農高日誌


2020/11/04

ノーベル平和賞と食・・・・!

Tweet ThisSend to Facebook | by asahi-ah
 10月9日(木)、ノーベル平和賞が国連世界食糧計画(WFP)へ送られることが発表されました。満足に食事をとることができずに飢えで苦しむ人々の数が、世界中で1億人を超え存在するのだそうです。その多くは紛争地域に居住しており、気候変動や人々の対立による経済の悪化に加え、新型コロナウィルスの流行がさらに飢餓状況を悪化させているのだそうです。感染症の拡大にともなう学校の休校により、1日における唯一の食事であった学校給食がなくなったことが原因だとか・・・・。

  
 昨年は88か国で9700万人の人々へ食料を届けました 事務局長のデビット・ビーズリー
 <WFPの活動理念>
 WFPは、イタリアのローマに本部があり、食糧欠乏国への食糧援助と天災などの被災国に対して緊急援助を施すことで、経済・社会の開発を促進する国際連合の機関です。15年後には飢餓で苦しむ人をゼロにすることを目標にして、活動してます。

  
 ソマリヤ難民・・・・紛争地域では子どもに直接被害が及びます、取材で現状を訴える広報担当者
  
 東日本大震災の際の救援物資・・・・WFPが1年で支援する食料より多い食品が、日本で1日に捨てられています!
 食の生産を担う者として、食品を無駄に破棄することは厳に慎みたいものですね!

  
 食料の心配がないことは、とても幸せなことなんだと気づかされます・・・日本からも支援が!(画像:WFPより)

 <ノーベル賞とは・・>
      
 受賞者へ贈られるメダルと、・・・・・・・・・過去の受賞式の様子

 【ノーベル賞設立の由来】
 ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言によって1901年から始まり、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の5分野と経済学(+1分野)を合わせた6つ分野で顕著な功績を残した人物に贈られます。
 賞設立の遺言を残したアルフレッド・ノーベル(1833年10月21日 - 1896年12月10日)は、スウェーデンの発明家でダイナマイトをはじめとする様々な爆薬の開発・生産により巨万の富を築きました。爆薬や兵器によって富を築いたノーベルに対し、批判的な目を向ける人も一部存在しました。
 転機となったのは、1888年に兄のリュドビックが死去しことを勘違いしたフランスのある新聞が「死の商人、死す」との見出しで報道して、ノーベル自身が自分の死亡記事を読むことになった事件です。これを機に、死後の自分が人々に「どのように記憶されるか。」を考えるようになったそうです。
 1896年12月10日に63歳でノーベルは亡くなりますが、死の1年以上前の1895年11月27日にパリのスウェーデン人・ノルウェー人クラブにおいて署名されていた遺言に、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする。」と書かれていたそうです。
 彼の遺志を継ぐためにラグナル・ソールマンとルドルフ・リリェクイストが、ノーベル財団設立委員会を結成して賞設立の準備を行い、賞の名前はノーベルを記念してノーベル賞とされたのが始まりです。ちなみに、ノーベル賞の授賞式は、彼の命日に当たる12月10日に行われますが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため見送られることとなりました。 
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