校長室だより

誰も知らない我孫子高校16

校長室で書類に目を通していると、背中で生徒のはしゃぐ声が聞こえてきました。
校長室に面した校庭に目をやると、一年生の2クラスが合同でレクレーションをやっているようです。
懐かしい「アメリカ横断ウルトラクイズ」にならって、〇×陣地に移動してクイズに回答したり、
クイズの答えを手持ちのボードに書き相手チームとトラック半周競争して、回答したり、体力知力を総動員していました。
一年生は来年度沖縄修学旅行に行くことが決まっているので、沖縄に関する学習の一環としてのクイズ大会でした。
「沖縄県に沖縄市はある、〇が×か」「沖縄復帰は1972年である、〇か×か」「沖縄出身のあらがきゆいを漢字で書け」等、
硬軟織り交ぜてのクイズで生徒は楽しんでいました。勝者はお菓子を手に入れたようです。

誰も知らない我孫子高校15

年が改まり、中学生にとっては受験シーズンが本格化しました。
様々な不安に陥りがちな時期ではありますが、
試験の直前まで力は伸びるものです。自分を信じてください。
応援しています。
さて、17日にトップページでも紹介した通り、教員基礎コースの冬季集中講座報告会を実施しました。
12月の集中講座で学んだものの中から関心を抱いた内容をピックアップし、発表するというものです。
ざっとみたところ、「授業づくりの基礎基本」「特別支援教育の視点から」を
発表テーマにしている生徒が非常に多かったです。
前者は、主体的な学び、双方向、焦点化といった、我々教員が日ごろから実践すべきスタンスであり、
生徒が自ら得た知見として発表することは我々の背筋を伸ばすのに十分でした。
後者は、特別支援教育の視点は特別な人間に対するまなざしではなく、すべての人間にとって優しい普遍的なものであり、
今後教員になる人間としては学校種にかかわりなく重要な視点だ、ということです。
いずれ彼らが教員の後輩になると思うと、頼もしくもあり、私も彼らを導くに足る教員であろうと強く感じた時間でした。




誰も知らない我孫子高校14

11月20日(日)に本校が属している若松地区の防災訓練が行われました。
前日が暖かかっただけに、雨が時折ポツポツ降る曇天では12月並みの寒さがこたえました。
災害は時を選びませんので、訓練日和であったとも言えます。
我孫子消防署の方がわかりやすく消火器やAEDの使用方法を実演してくださったり、
消防団の方がきびきびと放水までの流れを見せてくださいました。
本校からはソフトボール部を含む9名の生徒が参加し、
胸部圧迫等の体験をしました。冷え切った体に暖かい豚汁のご褒美はありがたかった!
学校と地域が互いを知る機会として大変有意義な日でした。

誰も知らない我孫子高校13

 本校は特色ある道徳教育推進校に千葉県教委から指定されて2年目になります。
高校生という発達段階に応じた「道徳を学ぶ時間」とはどうあるべきか、議論を重ねてきました。
在学中に成人年齢を迎える高校生ですから、
社会の一員としてより良い社会を形成するため社会参画への興味関心を持つことが重要です。
生徒たちは、これまでSDGsの目標について総合的な探究の時間で学習を進め、社会問題に関心を広げてきたところです。
それを土台として「自己肯定感+私たちの社会との関わり」と題し、11月9日(水)に公開授業を実施しました。
生徒の意見集約・共有にICTを使用する試みも非常に効果的でした。スマホを通して一層自由に表現する生徒に驚きました。
近隣の小中学校から参観にいらっしゃった先生方と意見交換もでき、有意義な公開授業でした。                   

誰も知らない我孫子高校13

急に寒くなりました。
天候の急変になかなか体がついていかないなと感じています。
これを読んでいくれている方の中には受験生もいると思います。
規則正しい生活を続けて、徐々に秋の体へ慣らしていきましょう。
さて、先日10月4日、本校教員基礎コースで、1年生「学級目標を考えよう」、
2年生「模擬授業をしてみよう」、3年生「掲示物を作ろう」という学年企画を
実施しましたが、
そこに、文部科学省総合教育政策局から教員養成の担当者5名が視察に来校しました。
教員のなり手不足は深刻であり、政策を検討する上で参考にしたい、ということでした。

高校時代から教員の基礎について学べるのは、本校の特色である教員基礎コースならではです。
今から教員を目指している中学生がいましたら、我孫子高校で学ぶことを選択肢に入れてみませんか?