女子バレーボール部 県総体ベスト32入り
令和6年6月15日(土)・16日(日)に行われた、千葉県高等学校総合体育大会バレーボール競技の結果をお知らせします。安房高校は、1回戦はシードのため2回戦から試合が始まりました。最終結果は3回戦で優勝候補の習志野高校に善戦したものの敗れて、県ベスト32でした。
15日(土)は紫陽祭2日目の一般公開の日でしたが、これまでの練習の成果を発揮すべく、後ろ髪を引かれながらも、部員27名全員でマイクロバスに乗り込んで出発しました。初戦の相手は、四街道北高校に2‐0のストレート勝ちをして勢いのある東京学館浦安高校になりました。相手チームは1試合して、体も温まって、精神的にも乗ってる状態です。一方で、安房高校はアップ不足と緊張感から思ったように力が出せないのではないかといった心配がよぎりました。それは取り越し苦労でした。選手たちは、今までの経験から、しっかりと、体と心の準備をしてゲームに入っていくことができました。1,2セットとも序盤からミスなく攻撃を繰り出し、連続して得点をしていき、25-8,25-11で連取、2-0のストレート勝利を収めました。マッチポイントを決めたのはピンチサーバーで出場した3年生のANさんのサーブポインでした。3回戦は翌16日(日)習志野高校と対戦することが決まりました。
16日(日)会場の鎌ヶ谷高校には2回戦を勝ちあがった32チームのうちの8チームだけが集まり、8:30から一斉に練習が始まりました。(どのチームも大きくて、元気のある練習で、一瞬にして体育館の中がヒートアップしました。)部員数27人は決して少なくはありませんが、他のチームと比べるとやや迫力不足です。しかし、ただ負けるために来たのではありません、日ごろの練習の成果を発揮して、自分たちが今、持っているもの全てで、どこまでも勝利を目指して頑張りました。(試合が終わったら、『もう立てない。』『動けない。』までやるよー!)
1セット目、相手チームのサーブミスにも助けられて、連続得点を許さず、キャプテンのSさんのスパイクも決まり、12‐13で給水タイムを迎えました。ところが、ここまで上手く機能していたレセプションが乱れ始めて、連続して失点、相手ピンチサーバーにもレセプションを崩されて、一気に流れが習志野高校に傾いてしまい、反撃が上手くいかず、15‐25で1セット目を落としてしまいました。
続く2セット目は、レセプションの立て直し、ブロックとディグのポジションを調節し、サーブの狙いを徹底しようと話し合い、臨みました。出だしはレセプションが崩されてもラリーで粘り、なんとか3-5と踏ん張り、ピンチサーバーとして3年生のTNさんを投入サーブポイントをあげる大活躍で6‐5と逆転のきっかけに、その後もセンターからの速攻、ライトからのスパイクとレフトのハイセットをしっかりと打ち切り、13-9とリードして給水を迎えました。ここからは一進一退の展開に、習志野の両サイドからのストレートコースを安房がレシーブで凌ぐか、決めるかの応酬になり、ついには16‐16と追い付かれてしまいました。ここで流れを変えるためにセッターをRさんから同じ3年生のKHさんに交代。ここでもレフトからのハイセットを決め切り、1セット目に崩された相手チームのピンチサーバーのサーブを1本でサイドアウトを取り、20-18。最後の5点をどちらが先に取るかの勝負に持ち込みました。しかし、ここから4本連続でスパイクを決められて20-22と逆転されてしまいました。ここで強打を打ち込んでくるチームはやっぱり強いです。こちらも反撃を試みますが、最後に2本のスパイクミスが出てしまい、万事休す。21-25でセットを失いました。
結果は3回戦習志野高校に0‐2のストレート負け、県ベスト32で終了となりました。今まで3年生の保護者の皆さまには、たくさんの応援をいただきました。ありがとうございました。今大会をもって3年生は部活動に一区切りをつけることになりますが、今までよく頑張ってきました。その結果が、今回の結果に繋がったと思います。これからは、次の目標に向けてしっかりとチャレンジしてほしいと思います。お疲れさまでした。1・2年生は先輩を見習って新チームを始動してほしいと思います。保護者の皆さまや関係者の皆さま、遠くまで応援に来ていただきありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします。
PS.3月に卒業したみんなが応援に来てくれたおかげで、特に3年生は力強かったと思います。ありがとうございました。大学生活をEnjoyしてくださいね。