女子バレーボール部 茂原カップ結果報告
私たちは、令和7年1月12日(日)・13日(月)に茂原市で行われた第41回茂原カップに参加してきました。今回はその結果をお知らせします。
12日(日)は長生高校で予選リーグ戦を2試合しました。予定では3試合でしたが、棄権したチームがあり、3チームのリーグ戦に急遽変更になりました。(体調不良やけがで大会を辞退することになる可能性はどのチームにもあることですので、十分すぎるくらいに注意したいと思います。)試合のほうは、第1試合で四街道高校と、第3試合で東京学館高校と対戦しました。四街道高校は前日に新人戦地区予選を戦ったこともあり、調子が上がらないうちにサーブで崩して、しっかりとスパイクを打ち込むパターンを作り出すことができて、2‐0のストレートで勝利することができました。次の東京学館戦でも、サーブが効果を発揮して、1年生MBのSSさんが連続で16本サーブを打ち続ける展開になるなど好調で、2‐0のストレート勝ちを収めました。その結果、2戦2勝で予選を1位で通過することができて、決勝トーナメントに進むことができました。翌日の決勝トーナメントでは、『決勝まで3試合ゲームをする』が目標です。
13日(月)は場所を茂原市民体育館に移して行われました。普段試合をしたことがないような大きな体育館で試合ができるのは県大会を前に、とってもよい経験です。1回戦では大多喜高校と対戦しました。大多喜高校はガッツあふれる粘りのチームというイメージでしたが、1セットの出だしから得意のパターンに持ち込み、2年生エースのISさんと2年生MBのKYさんのサーブで相手を押し込み、返ってきたチャンスボールをしっかりと攻撃につなげて、連続して得点を重ねることができました。つづく2セットも終盤粘られたものの、サーブで相手を崩すことができて、25‐19で勝つことができて、準決勝へコマを進めることができました。
準決勝は、1回戦で前回大会の優勝チームである中央学院を相手にフルセットの逆転勝ちで勢いのある千葉商業高校との対戦になりました。千葉商業高校は身長高くないものの、よく鍛えられたレシーブと繋ぎ、両サイドからしっかりとコースを打ち分けてくる攻撃力、そして強力な戦術的サーブが特徴です。(簡単に言えば、難敵です。)案の定、ゲームが始まると、相手チームのサーブや攻撃に対応できず、自分たちらしいバレーボールができないまま、あっという間に10‐25で1セット目を失ってしまいました。2セット目は、何かを変えなければ、このまま一方的に押し込まれてしまいます。ということで、2年生に変えて、1年生をスターティングメンバーに大抜擢。それでも2‐5と圧倒的に形勢不利な状況で早くも1回目のタイムアウト。なんとか2年生エースのISさんと2年生MBのKYさんのスパイクで4-5にするものの、ミスが続き、4-9と引き離されかかります。そして、いったんコートを離れて、気合を入れなおした2年生OHのHHさんがコートに戻ると、チーム全体が戦う姿勢(ファイティングスピリッツ)を取り戻し、反撃開始
。取ってはとられる展開に、相手チームのミスも出て、逆転に成功、22-19と一歩前に出たタイミングで千葉商業のタイムアウト。お互いが点を取り合い、23-20ここからは1点ずつ取り合えばセットを取れる展開でしたが、相手チームのブロックとレシーブの粘り強さに得点を奪えずついに同点、そして逆転を許してしまいました。再度同点まで粘るものの、最後は24-26と振り切られてしまい、準決勝敗退となりました。
結果は第3位ということでしたが、この2日間は新人戦県大会に向けた貴重な経験を重ねることができました。試合中のことだけでなく、その前の準備が大切なこと、試合でいい結果を残すために、やらなければならないことが、まだまだたくさんあるということが体感できたことが何よりの収穫でした。この貴重な体験を今後に活かせるようにしていきたいと思います。経験することが一番の勉強です。やってみなければわからないことがたくさんあります。心配でやらないよりも、やって失敗するほうが大きく成長できる気がします。
遠くまで足を運んで応援に来ていただいた皆さん、日ごろから応援していただいている皆さんありがとうございました。新人戦県大会に向けて、また明日からがんばります。引き続き応援よろしくお願いします。