ)を活用して、磯焼け対策や藻場の再生に貢献しています。
近年、日本各地で磯焼けは深刻な問題となり、海洋科学系列の生徒も持続的な水産資源の確保や磯焼け調査を行っています。
今回の講話をもとに、対策等について協議・学習し、SDGsの取り組みで掲げる「14海の豊かさを守ろう」について精力的に取り組んでいきます。
身近な先輩からのリアルな話は、生徒にとって大変貴重な学びとなりました。
今回の講話を通じて、多くの貴重な知見と経験を共有していただき、本当にありがとうございました。
▲開講
▲卒業生から、取り組んでいる事業について
▲鉄鋼スラグを提供していただきました
▲鉄鋼スラグと生徒
美術部 作品展示
美術部の生徒たちは、日頃より様々な作品を制作しておりますが、近隣のカフェ 『 Fukumi Café パルミエ 』様より、場所の提供を受け、3月までの作品展示を行う機会をいただきました。
Fukumi Café PALMIER
宣伝用の看板を設置していただきました
飾る絵を机に並べて、配置とバランスを考えております
バランスを見ながら壁に展示していきます
バランスを見ながら壁に展示していきます
展示物にプレートを取り付けています
展示がすべて終了し、作品の前で記念撮影
展示された作品
今回の作品展は、『房総のどこかで~』というテーマです。
全ての作品が房総のどこかの風景となっています。
きっと、見たことのある風景があるのでは・・・
この展示か3月まで実施しております。ぜひ立ち寄りください。
生活福祉系列 ハンドマッサージを提供
生活福祉系列3年次生は、日頃の授業等において修得した技術のうち、ハンドマッサージを先生方に提供し、日頃の疲れを少しでも癒していただけるよう頑張りました。
生徒たちは、先生方と楽しく会話しながら和やかな雰囲気でマッサージを行いました。
体験すると、とても気持ちよかったです。
生徒たちは手際よくテキパキと仲間と連携してマッサージ店を運営しているようでした。
校長先生にも好評でした。
気持ちいい~!
多くの先生方が訪れ、気持ちよくなっていただきました。
生活福祉系列3年次生のみなさん、ありがとうございました。
キャリア学習成果発表会 開催
コロナ禍の影響もあり、6年ぶりに全校生徒が一堂に会してのキャリア学習成果発表会が開催されました。
本校のキャリア学習は、「職業の社会的役割や意義を理解すること」「働くことへの探究心を深めること」「自己の在り方・生き方を考える機会とすること」を目的として行われています。
今回の内容は、
・1年次生代表2名は「職業人インタビュー」の報告
・2年次生代表4名は「インターンシップ」の報告
・3年次生代表3名は、総合的な探究の時間で取り組んできた課題研究の発表
・3年次生専門系列それぞれの代表も課題研究の発表
生活福祉系列発表テーマは「認知症はなぜ完治しないのか」
園芸系列発表テーマは「廃棄物を利用した園芸」
海洋科学系列発表テーマは「大原高校におけるアワビ類資源増殖に向けた取組」
同日開催されていた『学校運営協議会』の委員の皆様にも参観していただきました。
最後に、本日ご参加いただいた千葉県教育庁企画管理部教育政策課の方より講評をいただき、大盛況のうちに発表会が終了しました。
生徒たちは仲間の発表を聞き、その成果を共有することで、自らの進むべき道を再認識する貴重な機会となりました。
この様子は、1月29日(水)の千葉日報に掲載されました。こちら(会員登録等が必要となります)
1年生授業「産業社会と人間」にて 金融経済教育 実施
1年生の授業「産業社会と人間」で 金融経済教育 を実施しました。
講師は 京葉銀行 個人営業部 部長 永島 明 先生にお越しいただき、
テーマは『生活設計と知っておきたい金銭管理の4つのポイント』
という内容でお話いただきました。
本校では、3年次になると「総合的な探究の時間」や選択授業の「ライフキャリア」で金融教育を行っていましたが、今年度は1年次生を対象に、初歩の金融教育を実施しました。
1年生ということもあり、まずは金融知識クイズに挑戦しながら、「金利」や「保険」についてわかりやすく説明していただきました。
その後は給料明細の説明から、金銭管理と生活設計の大切さについて教えていただきました。特に『ニーズ(必要なもの)』と『ウォンツ(欲しいもの)』を区別するというお話は、今からでもすぐ始められることだと感じました。
資産形成や住宅ローン、社会保険制度のお話は、難しいところもありましたが、早い時期からしっかりと考えておくことが大切であることがわかりました。
「ハラコアラ」と京葉銀行のキャラクター「ケイヨウインコ」も授業に駆けつけてくれました。
京葉銀行のみなさま、ありがとうございました!
