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「大学での学び」を体験しました。

 2月22、23日に館山市内で、明治大学情報コミュニケーション学部内藤ゼミナールが一般開催されました。社会人や大学生、地元高校生約25名が参加し、本校からも5名の生徒が参加しました。

 このゼミは、「批評理論」を専門としており、社会と文化に焦点を当て、人文科学や社会哲学的アプローチを用いて世界の構造を明らかにし、批評することを目的としています。

 今回のテーマは、「社会に与えられた何者かではなく、自分が望んだ何者かになるには」でした。フランスの哲学者ミシェル・フーコーの提唱する「生権力」と、アメリカの比較文学研究者ジュディス・バトラーの「パフォーマティヴィティ」についての講義を受講し、絵画の作成というグループワークを通じて社会における自身の望む姿を追究していくという構成立てで、異なる世代や価値観を持つ参加者が協働する姿が印象的でした。

 この学びが「なりたい自分になる」一助になったことを期待しています。