H28スウェーデンフィールドワークⅡ



◇ 目的 ◇
スウェーデン王国へのフィールドワークを通して、地球規模の高齢化について研究を深める。そのために、充実した事前学習を実施し、スウェーデンの高齢者福祉に関する現地調査に臨む。またスウェーデンの高齢者福祉をテーマにした課題研究を通して、5つの資質・能力(主体性、チャレンジ精神、課題発見力、コミュニケーション能力、異文化理解力)の育成を図る。


◇ 成果 ◇

深刻な少子高齢化や介護職員の不足など、山積する日本の福祉の問題を、どうすれば解決していけるのでしょうか。フィールドワークに参加した生徒の課題研究の一部を紹介します。

「高齢者施設で高校生が笑顔のアルバイト」
山崎愛華さんは、看護師や介護職を目指す高校生や大学生がグループホームでアルバイトしていることを知った。仕事の中心は、利用者と散歩したり一緒にお茶を楽しんだりしてコミュニケーションをとること。「職員は専門性の高い業務に専念でき、高校生は報酬をえながら介護の知識を得られる。日本でも導入できないか」と考えた。
現在、日本の大学の先生や介護施設の職員あらからアドバイスをうけながら、計画を練っている。

  


「地域の介護サービスについて地域住民の理解を深める取組」
赤松瑞樹さんは、ストックホルム市内の多くの高齢者施設が施設の食堂を一般の人々に開放し高齢hさと地域住民が一緒にランチを食べ交流している様子を見ることができました。また地元の地域包括支援センターを訪問したところ、地域に生活する人間が地域にある介護サービスを理解していることが課題であることを知りました。、「高齢者施設の食堂を地域住民などに一般開放し、地域住民が気軽に施設を訪れ、高齢者と一緒に食事をして、交流できる場所を作る」ことは、地域の介護サービスについて地域住民の理解を深める取組として有効ではないかと考えました。

  

「ノーマライゼーション~スウェーデン福祉視察研修で学んだこと」
椎名真規君は、研修を通し、スウェーデンの多彩な介護補助器具の活用を見て、器具を使えば職員の身体的な負担が減らせることを実感しました。「ノーマライゼーション(障害の有無にかかわらず平等に生活する社会の実現)の考え方が浸透し、一人一人が自立している」と驚いたそうです。平成28年11月13日(火) 第61回文部科学大臣杯全国青年弁論大会などに出場しました。、スウェーデンフィールドワークでの経験をもとに、高校生の視点から発見した課題と福祉への想いを綴っています。


【平成28年11月1日(火)】
内藤敏也千葉県教育長をお招きして、スウェーデンで行ったフィールドワークの成果報告会を行いました。フィールドワークに参加した生徒が、課題研究の進捗状況を発表しました。
 生徒の発表したテーマは、次の5つです。
1 ノーマライゼーション~スウェーデン福祉視察研究で学んだこと~
2 地域の介護サービスについて地域住民の理解を深める取組
3 高校生が笑顔のアルバイト~地域の若者に高齢者福祉に対する興味関心を持たせる取組~
4 介護職のイメージアップを図る
5 タイの在宅看護を支えるために
  
スウェーデンに行くことができなかた生徒から鋭い質問が多数出て、返答に困る場面もありましたが、スウェーデンフィールドワークの成果をきちんと報告することができました。