海洋科学系列 漁業ガイダンス
海洋科学系列2年次生を対象に、一般社団法人 全国漁業就業者確保育成センター
通称:漁師.jp 様にご協力いただき、「漁師の仕事!知る授業」をテーマに漁業
ガイダンスを開講していただきました。
このガイダンスは、漁師.jp 様とパートナーシップを結ばせていただき、8年ほど前から
実施しています。過去にはこのガイダンスがきっかけで、大型漁船の漁師なった卒業生もいます。
今回のガイダンスでは、長久水産株式会社様、勝倉漁業株式会社様、株式会社永盛丸様
全日本海員組合様にお越しいただき、ガイダンスをしていただきました。
▲漁師.jp様からご挨拶いただきました
▲全日本海員組合様からご挨拶いただきました
▲勝倉漁業株式会社様ブース
▲株式会社永盛丸様ブース
▲長久水産株式会社様ブース
▲生徒代表謝辞
▲集合写真
海洋科学系列 高大連携事業
高大連携事業として、東京海洋大学、食品衛生科学研究室 教授 黒瀬光一 様をお招きし
「アレルギー発症のメカニズム、免疫のシステム、今のアレルギー食品の表示制度等」
「アレルギー物質を見分ける 細胞と遺伝子を利用して・・・」の2つテーマに分けて
講義をしていただきました。
高校生にも理解しやすい内容で、生徒も真剣に講義を聞き、「免疫不全になった場合
アレルギー反応は起きるのか」、「アレルギーは遺伝するのか」「卵は、生卵と加熱
した場合でアレルギー反応が変わるのか」など、沢山の質問が出て、とても有意義な
時間となりました。
▲黒瀬教授にわかりやすく講義していただきました
▲「アレルギー発症のメカニズム、免疫のシステム、今のアレルギー食品の表示制度等」
「アレルギー物質を見分ける 細胞と遺伝子を利用して・・・」の2つテーマに分けて
▲生徒代表、お礼の挨拶
園芸系列 フラワーデザインコンテスト
第14回千葉県高校生フラワーデザインコンテストに園芸系列の2年生2名が参加しました。
このコンテストは、千葉県内から約20名の高校生が参加し、フラワーアレンジメント、生け花、花束、ブーケ等のスタイルを問わず、製作時間45分内で自分のテーマに沿った作品を作ります。
審査は、花のプロが、プロの視点で、花の取り扱い方から、制作技術全般、作品の完成度、表現力、独創性などをヒアリングで評価します。
使う花を選びます
作業にとりかかります
完成をイメージしながら丁寧に作業をしています
。
最終チェックをしています。
完成作品
完成作品
結果としては、入賞とはならなかったものの、2人とも、よく頑張りました。
海洋科学系列 ルアー製作実習
海洋科学系列では、鉛製のおもりを使用してメタルジグ
の制作実習を行いました。
市販の中通しおもりを加工することにより比較的簡単
にメタルジグを製作することができます。
生徒はそれぞれカラーなどを工夫して製作し、来年度(今年の4月)に行う、
小笠原航海潜水実習で使用します。
▲事前説明
▲おもりを叩いて成型していきます
▲ホログラムシートをカットしてカラーリング
▲表面をコーティングしていきます
▲完成品
海洋科学系列 魚介類検索実習
海洋科学系列2年次生は、鴨川市漁業協同組合定置網部様より
ご提供いただいた50種類の魚類を使用させていただき、魚介類検索
実習を行いました。
生徒は普段見ている魚に加え、あまり市場に出回らないない魚類やイカ類に、
悪戦苦闘しながら名前をしぼりだしていました。
▲悪戦苦闘しながらも、仲間と協力しながら、検索をおこなっています。
▲仲間と協力しながら、クイズ感覚です。
▲微妙な違いを見分けながら頑張っています。
▲ご提供いただいた魚1
▲ご提供いただいた魚2
▲ご提供いただいた魚3
▲ご提供いただいた魚4
▲ご提供いただいた魚5
▲ご提供いただいたイカ類6
何となくわかるような、わからないような・・・みなさんは違いが判りますか?
