電気科

本校の電気科の特徴は、「資格取得」、「ICT教育」、「進路指導」に絶対の強みを持っていることです。

基本的な電気・電子の技能を持ちつつ、Ofiiceソフトウェアの使い方、デザインの基礎、プログラミングと幅広い知識が身に付きますので、大幅なキャリアアップが望めます。電気科では、1年間に実技を伴う実践的な授業(実習)を90時間以上実施することで、普通高校の物理で学ぶ電気を、より詳しく、より分かりやすく学ぶことができます。また、実際に企業で利用されている発電機や産業用電動機(モーター)を扱いますので、就職はもちろん、大学に入っても「学んでいることのイメージが掴める」学習体系になっています。

工業高校で学ぶ電気とは
高校で学ぶ「電気」とはどのようなものでしょうか?
電気は、普通高校では「物理」の授業で、工業高校では主に電気科で学びます。  電気は、紀元前より琥珀と毛皮を擦り合せることで発生する「静電気」という形で人類に知られていました。その後、磁石が方位を示すことに利用され、17世紀に地球自身が大きな天然磁石であることが発見されるとともに、「磁気」という考え方が生まれました。  科学者たちは、この「電気」と「磁気」の研究を盛んに行い、電流と磁気には相互関係があることを突き止めます。また化学反応などにより作った電気を貯めておける技術「電池」が発明されると、安定した電力供給が行えるようになり、電気を何かに活かせないかという研究が始まりました。  一つ目の応用は、19世紀に発明された、電気の起こす火花を応用した「人工的な光」です。電池の発明により、安定した電力が得られるようになった結果、この火花を安定して起こす技術も研究され、「アーク灯」が発明されます。現在、私たちが日常何気なく使っている照明は、たったの200年ほど前に出来た技術です。  二つ目の応用は、磁石の反発する力と引き合う力を、電気のプラスとマイナスを変化させることにより制御し、その中心の軸を回転させる装置、すなわち「モーター(電動機)」の発明です。この発明は、電気を「物を動かす力」に変えるという画期的なものです。動物の力や、蒸気を使った動力ではない、新しい動力の発明は、ハイブリッドカーや電車のモーターなどの動力以外にも、洗濯機、携帯電話のバイブ機能など、我々の生活には欠かせないものです。  三つ目の応用は、磁石と電気で物を回転させられるのであれば、物を回転する力と磁石の力により、電気を起こせるのではないかという発明です。これは「発電機」です。この発明により、電気を効果的に生み出すことが可能となり、19世紀の後半にニューヨークで初めての発電所が作られました。また、生み出した電気をより効率的使う方法も研究され、電気を送り出す力である電圧を高くしたり、低くしたりする技術「交流」も実用化されました。  ここまでの、「照明」・「モーター(電動機)」・「発電機」は、いずれもここ200年以内の新しい技術であり、高校で学ぶ電気も、おおよそ、この3つの技術の理論の基礎、応用を学びます。これに加えて、電気を効率的に流す仕組みや、電気を制御し様々な役割を与える方法なども学んでいきます。  工業高校の電気科では、これらの技術を、実技の授業(実習)を通じて学習し、産業の現場でどのように使われているかを学習します。