千葉県立安房高等学校 剣道部

【活動方針】
創部以来の伝統と栄光の歴史を受け継ぎ、全国制覇に足る実力を身につけるため、日々の稽古に全力で取り組み、大会・遠征等にも積極的に参加する。同時に生涯剣道の下地を養う。
道場に掲げる「剣学一如」の実現を目指し誇れる高校生活を送る。
 
【活動時間】
週6日(平日:16:15~18:30 土・日・祝日:8:30~12:00) 月曜日:休み
※朝練習は実施していません。
※長期休業中の遠征・合宿・連休あり。
※特別進学クラスに在籍している部員もおり、通塾も可能です。
※電車・バス等の時間の制限がある場合は配慮しています。
 
【剣道部員出身中学校】
館山中(旧館山二中、館山三中)、安房東中、房南中、富山中、三芳中、嶺南中、鋸南中、富浦中、天羽中、君津中
(敬称略、順不同)
 
【令和6年度剣道部顧問】
岩切勇人(保健体育科)、山口宗一郎(地歴公民科)、伊藤悟(数学科)
 
【中学生の皆様へ】
本校剣道部に興味を持っていただき、ありがとうございます。
稽古に参加を希望される際は中学校の先生に相談の上、ご連絡をお願いいたします。
日誌

剣学一如

R5年度卒業生インタビュー(剣道部)

R5年度卒業生 佐藤葵(宇都宮大学)

副主将 戦歴:関東大会ベスト16,関東予選千葉県大会3位・6位,黒潮旗優秀賞・優秀選手 等

R5年度チームの副キャプテン、チームの中堅として関東大会をはじめとした各種大会で活躍した佐藤葵さん。

国立大学合格を果たし、剣学一如を実践した佐藤さんにインタビューに答えてもらいました。

 

【部活と勉強を両立するコツ】

私は時間の使い方を意識していました。学校に行く前には単語帳を見たり、授業ノートを見返していました。帰ってきてからは、「これだけは必ずやる」と決めて勉強していました。特に、その日の授業の復習に時間をあてていました。

そうすれば、わからないことは先生に聞く、苦手なところはとにかく問題を解くというように、自分が何をするべきかを考えることができます。そして、勉強と剣道の切り替えをしっかりすること。私は一気に集中するタイプだったので、勉強する時は他のことを気にせずにとことん勉強して、剣道やる時は剣道のことだけを考えていました。切り替えをしっかりして、効率よく時間を使うことが部活と勉強の両立につながると思います。

【部活で思い出に残っていること】

私は部活の全てが思い出です。毎日、強くなりたい、勝ちたいという思いをもった仲間と素晴らしい先生方の指導をいただきながら稽古に励みました。自主練では足りない部分を補うために、納得のいくまで練習をしました。また、仲間とご飯に行ったことや道場で大爆笑したこともたくさんあります。

男女関係なくみんなが仲良くて、とにかく笑いが耐えません。苦楽を共にした仲間や先生と、些細なことで笑いあったこと、必死に練習したこと、

合宿後にみんなで海に入ったことなど3年間で数え切れないほどの思い出があります。苦しいこともありましたが、それよりも楽しかったなという気持ちの方が大きいです。本当に充実していてどこよりも最高の部活です!大学生になった今も、あの青春をもう一度味わいたいと思うほどです。

【後輩、安房高剣道部への入部を考えている人へのメッセージ】

安房高校剣道部の一員として過ごした3年間は、色々なことを経験し、人として大きく成長することができたと自信をもって言えます。

何をしても上手くいかない時や壁にぶつかることは誰でもあります。でも諦めずに、粘り強く、努力し続ければ必ず花は咲きます。私自身も、心をぶらさずに強い意志を持って、勉強や剣道で努力し続けました。

また、いつもそばに剣道部の先生方がいてくださいます。困ったら1人で抱え込まずに、なんでも相談してみてください。私も先生にたくさん話を聞いていただき、何度も勇気をもらいました。今の自分があるのは、間違いなく先生方のおかげです。

私は、勉強と剣道に思う存分打ち込めるのが安房高剣道部だと思います。自分の求めているものに近づけるように、なりたい自分になれるように、どこまでもいけるんだという気持ちをもって、充実した3年間にしてください!そして、3年後心身ともに大きく成長した姿になってほしいです。応援しています!!

