
ビジネス情報分野の科目
情報処理
情報処理とは、情報を収集・分析・加工・発信する一連の活動です。例えば、コンビニエンスストアでポイントカードを使えば、だれが、どこで、何を、いくつ、何時に購入したかがわかります。これらの情報を処理することでマーケティング活動に活かされているのです。情報処理では、社会で行われる様々な情報処理に関する活動を学びます。
また、データを処理するための表計算ソフトや文書を作成する文書作成ソフト、発表や説明に利用するプレゼンテーションソフトなどの基礎的な使い方についても学びます。
ビジネス情報分野の基礎的な科目、それが「情報処理」です。
ソフトウェア活用
ソフトウェア活用では、データから規則性や意味を分析するための統計手法を学んだり、大量のデータを管理するデータベースソフトに関する知識・技術の習得を行ったりします。レンタルショップで会員登録を行うとき、企業が個人情報を適切に管理的なくては困ります。私たちの大量の個人情報はどのように管理されているのでしょうか?大量のデータを管理、操作する方法が分かれば、世の中のデータの流れや仕組みが分かるようになるかもしれません。
プログラミング
プログラム言語を使って、データの探索や順位付け、並べ替え処理を行うプログラムを作成したりします。このようにある問題を解決するための手順をアルゴリズムといい、アルゴリズムの学習を通して、思考力・判断力・表現力を育むことができます。
ソフトウェアの開発などに興味がある人もない人も、プログラミングの学習で育まれる能力は、どのような仕事に就くためにも役立つでしょう。小学校・中学校で学んだプログラミングの授業で興味を持った人は、ぜひ商業高校に進学してみてはいかがでしょうか。
ネットワーク活用
Webページはどのように作られているのか、Webページのデザインをかっこよくするためにはどうすればいいのか、動きのある演出やデザインにするにはどうすればいいのか、など、ホームページや電子商取引の仕組みなどを学習するのがネットワーク活用の授業です。日常生活で毎日のように目にするWebページが作られる仕組みが学びましょう。Webデザイナー、Webプログラマーを目指す人におすすめの科目です。
ネットワーク管理
インターネットをはじめとしたネットワークは、様々な技術によって支えられており、パソコンなどの機器から設定する必要がある場合もあります。コンピュータは、ネットワークに接続されてこそ真価を発揮します。情報社会において、ネットワークの重要性は高まっています。ネットワークエンジニアとして活躍したいという人は、興味が湧くかもしれません。
