本日のLHRの時間、１年生は体育館で「沖縄事前学習」を行いました。これは、来年度の修学旅行の行き先として予定されている沖縄について理解を深めるために企画されたものです。

用意したワークシートを使って、クイズ形式で楽しく学びました。問題は沖縄の地形、文化、方言など多岐にわたり、クラスメイトと話し合いながら答えを考えていました。

初めて知ることや驚きの発見も多く、沖縄への興味と期待が一層高まった様子です。これからの学びを通して、修学旅行本番に向けて準備を進めていきます！

本校の教員基礎コースでは、将来「教える仕事」に関心をもつ生徒を対象に、教育現場で役立つ実践的な経験を積む機会を設けています。今回から３週間にわたり、高校１年生から３年生までの受講者１３３名が、火曜７限の時間に「模擬授業」に挑戦します。

模擬授業は、実際の教員採用試験の２次試験を参考に、５分間で授業の「導入」を行うという内容です。生徒は、自分で校種・学年・教科を自由に設定し、教材や黒板の使い方、話の展開を考えながら授業を構成しました。

主要５教科はもちろん、保健や図画工作など、個性豊かな授業も数多く見られました。「秋の訪れを絵にしてみよう（小学校の図画工作）」「自転車の交通マナーを学ぼう（中学校の保健体育）」といったテーマは、聞いている側にも新鮮で楽しい内容でした。

受講者は６グループに分かれ、各グループで７～８名ずつが授業を担当。互いに授業を見合いながら、所定の用紙にフィードバックを記入します。授業の導入を考える中で、「どうすれば生徒の興味を引けるか」「どんな問いかけをすれば考えを深められるか」など、教師に必要な工夫や姿勢を実感的に学ぶことができます。

また、この活動を通して学べるのは教科指導の方法だけではありません。アイコンタクトや声の大きさ、話し方の抑揚、身振りなど、プレゼンテーションにおける表現力も身につきます。

教科書の内容に沿った形で授業を進めますが、導入の方法は十人十色。ICTを駆使したり、お手製の道具を用意したりと、工夫が随所に見られました。

最初は緊張している様子を見せていた生徒も、次第に慣れてきて自信をもって話している姿が見られました。また、授業を受けている生徒たちも積極的に授業に参加しており、説明にうなずいたりペアワークを楽しそうに行ったりしていました。

この模擬授業は、生徒たちが「教えることの楽しさ」と「伝える力の大切さ」を体感できる貴重な学びの場となります。将来、教育の道を志す生徒はもちろん、人前で表現する力を伸ばしたい人にも、大きな成長の機会となっています。

この日は、北海道教育大学、北海道釧路江南高等学校、そして我孫子市立第一小学校より先生方がお見えになりました。本校以外の先生方にも模擬授業を展開する機会に恵まれました。

次回の教員基礎コースは来週１８日。この日と翌週の２５日で模擬授業を実施します。来週はどのような授業が展開されるでしょうか。とても楽しみです！

本校では、高校１年生から３年生までを対象に「進学補習」を実施しています。主要教科である国語・数学・英語を中心に、月曜日の７時間目に行われるこの補習は、今回で８回目を迎えました。

通常の６時間授業を終えたあとにもかかわらず、参加した生徒たちは、自分の進路希望を実現するために意欲的に学習に取り組んでいます。教員の丁寧なサポートのもと、苦手分野の克服や入試に向けた基礎力・応用力の向上を目指しています。

気温も低くなり、澄んだ空のもとで日が暮れる時間帯も早くなってきました。進学補習が終わる時間帯には、校舎からは手賀沼に夕日が沈む様子が見られました。富士山の姿もくっきりと見える美しい景色に、冬の訪れがすぐそこまで来ていることを実感します。

１１月７日（金）、ALTとの英語の授業が行われました。本校では、主に１年生の全クラスを対象に、定期的にALTとの授業を行っております。

この日は新出単語を使った「ビンゴゲーム」を行いました。個人戦で、何回戦か行うことで、単語の理解を定着させる狙いがあります。それと同時に、生徒たちは楽しみながら英語に触れていました。

１１月６日の５・６時限目、本校体育館にて高校１年生による合唱コンクールが開催されました。

多くの中学校で行われている合唱コンクールですが、我孫子高校での実施となると近年では記録がありません。１年生は新しい試みを行ったことになります。

各ホームルームがそれぞれ選んだ曲を披露し、この日のために放課後や昼休みを使って練習を重ねてきました。指揮者や伴奏者を中心に、クラス全員が心をひとつにして取り組んでいました。

当日はPTAの方々にもお越しいただき、体育館にはいつも以上に温かな雰囲気が広がっていました。合唱が始まると、生徒たちの真剣な表情と響き渡る歌声が会場を包み込みました。

最優秀賞はH組。この賞に加え、「金賞」「銀賞」「銅賞」に分けて表彰されました。しかしながら、どのクラスの合唱も、それぞれの個性や努力が感じられる素晴らしいもので、終演後には大きな拍手が体育館に響き渡りました。

集計作業の最中には、教員バンドが曲を披露しました。普段、教室内で見せるものとは異なる姿を目の当たりにし、体育館の中は大変盛り上がりました。

仲間と声を合わせて一つの音楽を作り上げたこの経験を通して、クラスメイトとの絆も強くなったことでしょう。