女子バレーボール部 決定! 関東大会県予選会に出場します
4月20日(土)君津高校で行われた関東大会県予選会第2地区予選会の結果、私たち安房高校女子バレーボール部は、関東大会県予選会への出場が決まりました。たくさんの応援ありがとうございました。3年生を中心に、1・2年生の下級生たちもよくチームを盛り上げてくれました。チームみんなでつかみ取った地区代表だと思います。よく頑張りました。その激闘の一部を紹介します。
初戦は安房拓心高校と対戦しました。1セット目はセッターのIさんと、MBのISさんのサーブが威力を発揮し、サーブで相手の攻撃をさせないようにして、チャンスボールからの攻撃をたくさん決めて、25-7の大差をつけて勝ち切ることができました。続く2セット目もIさんや交代で入ったHさんのサーブが効果を発揮してゲームを進めることができました。終盤では1年生のMさんやKさんも試合に出場することができました。
2戦目は新人大会ベスト16の翔凛高校との代表決定戦になりました。この試合に勝つことができれば県大会への出場が決まります。試合開始の笛が鳴って放たれたサーブは、ネットのど真中へ緊張のあまり、サーブを打てども、打てども入らない。というド~ンよりとした幕開けになってしまいました。しかし、スパイクのほうは絶好調
相手のミスもあり、13-7とリードを広げます。そこからは一進一退を繰り返しながらも、23-19とリードを保ったまま第1セットの最終盤へ。ここで翔凛高校の攻撃に押し込まれ、タイムアウトを2度取るものの、一気に逆転されて23-25でセットを落としてしまいました。
もうセットを落とせない2セット目、追い込まれた状況ではありましたが、なぜだか、チームみんなが笑顔でいます。ゲームが始まるとキャプテンでエースのYさんの強打が爆発先制点をあげて好スタートを切りました。しかし、ゲームは翔凛のペースで進み、離されては追いつき、また、離されてはなんとか追いつく展開でした。終盤でも15-17から17-17、17-19,18-20,20-21、21-22と何とか追いすがっていました。ここから、相手エースの強打を粘って拾い、スパイクを続けて打ち込み、25-22と一気にポイントを重ねてセットを奪い返すことができました。何回も練習した形が試合に活かされました。
最終3セット目は、両チームとも疲れが見え始めてきました。相手チームは6人ぴったりのチームで交代できません。安房高校も先発の7人にみんなが願いを託し、交代なしのガチンコ勝負を挑みます。安房高校は相手エースを徹底マーク、それでもスパイクを決めてくるところはリスペクトしかありません。私たちは、「勝って県大会に出たい。」と思う気持ちの強さが勝負の分かれ目だと、試合前から意識して練習してきました。今こそ、その成果を出す時とばかりに、コートにいる6人だけでなく、ベンチも、応援する1年生も、一体になってプレーし続けました。11-6になり、余裕を持ってコートチェンジできると思ったのですが、反撃されて、なんとか13-12でコートチェンジ。粘る相手の攻撃を好調のサーブで封じ込め、最後はエースのYさんの強打、ブロック、強打の3連続ポイントで25-19とこのセットを制して、セットカウント2-1で勝つことができました。代表決定戦に勝ったことで、県大会へコマを進めることができました。
応援していただいている保護者の皆さん、関係の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。県大会でも力の限りプレーできるよう頑張ります。引き続き、応援よろしくお願いします。