卒業生を送る会(剣道部)

3月6日、卒業式ののちに剣道部の卒業生を送る会が行われました。

 

今年度の剣道部の卒業生は男子3名、女子5名の計8名

壇上で今後の目標や後輩への激励、保護者の方々への感謝を伝える姿は

高校生活3年間の成長を感じさせる立派なものでした。

 

絶対的な大将を務めた両主将、剣学一如を体現した先輩、ムードメーカー、優しい先輩…

1,2年生からは眩しく感じることもあった卒業生たちですが、

彼らも同じように先輩たちに憧れ、目指し、成長してきました。

来年・再来年の送る会では現役生が胸を張って巣立っていけるように

「今」を大切に高校生活を送っていきましょう。

 

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

全員が卒業後も剣道を継続してくれることが部としても大変うれしいです。

それぞれの道でこれからも活躍を祈っています!

 

 

寒中水泳(剣道部)

1月20日(土)、大寒の日に館山市主催の寒中水泳が行われました。

始まりは安房高水泳部の冬の伝統行事であり、剣道部は野球部・水泳部とともに参加しました。

 

安房高校から北条海岸までの道のりを応援歌を歌いながら列を作って歩き、

海岸では、古くから伝わる天突き・舟漕ぎの2つの体操で心を1つに体を温めました。

 

入水の太鼓が鳴ると走りながら真冬の海に飛び込み、各部が部旗を囲みながら円を作りました。

やがて、3つの円は徐々に形を変えて最後は安房高校で1つの大きな円を作り上げました。

 

困難に立ち向かい、真冬の海に挑んだ一歩や

海の中で仲間と手をつなぎ歌った校歌はいつまでも覚えているはず。

忘れられない思い出になるとともに、道場の外にも強くなる方法は無限にあるということを学ぶことができました。

  

開催に携わっていただきました皆様。天突き・舟漕ぎの指導をはじめ応援頂きましたOB・OGの先輩方。

誠にありがとうございました。

国際武道大学寒稽古(剣道部)

1月6日から3日間、勝浦の国際武道大学の寒稽古に参加させていただきました。

 

大学生はもちろん、全国大会常連の強豪選手、ご高名な先生方にも胸を借りることができ貴重な経験となりました。

"早朝に防具を担ぎ、寒空の中で道場へ向かい、自分に負けない強い気持ちで己を鍛える”

武道における寒稽古の意義に立ち返ることのできた3日間でしたね。

春に向けて、己を高めていきましょう。

国際武道大学の皆様、日本武道館研修センターの皆様、誠にありがとうございました。

 

勝浦の自然の中でトレーニングも行いました。

 

夜は勉強…文武両道!!

 

安房高剣友会初稽古

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

1月2日(火)に安房高剣友会の初稽古が安房高校体育館で実施されました。

本年も錚々たる先生・先輩方に元に立っていただき、現役の部員たちも多くの先輩方の胸をお借りすることができました。

100人を越える剣士が一堂に体育館に集まり、稽古をする姿を拝見していると先輩方の築かれた歴史と伝統を私たちも犇々と感じさせられます。

岩切先生の挨拶にもあったよう一歩でも先輩たちの姿に近づけるよう日々精進を重ねていきましょう。

ご参加いただきました先輩方、誠にありがとうございました。

 

千葉県新人体育大会剣道大会

11月25日・26日に千葉県新人体育大会が行われました。

 

男子団体戦は1回戦をシード、初戦となった2回戦の千葉経大附属戦を4-1で勝利、3回戦の志學館戦は先鋒・渡辺朱の胴、次鋒・影山の二本勝ちでペースを握り3-2で勝利しました。

ベスト8をかけた4回戦はBシードの茂原北陵と対戦。先鋒・次鋒で1-0の展開を作ると中堅・島田の二本勝ち、副将・渡辺有の面で勝負を決めることができました。準々決勝ではAシードの木更津総合高校と対戦するも0-3で敗れ、ベスト8となりました。

 