海洋科学系列 課題研究最終報告会
海洋科学系列3年次生は、テーマを決めて1年間取り組んできた
課題研究の最終発表会を行いました。
各班とも、取り組んできた過程、成果をしっかりとプレゼンテーション
ソフトを活用しながら発表する事ができました。
3年次生1年間お疲れさまでした。
▲未利用魚班
▲ヒラメの種苗生産班
▲生物採取班
▲アワビの種苗生産・潜水調査班
この4つの班の中で、『アワビの種苗生産・潜水調査班』が代表に選ばれ、
本校のキャリア学習成果発表会で全校生徒の前で発表しました。
海洋科学系列 3年次生「海洋での最後の実習」
海洋科学系列3年次生最後の実習は、実習場で飼育している魚類や、
実習等で捕獲した物を使用し、調理実習をおこないました。
2年間で学んだ魚の捌き方、スーパー・飲食店・ホテル等での魚介類
の盛り付け方など復習しながら実習をおこないました。
最初は魚も満足に捌けなかった生徒が、仲間と協力し立派な船盛を作り
あげた姿にとても成長を感じました。
これからそれぞれの道に進んでいく3年生ですが、海洋科学系列で学んだ
事、仲間と協力して色々な困難に立ち向かった事を忘れずに、これからの
人生を歩んで行ってほしいと思います。
海洋科学系列での2年間、お疲れ様でした。
▲お刺身班
▲スルメイカ・アオリイカ調理班
▲ブダイメンチ・揚げ物班
▲ご提供いただいた、イノシシの肉を調理、イノシシ鍋(漁師ではなく違う猟師の方から)
▲たこ焼きならぬ、イカ焼き
▲完成
▲ご馳走と一緒に
海洋科学系列 大型魚類解剖
海洋科学系列2年次生は、マグロ類やマカジキの内臓の構造・
胃の内容物の調査を行いました。
最初にパソコンを使用して、マグロ・カジキの種類や生態・延縄漁業に
ついて学習し、その後地元漁業者から提供していただいた、
マグロとカジキの内臓を使用し、実習を行いました。
▲パソコンを使用して、マグロ種類・生体について
▲日本で流通しているマグロ・カジキについて
▲提供していただいたビンナガマグロを使用して、骨格や内臓の位置など確認
▲エラの形や、胃を解剖して、内容物調査
▲マグロの心臓、胃を調理して試食
海洋科学系列 千葉県漁業取締船「ふさかぜ」見学
千葉県勝浦水産事務所のご厚意で、2023年の6月に進水したばかりの
千葉県漁業取締船「ふさかぜ」(総トン数158t)を、昨年に引き続き
見学させていただく事ができました。
ふさかぜは千葉県が建造した取締船で、太平洋沿岸と東京湾沿岸の
密漁対策にあたる船です。
生徒は普段立ち入る事のできない船内、最新の航海計器、遠方まで
鮮明に捉えられる監視カメラなどについて見学させていただき、大変貴重な
体験をさせていただく事ができました。
▲千葉県漁業取締船「ふさかぜ」
▲乗船して説明をしていただきました
▲監視カメラ等の説明
▲操舵室で、最新の航海計器類の説明をしていただきました。
▲ふさかぜに搭載されている小型艇
海洋科学系列 地域漁業者座談会・漁船見学
海洋科学系列では、昨年度に引き続き、勝浦市漁業就業対策協議会様の
ご協力のもと、勝浦水産事務所、幸運丸様、森川様、新勝浦漁業協同組合様、勝浦市農林水産課
の皆様にお越しいただき、地元漁業者、関係者による講演をしていただきました。
また昨年同様、幸運丸様のご厚意で、船の内外部の見学・漁具などの見学を
させていただきました。
お忙しいなか、生徒のために貴重な時間をいただき、ありがとうございました。
▲座談会
▲小型延縄漁・外房つりきんめ鯛について
▲近年の海の変化・磯焼け対策・ブダイメンチカツ商品化の背景について
▲ブダイメンチカツ試食
▲漁船見学(幸運丸様)
▲明日漁に使う、餌のサバが生かしてありました。
