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女子バレーボール部 伊勢田カップ結果報告

 11月16日(土)・17日(日)の2日間、冨浦体育館と富山ふれあいスポーツセンターを会場に行われた『第10回伊勢田カップ』の結果をお知らせします。最終成績は中央学院高校が安房西高校を破り初優勝に輝きました。私たち安房高校女子バレーボールチームは、優勝した中央学院高校と準決勝で対戦したのですが、惜しくも0‐2で敗れて第3位という結果になりました。ほぼ地元ということで多くの保護者や関係者の方々に応援に来ていただきました。2日間、ありがとうございました。

《第10回伊勢田カップ最終成績》

16日(土) 於冨浦体育館

 初日は、予選グループ戦が行われて、Dグループは千葉黎明、木更津、実籾そして安房の4チームから上位2チームが翌日の決勝トーナメントに進むことができる組み合わせで、3試合を行いました。初戦は春高バレー千葉県大会2次ラウンドに出場し、1回戦を勝ちあがっている千葉黎明高校(今大会の実質シードチームの一つ)との対戦になりました。

 試合が始まると、キャプテンのISさん、エースのISさん、KYさんのサーブが決まり、連続して得点を重ねて、一気に25対5で1セット目を勝つことができました。しかし、2セット目は、黎明高校のスパイクが連続で決まり、0対5と1セット目とは全く逆の展開でスタートすることになってしまいました。それでも、サーブ権を取ると、そこからは、1セット目と同様、サーブで相手のレシーブを崩して、チャンスボールからの攻撃をきめて、逆転。25対14で2セット目を連取し、2対0のストレート勝ちを収めました。

 2試合目は木更津高校と対戦しました。木更津高校とは何度も連習試合で対戦していて、チームの特徴をお互いがわかっているので、序盤から競り合う展開になりました。それでも8対8から1年生ミドルのSSさんのサーブが走り、続くライトに入ったHNさんのサーブも効果を発揮して、いっきに20対10と引き離し、最後は選手交代で入った1年生ミドルのYMさんのブロード攻撃が決まり25対14で先取。続く2セット目も、この調子で勝ち切りたかったのですが、思うように攻撃を組み立てられずに、ミスを重ねてしまいズルズルと点差を広げられてしまい15対25でセットを落としてしまいました。勝負のかかった3セット目は、3対3まで競り合いましたが、今大会サーブが絶好調のレフトのISさんのサーブをきっかけにリードを広げてそのまま流れを渡さずに15対7で勝ち、2勝目を挙げることができました。

 続く3試合目は、実籾高校と対戦しました。実籾高校とは初めての対戦ですが、すでにお互い2試合を終えていて、実籾高校もチームの様子も確認できていたので、対策を考えてゲームに臨むことができました。その甲斐あって1セット目からサーブで押し込み、チャンスボールから早く攻める展開ができて25対10で先取。続く2セット目も相手のミスに乗じて得点を重ねて、25対16で取ることができ、2-0のストレート勝ちすることができました。ここで、予選リーグを3戦全勝1位で通過することを決めることができました。

17日(日) 於富山ふれあいスポーツセンター

 決勝トーナメント1回戦は君津高校と対戦しました。君津高校は、1日目の予選リーグ戦で2位でしたが、1位の東海大市原望洋高校に対して、1・2セットともデュースの大接戦の末に敗れた力があり、勢いのあるチームでした。ただし、この日に限っては、主力選手の何人かが資格試験の関係で参加することができなかったようでした。そのせいもあったのか、1セット目の立ち上がりにミスしてしまい5対0と絶好のスタートを切ることができました。その後も順調に得点を重ねて、25対11で先取。2セット目もその流れのまま連続得点を重ねることができて、25対12で勝つことができ、準決勝進出を決めることができました。この試合では、昨日の試合では思うような活躍ができずに悔し涙を流した留学生のBさんも、途中交代で出場して活躍してくれました。

 今日の目標は『3試合する』です。その為にも何がなんでも、石にかじりついてでもこの準決勝は勝ちたい。という気持ちを全員で確認して中央学院高校との準決勝に臨みました。

 1セット目、1年生ミドルのSSさんのサーブポイントから幸先よくスタートし、サーブポイントを取られても2年生のISさん、KYさんのスパイクで2点を加点して流れをつかみかけたのですが、サーブやスパイクのミスと相手の強力サーブで逆転を許してしまいました。その後は一進一退を繰り返すものの、徐々に差を広げられて、12対18に、ベンチとしては何か手を打ちたいということでセッターの交代を準備しました。すると、KYさんのサーブとSSさんのスパイクが決まり、相手チームの早めのタイムもありましたが、18対18と追いつくことに成功。セッター交代で勢いを増したいところでしたが、反撃もむなしく、最後は相手エースに3連続でスパイクを決められてしまい、21対25で落としてしまいました。続く2セット目は、どうしても取りたいところでしたが、5連続でサービスポイントを取られてしまい、序盤から点差を引き離されて、1対8と苦しい展開になってしまいました。その後も反撃が単発に終わってしまい、一方的な展開のまま14対25で敗れてしまいました。

 今大会の最終成績は第3位で、収穫もたくさんありました。しかし、それ以上に多くの課題が、はっきりと見えた実りのある2日間でした。この経験を活かして、今後の練習に取り組み新人戦に向けてしっかりと練習していこうと思います。引き続き応援よろしくお願いします。