女子団体戦は1回戦の昭和学院秀英戦を先鋒・島野の一本勝ちを皮切りに大将・石井まで勝利し5-0で勝利しました。

2回戦で幕張総合と対戦、田中・鍛屋の2年生2人で一時試合をひっくり返すも本数差で1本及ばず惜敗となりました。

 

男子が敗れた木更津総合高校は準決勝も勝利し、全国高校選抜大会への出場を決めました。来春に向け、どうすればよいのか1人1人がしっかりと考え冬の鍛錬期を1日1日を大切に過ごしていきます。

応援いただきました保護者の皆様、OBOGの先輩方、学校の皆様、誠にありがとうございました。

 

〈八幡への必勝祈願〉

夏の活動(剣道部)


まだまだ暑い日が続きますが、9月も中旬、
新チームとなり、2か月が経過しました。

夏休みは昨年度は実施することのできなかった合宿所に宿泊しての合宿を実施しました。
大学生を中心にOB・OGの先輩方にたくさん足を運んでいただき、充実した稽古をすることができました。
卒業したあとも足を運んでくださる先輩方、本当にありがとうございます。
昨年度の卒業生はほぼ全員が足を運んでくれて、後輩たちを鍛えていただきました。

   

試合に関しても、大学主催の大会・錬成会に数多く参加させていただきました。
全国の強豪校と試合をさせていただく中で足りない部分も見えてきました。

  

夏得た1つ1つの経験が11月の新人戦で生かせるように、日々鍛錬
「実りの秋」を迎えられるよう頑張っていきましょう!!

総合体育大会(剣道部)

「北海道へ」を合言葉に挑んだ総体予選。

6月23日、24日に夢を叶えることは残念ながらできませんでした。
敗戦直後は選手もサポートの選手も、スタッフも、保護者の方々も
全身の力が抜け、涙が止まりませんでした。

しかし、男子・女子ともに目指してきた剣道、鍛えてきた姿を晴れ舞台で披露することはできました。

「出し切れない」「腹が括りきれない」と自問自答し続けた男子
最後の試合は勝負に懸ける思いが迸る、これまでで一番気魄の乗った試合でした。

「攻めの剣道で勝つ」を目指した女子
どの試合も先鋒から大将まで有効打突を狙い続ける剣道を貫いてくれました。

「やればできるを感じるためにいい思いをしてほしい」
残念ながら笑顔で夏本番を迎えることはできませんでした。
北海道を目指し一緒に進んできた3年生がここから歩く夏の道は1人1人異なります。 
けれど、全員が道場で学んだことを胸に目標に向けて努力をしてくれることを信じています。

応援いただきました保護者、OB・OGの先輩方、誠にありがとうございました。

 

総体決起集会(剣道)


6月18日、保護者の皆様のご厚意で総体前の決起集会を開いていただきました。

海を見ながら一緒に食事をし、語らい、海へ飛び込み…(笑)
寒中水泳の時と同様に海を見ると飛び込まずにはいられない部活です。

保護者・選手・スタッフと改めて「チーム安房」の団結を感じた1日でした。
保護者の皆様、本当にありがとうございました!
   

文責:山口

総体第2地区予選(剣道部)

527日、館山総合高校水産校舎にて総合体育大会千葉県予選会の第2地区予選(個人戦)が行われました。
(
男女団体戦は先日の関東予選にて男子がベスト16、女子が6位となっているため免除となり、今回の予選は個人戦のみとなります。)

上位5人が県大会の出場権を獲得する本大会
男子個人戦は主将の木村が優勝し、県大会の出場権を獲得しました。
木村(勝浦中出身)は前回の関東予選に続く出場となります。強豪選手が揃うこの地区を勝ち抜いたことを自信にインターハイ出場を狙います。

女子個人戦、押元(館山中出身)はベスト8まで勝ち上がり、順位決定戦も出場権獲得がかかる5位決定戦まで駒を進めましたが、
昨年度の千葉県総体個人予選でも上位進出を果たしている翔凜高校の佐藤和選手に延長で敗れ、出場権獲得はなりませんでした。
女子は今週末の関東大会に向け、この日の課題と向き合い上位進出を目指していきます。
応援に足を運んでいただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。

  

文責:山口