▲生徒は漁具の金額や、船の金額を聞いて驚いていました。
授業風景(園芸系列・各専攻の活動)
園芸系列2年次生は、今年度初の系列での授業を行いました。
園芸系列の生徒は、果樹・野菜・草花の3つの専攻に分かれて活動しました。
果樹専攻は、梨の枝の剪定を行い、収穫に向けての準備を始めました。
野菜専攻は、玉レタスとサニーレタスの販売を商店街で行いました。
草花専攻は、ミニシクラメンの販売を行いました。
どの専攻も、寒さに負けず、それぞれの仕事を懸命に行っています。
梨の枝のせん定作業 高いところの作業なので、腕が疲れます
梨のせん定は、結構難しいものです
街で生徒たちが育てた、ミニシクラメンを販売しております。
一人でいくつも購入してくれました。ありがとうございました。
販売については、街に出ると、地域住民の方々のおかげでほどなく売り切れとなります。
今回も多くのお客様に購入していただきありがとうございました。
生徒たちは販売に際して直接お客様と会話することで、様々な情報をいただきながら勉強し、
お客様の笑顔で更にやる気が湧いてきます。
授業風景(体育)
現在、体育の授業で生徒たちは来月(2月10日)に開催されるマラソン大会に向けての練習が始まりました。。
男子4km、女子3kmを走り、体力向上に努めています。
本番では、1秒でもベストスコアが出せるように練習を重ねていきます。
先生より説明
青空の下快走します
まもなくゴールです
皆さん、お疲れさまでした
2年生 進路ガイダンス開催
2年生の進路ガイダンスを行いました。そろそろ具体的な進路を決定するための一助として、大学・短大12校、専門学校23校、企業10社にお越しいただいて、ガイダンスを実施しました。
生徒たちは熱心に説明を受けています。
生徒たちはしっかりと説明を聞き、1コマ30分という時間をとても短く感じていたようです。
生徒は、1つのブースで30分間、計3つの希望する学校等の説明を受けました。
今後は気になる学校のオープンキャンパスに出向いて、しっかりと自分の目で確かめて、自分の進路をしっかりと決めてもらいたい。
園芸系列 ハーバリウムペンの製作
園芸系列3年生は、フラワーデザインの授業で、ハーバリウムペンの製作に取り組みました。
市販のハーバリウム用のボールペンを用いました。
完成品の見本(ペンの上部にドライフラワーを入れてます)
ハーバリウムオイルは無色・赤色・黄色の3種類を用意しました。
中に入れるドライフラワー。このほかにもたくさん用意してありました。
生徒たちは思い思いの作品を作り上げていきます。センスもありますね。
細かな作業なので、生徒も真剣です
完成品 世界に一つだけのハーバリウムペンです
綺麗な作品がたくさん出来上がりました
3年『ライフキャリア』ミニ徒歩遠足
3年生の選択授業『ライフキャリア』にて、丹ケ浦及び八幡岬・小浜城址周辺へのミニ徒歩遠足を実施しました。
快晴の下、大原高校より徒歩にて出発。丹ケ浦までは約1.8㎞です。
地元の景勝地である丹ケ浦ですが初めて訪れる生徒がほとんどです。
この八幡岬には江戸時代より、作家の山本有三、歌人の佐々木信綱、画家の黒田清輝など数多くの文化人が訪れています。
若山牧水の詠んだ歌が刻まれた石碑
「ありがたや 今日満つる月と 知らざりし
この大き月 海に のぼれり」
小浜城址を見学する生徒も。
天正18年(1590年)、本多忠勝が大多喜城主になった頃、小浜城は本多氏に攻略されその姿を消したそうです。
・高台からいすみ市街を眺める生徒。
丹ケ浦を目に前に、高校生活3年間を振り返っている?生徒。
卒業を前に、地元いすみに残る貴重な景勝地・史跡の存在を知ることができました。